歯磨き粉は口に入れるから天然原料のものを選びたい
みなさんはナチュラル歯磨き粉を使っていますか? 筆者は以前、友人に勧められて気になってはいたものの、近隣の薬局では気軽に買えないことや、そもそもどれを買えばよいか分かりづらいことで後回しにしていました。(値段もちょっとお高いですし……)
でも、歯磨き粉は口の中に入れて使うもの。特に子どもは飲み込んでしまうこともあるので、天然原料のものを使ってみようと、自然派通販コスメサイトなどを中心にリサーチしてみました。
そもそもナチュラルな歯磨き粉って何?
ナチュラル歯磨き粉と呼んでいるものは、化学合成成分などを使わず、植物由来原料をはじめとした天然成分を使用して作られた歯磨き粉を指しています。
中でもオーガニック製品と呼ばれるものは、有機栽培によって作られた原材料を主成分としているもの。認定基準は国ごとに違い、日本ではまだ食品に対しての認定しかありませんが「過去2年間、農薬も科学肥料も未使用の土地で栽培」「化学合成農薬や化学肥料は未使用」「遺伝子組み換え肥料は未使用」などの基準があります。
今回はオーガニック製品だけに限らず、天然原料を使用している歯磨き粉を選び、子どもと一緒に使ってみました!
マイルドな清涼感が気分「Jason natural SEA FRESH」
Jason naturalは、1959年に創業して以来60年以上、植物由来のアイテムを販売してきたアメリカのスキンケアブランド。定番アイテムの歯磨き粉は数種類あり、私が購入したのは「シーフレッシュ」というタイプ。認定オーガニック成分のアロエベラ液汁を配合し、界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)、保存料、人工着色料、人工甘味料、グルテンなどを含んでいません。
繰り出してみるとクリームっぽい色味。これまで使ってきた歯磨き粉は真っ白なものが多かったので「これがナチュラルということか」と妙に納得。
苦手な味だと続けられないかも……と不安に思っていましたが、スペアミントエキスとパセリエキス配合でほどよくスッキリした味で、毎日の歯磨き粉として使い続けられそうです。
Jason naturalのWEBサイト(海外のサイトです)はこちら≫
着色汚れをケアしたい日は「Davids ホワイトニングトゥースペースト」
Davids ホワイトニングトゥースペーストは、100%天然原料の歯磨き粉。創立者のEric David Bussは、自分の使っている歯磨き粉に不健康な原料が多く含まれていることに驚き、専門家とともに研究してこのブランドを立ち上げたのだそう。フッ化物、硫酸塩系発泡剤、人工香味料、人工甘味料、着色料、保存料は入っておらず、動物実験もしていません。
契約ミント農家から直接届くというフレッシュなミントオイルを独自に組み合わせたミントフレーバー。心地よい爽快感があり磨き上がりもスッキリです。天然原料のシリカと炭酸カルシウム配合で、ブラッシングにより歯を白くしてくれるので、着色汚れが気になるときにはこちらを使っています。
Davids のチューブは金属製。天然のミントフレーバーを損なわず、使い終わったらリサイクルも可能です。専用のチューブ巻きがついてくるので、量が少なくなってきたらクルクル巻いて中身が繰り出せます。
さらに、パッケージにはFSC認証*済の紙を採用。環境への意識が高く好感が持てます♪
* 環境・社会・経済の便益に適い、管理された森林から生産された林産物や、その他のリスクの低い林産物を使用した製品に対する認証
DavidsのWEBサイトはこちら≫
子どもには「JACK N’ JILL ナチュラル トュ―スペースト」
子ども用は、天然・オーガニック成分のみで作られているJACK N’ JILLのナチュラルトュ―スペーストを購入してみました。生後6か月から使用でき、飲み込んでしまっても安全な素材を使用しています。フッ化物、界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)、保存料、着色料などが不使用で、動物実験もしていません。
JACK N’ JILLはオーストラリアで生まれたブランド。創業者が初めて子どもを授かったとき、子ども用歯磨き製品に選択余地がない事に苛立ちを覚えたのだとか。そして、自分の子どもや他の子ども達を、必要のない添加物や化学物質にさらしたくないという想いから開発を始めたそうです。
味は、バナナ・ブルーベリー、カシス、ラズベリー・ストロベリー・プレーンの6種類で、最初はプレーンタイプを選んでみました。小学生の子ども達には特に説明もせず、いつもの場所に置いておいたところ、違和感なく使っていました。私も使ってみましたが、ほんのり甘い味くやさしい味。次はフレーバー付きのものを頼んでみたいと思います。
JACK N’ JILLのWEBサイトはこちら≫
iHerbのページはこちら≫
お気に入りのナチュラル歯磨き粉を発掘してみて!
今回選んだ歯磨き粉はどれも発泡剤なしの泡立たないタイプ。スッキリ感が少ないのかなと想像していましたが、むしろ泡が少ないとあせることなくゆっくり磨けるところが気に入っています。また、2つ目のDavidsや、3つ目のJACK N’ JILLは、成分の魅力だけでなく創業者の想いにも共感して愛着が湧いてきます。
ナチュラル歯磨き粉はまだまだ海外の商品が多く、商品サイトに飛んだら英語のみ なんてこともありますが、そこからお気に入りを発掘するのも楽しみのひとつ。気になった方は是非調べてみてくださいね!
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