入園が決まったら、園で販売される幼稚園の“通園帽子”や“カラー帽子”を購入しますよね。
被っている我が子の姿はとても可愛らしいけれど、元気いっぱいの子供たちはすぐに汚してしまいます。今回は、幼稚園指定の帽子のサイズ選びやお手入れのポイント、名前入れなどの基本的な情報から、我が子を見分けるためにとっても便利なカラー帽子のアレンジアイデアまで、知っておきたい帽子のあれこれについてご紹介します。
幼稚園指定の帽子を選ぶ際のポイント
まずは、帽子を買うことになったときのサイズ選びのポイントについてご紹介します。
大きすぎはNG!サイズはぴったりか少し大きめが◎
幼稚園で通園帽子やカラー帽子の購入を指定された場合、まず悩むのがサイズ選び。頭ってどのくらい大きくなるものなのか分かりませんよね。でも、実際は幼稚園の2~3年間でそこまで頭が大きくなるということはないのだそう。採寸の際は、子供にぴったりかやや大きめを選ぶと良いそうです。あまり大き過ぎると帽子で前が見えなくなったり、すぐに脱げてしまったりと危険なことも。
女の子は髪の毛をお団子にしたり、二つ結びにしたりするので、少しだけ大きめを買っておくとアレンジした髪の毛がしっかり収まるのでおすすめです。
大き過ぎるサイズは100均アイテムでも調整が可能!
ちょっと大きめを買ったつもりが、やはり今の我が子にとっては大き過ぎて前が見えない…! そんなときは少し工夫すればサイズの調整も可能です。使うのは、100均でも売られている『隙間テープ』。これを帽子の内側に貼りつけるだけで帽子のサイズが少し小さくなるのです。通園帽子の場合は、”スベリ”と呼ばれる帽子の内側のおでこがあたる部分に付けられているテープの裏側に貼ると取れづらいのでおすすめです。帽子の作りなどの問題でどうしても取れやすいという場合は、縫い付けておくと、より安心ですね。
隙間テープはAmazonなどの通販でも売られているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
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名前付けも忘れずに!
帽子を購入したら、忘れてならないのが名前付け。カラー帽子の場合は、表面に名前を書いたり、名前のワッペンを貼ったりするママが多いようです。
一方、通園帽子の場合は、内側に名前を記入する部分があることが多いので、そこにマジックで書いたり、お名前スタンプをしたりする人が多いようですよ。帽子本体に名前を書きたくない場合は、名前を書いたタグなどを縫い付けたりするのもおすすめです。
帽子のお手入れの方法
まずは洗濯表示をチェック!
幼稚園の帽子は、園によってもさまざま。お手入れの仕方も帽子のタイプによって異なるので、まずは洗濯表示を確認してみましょう。
洗濯機で洗える場合
カラー帽子など、ポリエステルや綿でできている素材は洗濯可能なものが多く、洗濯機で洗っても問題ありません。ネットに入れてドライコースや手洗いコースなどで洗うようにしましょう。色落ちが心配な場合は、帽子だけ別で洗うように。
手洗い指定の場合
型崩れしやすい素材の通園帽子は洗濯不可で手洗い可能と表示されていることも。その場合は、洗面器などにぬるま湯をはり、中性洗剤を入れて手で優しく洗うようにしましょう。汚れが落ちたら、ぬるま湯でしっかりとすすぎ、風通しの良い場所で干すようにしましょう。型崩れを防ぐため、きつく絞るのはNG。キッチン用のざるにかぶせて干しておくとキレイに乾かすことができるのでおすすめです。
洗えないものは、こまめにお手入れを
フェルト素材のハットや麦わら帽子などの通園帽子の場合は、洗濯不可の場合も。その場合はこまめなお手入れが必須。フェルト素材のハットの場合は、やわらかい専用ブラシで定期的にブラッシングをしてほこりを取るように。内側は汗や皮脂汚れが付きやすい部分なので、きつく絞ったタオルで定期的に拭いてあげることも大切です。
麦わら帽子の場合も、ほこりを落としこまめにタオルで全体を拭いてあげるようにしましょう。
子供が汗っかきで汚れが帽子本体に付いてしまうのが気になるという方は、汗染みや汚れを防いでくれるテープを貼るという方法も。帽子の内側の“スベリ”と呼ばれる部分に貼って、汚れが目立ってきたらシールを取り換えるだけなので、お手入れも簡単です。
通販でも取り扱いがあるので、気になる方はチェックしてみてください。
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さらに汚れがひどい場合は、帽子専門のクリーニングを利用するのもひとつの手です。クリーニング店によっては、リボンやゴムを交換してくれるところもあるので、おさがりで人に譲る場合などにも使えます。
伸びてしまった“あごゴム”も適宜調整を
お手入れの中でもうひとつ気にしたいのが、あごゴムの長さ調整。子供が手で持ってブンブン振ったり、被っているときに引っ張ったりと、すぐに伸びてしまいがち。ゴムの長さは、帽子を被ったときにあごにかかるくらいが丁度よく、伸びてしまったあごゴムは見た目が気になるだけでなく、ふとしたときに何かにひっかかってしまうこともあり危険です。
適宜詰めていくか、あまりにも伸び過ぎてしまった場合は、付け替えるようにしましょう。付け替える際は、元々のゴムを少しだけ残して切り、そこに縫い付けるときれいに付けることができますよ。
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幼稚園のカラー帽子はどこで買う?
幼稚園で使うカラー帽子は、ほとんどが園で購入するか配布されます。カラーも豊富なため、もし、自身で購入しなければならない場合は、購入先や指定のカラー番号などを園に確認してから購入したほうがよいでしょう。最近では、イオンなどのスーパーやAmazonや楽天などの通販でも取り扱いがあるようです。カラーなどの細かな指定がない場合は、そういった販売店を利用するのも良いですね。
カラー帽子(幼稚園~小学生程度)
カラー帽子のアレンジデコにおすすめアイテム
外遊びの際に被るカラー帽子は、みんな同じで遠くから自分の子供を見つけづらいですよね。運動会などで我が子をすぐに見つけるために目印デコアレンジをしているママも多いよう。
ここでは、カラー帽子のデコアレンジの方法についてご紹介します。
ワッペンで簡単可愛くアレンジ
一番簡単なのがこの方法。カラー帽子にワッペンをアイロンでつけるだけなので、すぐに用意することができます。カラー帽子はよく洗うので、縫い付けておくと取れづらくなりおすすめです。
ワッペン カラフル 星 スター 12色セット
こちらは、12色の星のワッペンがセットになった商品。帽子のカラーに合わせて、好きな色を組み合わせて何枚か帽子に付けたら遠くからも目立ちそうですね!
ボタンをつけてアレンジ
子供が好きなモチーフのボタンをカラー帽子に付けるというアイデアも。
かわいいプラスチックボタン福袋 10種50個セット
可愛いプラスチックボタンが50個もセットになったこちらの商品は、カラー帽子だけでなく、お持ち帰りバッグや体操着袋など、色々なアイテムに使えるのでおすすめ。カラー帽子にも、いくつか合わせて付けてあげると可愛いもの好きな女の子が喜びそうですね。
レースリボンや布テープを付けてアレンジ
カラー帽子のつばの部分にレースリボンや布テープを付けてあげるのもおすすめです。前から見たときに目立つので、子供が好きなものを付けてあげると良いですね。
Prettyia レースリボン トリム デイジーのフラワー
こちらは女の子が喜びそうなピンクとイエローのお花が連なったレースリボン。縫い付けるだけなので、簡単に取り付けることができますよ。
いろはism トレイン 布テープ ステッカー
電車好きの男の子はこんな布テープはいかが? ワッペンと合わせて使えば子供も大喜びしそうですね。取れないように、さらに縫い付けておくと安心です。
日よけをつけてアレンジ!
最近では、熱中症対策の一環で、後頭部から首元まで布で覆う“日よけ”をカラー帽子に付けることが指定されている園もあります。そういった場合、日よけを可愛くアレンジして我が子を見つけやすくしているママもいるようです。
こちらは、UVカットのある接着芯を使った取り外しのできる日よけの作り方です。ボタンを付けて、取り外しができるようにしておくと、冬などは取り外すことができるので便利ですね。
園で使う帽子は、長く使うからこそきれいに使いたいものですね。しっかりと定期的にお手入れをして、卒園まで大切に使いましょう。
カラー帽子は、たくさんデコレーションしてあげることで、子供も自分だけの特別感が味わえるのでおすすめですよ。ぜひ子供の好きなものでアレンジしてみてくださいね!
構成・文/HugKum編集部