【そうめん大量消費】マンネリ脱却レシピ3選!時短で「ごちそう麺」に

夏のそうめん生活、いかがお過ごしでしょうか? 定番のめんつゆでさっぱりいただくそうめんも美味しいですが、ややマンネリ化しがち…。ちょっとした味変で、ごちそうに変える時短レシピをご紹介します!

自分のためのそうめんライフを

子どもたちもいない一人きりのお昼ってどうされていますか? 自分のためだけに手の込んだ料理など作りたくない~というお気持ち。よく分かります(笑)。今回ご紹介する3つのレシピは、とても簡単ですぐに作れますのでトライしてみてください。

トマト氷のひんやり麺

湯むきしたトマトを刻んで冷凍し、トマト氷にしておきましょう。食欲のない日にもピッタリのひんやり麺がすぐにできます! いつものつゆでいただく、さっぱりとしたぶっかけ麺です。

凍ったトマトを溶かしながらいただくのが美味しさのポイント。このメニューはお子さんにも大好評のメニューです。

材料(1人分)

そうめん…100g2束分)

トマト…中1/2個分

めんつゆストレート(好みの濃縮タイプで可)…200ml

ブロッコリースプラウト…適宜

かつお節…適宜 

前日までの準備/トマト氷を作る

1.トマトの皮を熱湯にさっとくぐらせて湯むきする。

 2.①を刻んで保存用袋に入れ、冷凍庫で冷やしてトマト氷を作っておく。

作り方

1.そうめんを袋の表示通りに茹でてザルに上げる。水でよくヌメリをとり、冷やしておく。

2. 器に①のそうめんを盛り、めんつゆを注いだらトマト氷をのせる。好みでスプラウトと、かつお節を散らして完成。トマト氷を溶かしながら召し上がれ♪

管理栄養士の一言コメント

真っ赤な完熟トマトは、夏野菜の代表です。カリウムが豊富に含まれているためには、体内の余分なナトリウムの排泄を促すためムクミ防止にも。また、トマトはグルタミン酸という昆布と同じうま味成分を持ちます。かつお節のうま味成分であるイノシン酸をプラスしてみるのもオススメです。

ちょい辛でハマる! うま辛豆乳麺

キムチと豆乳、白練りごまを使って濃厚なピリ辛スープを作ります。

細いそうめんに絡んで後を引く味わいです。豆もやしをトッピングすれば、豆感も倍増!

材料(1人分)

そうめん…100g2束分)

<ピリ辛ス―プ>
水…100ml
白練りごま…大さじ2
めんつゆ…大さじ1
キムチ…大さじ2
豆乳…200ml

豆もやし(茹でる)…適量

きゅうり、韓国のり(あれば)…各適宜

いりごま…少々

作り方

1.そうめんを袋の表示通りに茹でてザルに上げる。水でよくヌメリをとり、冷やしておく。

2.ピリ辛スープを作る。鍋に水100mlを沸かしたら練りごまとめんつゆを合わせたものを加えて溶かす。

3.②にキムチを加えて混ぜ合わせたら、豆乳を加えて温める。

4.器に①のそうめんを盛り、③のスープをかける。トッピングはお好みで。キムチ(分量外)、茹でた豆もやし、スライスきゅうり、韓国のりなどをのせ、最後にいりごまを散らす。

管理栄養士の一言コメント

豆乳は加熱し過ぎると分離しやすいため、最後に加えるのがポイントです。先に水100mlに味つけを済ませてから豆乳を加え、温める程度でOK。豆もやしは、そうめんと一緒に茹でてしまうとラク。加熱時間の残り30秒ほど前に加え、そうめんと同じ鍋で茹でてしまい、ザルに上げて一緒に水で洗うと手間ナシです。今回は、包丁を使わないレシピにしましたので、きゅうりもピーラーを使用しています。

5分で完成! 豚しゃぶそうめん

そうめんと豚しゃぶしゃぶ用の薄切り肉を一緒に茹でて、大根おろしとポン酢をかければでき上り! 「あ~、お腹減った~!」から、たった5分で作れる超時短レシピです。

 

材料(1人分)

そうめん…100g2束分)

豚肉(しゃぶしゃぶ用の薄切り)…80g

大根おろし…大さじ3

ポン酢…大さじ1と1/2

万能ねぎ(小口切り)…適宜

作り方

豚肉も一緒にゆでて時短!

1.そうめんを茹でる。加熱時間、残り3040秒ほど前に豚肉を加えて火を通す。

洗うときも一緒に

2.①をザルに上げ、水で洗って水けをよく切る。

3.器に②を盛り、大根おろしをのせ、ポン酢をかける。好みで万能ねぎを散らす。

管理栄養士の一言コメント

豚肉はビタミンB1が多く、疲労回復効果が期待できます。夏の食欲のない日は、お肉が食べづらく感じる方も多いかもしれませんが、大根おろしとポン酢でさっぱりといただけるレシピです。また、大根は、でんぷんの分解酵素であるジアスターゼが含まれているため、消化をサポート。酸味のあるポン酢とも好相性ですので、夏バテ対策にもお役立てください。

※めんつゆは種類によって風味や味の濃さが異なります。
パッケージに記載されている分量を目安にし、お好みで量を調整してください。

 夏は栄養豊かなそうめんレシピを!

 そうめんレシピ、いかがでしたか? 夏の間にどれか1つでも試してみて、暑い夏を乗り切りましょう!

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教えてくれたのは

川越光笑(かわごえあきえ)|管理栄養士・たべごとライター
出版社で編集を経験後、独立。食を通した環境問題、農業などに関心が高くフリー編集者兼ライターとして活動中。著者本に日本の食文化を守るべく企画した「おにぎり」(グラフィック社)がある。NHKやラジオ番組J-Waveロハスモーニングなど多数のメディアに出演し、全国のおにぎり文化を語る。両親を病気で亡くしたことをきっかけに、“人は、食べるもので体がつくられている”ということを改めて実感。食の大切さに目覚め、管理栄養士を目指すべく大学へ進学。2023年春、国家試験に合格し、管理栄養士となる。

 

 

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