「育児アドバイスを受け入れやすい相手」をランキング発表!
そこで本記事では、『育児の助言を受け入れやすい相手』をアンケート調査! 平均2歳のお子さんを育児中のママパパ1000人から寄せられた回答を、ランキング形式で発表していきます。みなさんは誰の助言なら受け入れやすく、逆に、誰の助言は受け入れ難いのでしょうか。
調査媒体:小学館『ベビーブック』2023年9月号
設問:あなたが育児について助言をされたとき、特に受け入れやすい相手を以下より1つお選びください。
1位:配偶者・パートナー(30.5%)
まず、30.5%の票を集め、1位となったのは『配偶者・パートナー』。
自分と同等の立場である妻・夫からのアドバイスは、上から目線にもなりにくく、比較的素直に受け入れやすいものではないでしょうか。「この間〇〇してみたら××だったよ」といった、我が子への実体験をもとにした意見はやはり無視できないものですよね。
2位:自分の両親(27.0%)
2位は『自分の両親』。育児の大先輩である両親からのアドバイスというのも、ありがたいもの。
ご両親との関係性にもよりますが、たとえ「ちょっとうっとうしい」と思っても、率直に言いやすく、ざっくばらんに悩み事も打ち明けやすい場合が多いのではないでしょうか。自分を育児してくれていた頃の経験談を聞くと、親への感謝の気持ちもさらに増すはず。
3位:園や病院の先生(24.9%)
3位は『園や病院の先生』。専門家のデータや知見に基づいたアドバイスなら、受け入れやすいという声が集まりました。
特に、体のことに直結するお医者さんからの助言は、考えるまでもなくすぐに実行する場合が多いのではないでしょうか。
4位:友人・知人(13.5%)
13.5%と少数派で4位となったのは、『友人・知人』でした。
自分や子どものことを思って言ってくれているのはわかるけど……。こちらも、関係やお互いの境遇にもよるかもしれませんが、「ありがたい」と素直に思える場合と、「うっとうしい」と感じてしまう場合があるようです。
5位:義理の両親(1.4%)
5位は『義理の両親』でした。多くの票を集めて2位にランクインした『自分の両親』とは反対に、得票率は1.4%ともっとも低い結果に。
実の親子のような親しい関係が築けている場合もあるかもしれませんが、完全にはそうとはいかない場合も珍しくありません。義理の両親からもらったアドバイスにはたとえ反感を抱いても意見できず、「一方的」に感じてしまって、素直に受け入れられないママパパが多いのかもしれません。
『自分の兄弟・姉妹』との声も多数!
その他として、選択肢にはなかった回答もいくつか寄せられました。
なかでも、特に多かったのが『自分の兄弟・姉妹』。ご自分の両親と同様、親身になってくれるだけでなく、自分の気持ちが話しやすい相手でもありますよね。もらったアドバイスに対して「そうじゃない!」と思ったとしても、率直に言える点が良いのかもしれません。
ほか、『職場の先輩ママ』や『X(旧Twitter)の仲間』といった回答も散見されました。
相談できる相手がいない場合は、自治体の子育て相談窓口へ
今回は、1000人のママパパたちから寄せられた「育児の助言で受け入れやすい相手」をランキング形式でご紹介してきました。
なかには、「そもそも相談できる相手がいない」といった回答も。各自治体では、子育てに関する無料の相談窓口を設けています。専門のスタッフが配置されているので、ひとりで抱え込まずに、まずは自治体のホームページをチェックしてみましょう。
アンケートを実施したのは・・・
小学館の知育雑誌『ベビーブック』は、毎月1日発売。遊び・しつけ・知育が1冊にぎっしりとつまっています! アンパンマン、きかんしゃトーマス、いないいないばあっ!など人気キャラクターがお子さんの笑顔を引き出します。はってはがせるシール遊びや、しかけ遊びでお子さんも夢中になることまちがいなしです。
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文・構成/羽吹理美