おすすめ青ねぎ料理レシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から11品ピックアップしました。青ねぎや万能ねぎを大量消費できる人気レシピや、おつまみ、味噌汁など、簡単で栄養満点の青ねぎ(万能ねぎ)料理レシピを幅広くご紹介します。
青ねぎを大量消費できる人気レシピ
【1】納豆オクラうどん
納豆&おくらのダブルネバネバがうどんによくからむ。整腸作用もある食材でママのダイエットにも!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
うどん 3玉(600g)
ひき割り納豆 2と1/2パック
長ねぎ 2/3本
万能ねぎ 6本
オクラ 7本
【A】
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ4
ごま油 大さじ1と1/2
◆作り方
【1】長ねぎはみじん切り、万能ねぎは小口切りにする。オクラはゆでて小口切りにする。
【2】納豆、添付のたれ、【1】、【A】をよく混ぜ合わせる。
【3】うどんをゆでて、冷水にとり、水けをきる。【2】で和える。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室 Assiette de KINU」を 主 宰。男の子のママでもある。
『ベビーブック』2012年6月号
【2】鶏団子の中華風うどん
野菜はよく煮込んでとろとろなので、子どもでも食べやすく。鶏肉との相性も抜群です。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
うどん 3玉(600g)
鶏ひき肉 200g
にんじん 1/2本
万能ねぎ 4本
【A】
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ2
溶き卵 1/2個分
キャベツ 1/4個
大根 5cm
【B】
水 4カップ
鶏ガラスープの素 小さじ2
【C】
片栗粉 大さじ1
水 大さじ1
◆作り方
【1】にんじんと万能ねぎは細かく刻み、鶏ひき肉、【A】とあわせてよく練る。
【2】キャベツと大根は1cm角に切り、【B】とともに鍋に入れて、やわらかくなるまで煮る。【1】をスプーンですくって加えて煮る。
【3】肉団子に火が通ったら、混ぜ合わせた【C】を加えてとろみをつけ、うどんを加えて煮る。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室 Assiette de KINU」を 主 宰。男の子のママでもある。
『ベビーブック』2012年6月号
青ねぎを使った味噌汁レシピ
【1】のり巻き&みそ汁プレート
ツナ缶が具にもスープの味だしにも使えて、忙しい朝にうれしいレシピ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ご飯 茶碗3杯分
ツナ缶(スープ煮) 1缶
豆腐 150g(1/2丁)
塩昆布 5gくらい
のり(全形) 1枚
キャベツ 1~2枚
万能ねぎ 6本
オレンジ 1個
みそ 大さじ2
◆作り方
【1】ツナ缶の汁は鍋に入れる。
【2】子ども用にのり巻きを作る。のりの手前と奥を5cmほどあけてご飯1杯分を広げ、塩昆布少々とツナ大さじ1を散らし、手前から巻いて食べやすい大きさに切る。
【3】【1】に水2と1/2カップ、キャベツと万能ねぎを手でちぎり入れて熱し、煮立ったらみそを溶き、豆腐をスプーンでひと口大にすくって入れる。
【4】 オレンジは食べやすく切って添える。
◆ポイント
大人アレンジするなら、ご飯に残りのツナ、塩昆布、ちぎった青じそ、白いりごまをのせるのがおすすめ。
教えてくれたのは
ダンノマリコさん
フードスタイリスト。日々のご飯を手間は省いておいしく作る達人。男児を育てながら、ママ友達に料理の楽しさを伝えている。著書に『フードスタイリストのアイデア満点ほめられ弁当』(主婦と生活社)など。
『ベビーブック』2018年5月号
青ねぎを使ったチヂミレシピ
【1】じゃがいもとコーンのチヂミ
粉の代わりにじゃがいもを代用。外はカリッ、中はもちもちのチヂミは、大人のおつまみにももってこい!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
じゃがいも 4個
【A】
コーン(缶詰) 80g
万能ねぎ(小口切り) 2~3本分
塩 少々
【B】
しょうゆ 大さじ1
酢 大さじ1
白炒りごま 小さじ1/2
ごま油 大さじ1と1/2
◆作り方
【1】ボウルの上にざるをのせる。じゃがいもは皮をむいてすりおろし、ざるに広げてしばらくおく。ボウルにたまった水を捨て、ボウルの底に沈んだデンプンと水けをきったじゃがいもを混ぜる。【A】を加えてサッと混ぜる。
【2】フライパンにごま油大さじ1を熱し、【1】を広げて入れてこんがりと焼く。裏返して生地の周囲に残りのごま油を回し入れ、カリッと焼く。
【3】混ぜ合わせた【B】(たれ)を添える。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心とした、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2012年10月号
青ねぎを使ったおつまみレシピ
【1】桜えびとねぎの大根もち
大根のシャキシャキした食感を残したヘルシーおやつ。カルシウムやビタミンもたっぷりです。
◆材料
(6枚分)
大根 60g
塩 ふたつまみ
白玉粉 15g
水 小さじ4
【A】
上新粉 50g
熱湯 40cc
万能ねぎ 大さじ1
干し桜えび 大さじ1
ベーコン 1/2枚
ごま油 大さじ1
◆作り方
【1】大根は2cm長さ×5mm幅の短冊切りにし、塩をふって10分おく。
【2】白玉粉はめん棒で叩いてサラサラにし、水を3回に分けて加え、指先でこねる。別のボウルで混ぜ合わせた【A】を加える。軽く水けをきった【1】、小口切りにした万能ねぎ、砕いた桜えび、細切りにしたベーコンを加えてよく混ぜ、6等分に平たく丸める。
【3】フライパンにごま油を中火で熱して【2】を入れ、3分焼き、返して2~3分焼いて火を通す。
*お好みで、食べるときにしょう油をふっても。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は雑誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2013年2月号
青ねぎを使ったスープレシピ
【1】卵とトマトのスープ
簡単なので子供と一緒に作っても楽しい!卵をふわっと仕上げるのがおいしさのコツ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
卵 1個
ミニトマト 14個
万能ねぎ 3本
【A】
顆粒スープの素 小さじ1
水 3カップ
塩 小さじ1/2
◆作り方
【1】卵は割りほぐす。
【2】ミニトマトはヘタを除いて2等分し、万能ねぎは小口切りにする。
【3】鍋に【A】を入れて熱し、沸騰したら【1】を流し入れて混ぜ、【2】を加えてひと煮し、塩で味を調える。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
料理研究家。「料理教室Assiette de KINU」を主宰。一児の母。
『めばえ』2015年8月号
【2】ホタテ缶とコーンの中華風スープ
材料は缶詰ふたつ。ホタテ缶の汁ごと使ったスープはうま味がたっぷり。とても上品な味に仕上がります。
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
ホタテ缶 1缶全量(95g)
水 2カップ
酒 大さじ1
コーン(缶詰) 60g(固形分)
しょうゆ 小さじ2
水溶き片栗粉 片栗粉・水 各小さじ2
ごま油 小さじ1
万能ねぎ 3本
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】小鍋に水と酒、ホタテ缶を缶汁ごと入れて中火にかけ、煮立ったらコーンとしょうゆを加える。
【2】水溶き片栗粉を回し入れて1分ほどかき混ぜ、均一なとろみがついたら、ごま油と小口切りの万能ねぎを加える。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
青ねぎを使った簡単料理レシピ
【1】豚肉だんごうどん
お肉を丸めただけの肉団子。固くなく噛み応えがありうま味も詰まっていて、豚の小間切れ肉じゃないみたい!
◆材料
(3~4人分)
ゆでうどん 3玉
豚こま切れ肉 200g
しょうがのすりおろし 小さじ1/2
片栗粉 大さじ2
にんじん 40g
乾燥わかめ、青ネギの小口切り 各大さじ2
めんつゆ(希釈済みのもの) 500ml
◆作り方
【1】うどんは熱湯でゆがく。
【2】豚肉はしょうがのすりおろしを混ぜて、ひと口大のだんご状に丸め、片栗粉を全体にまぶす。にんじんはいちょう切りにする。
【3】鍋にめんつゆを入れて中火にかけ、【2】を加えて加熱する。乾燥わかめを加える。
【4】【1】を器に盛り付けて【3】をかけ、青ネギを散らす。
◆ポイント
こま切れ肉をだんご状に
教えてくれたのは
渥美まゆ美さん
あつみまゆみ/管理栄養士。フードコーディネーター。健康運動指導士。保育園勤務で子どもの料理提供に関わる。料理講師やセミナー講師などフリーランスで活動後、「株式会社Smile meal」を設立。食育など食と健康に関わる活動を行う。2児の母。
『めばえ』2018年1月号
【2】えび卵そぼろ丼
買いおきの素材でパッと作る。みりんを使った味付けが、桜えび、卵によく合って、ご飯が進む一品!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
卵 3個
【A】
桜えび 大さじ4~5
みりん 大さじ1
砂糖・塩 各少々
ご飯 茶碗3杯
万能ねぎ(小口切り) 少々
◆作り方
【1】卵を溶いて【A】を加え、ラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で2分加熱。取り出して混ぜ、さらに30~40秒加熱。熱いうちに万能ねぎを加える。
【2】器にご飯を盛って【1】をのせる。
*半熟状に仕上げたいときは、2度目の加熱時間を短めに。
教えてくれたのは
飛石なぎささん
三児の母であり、個人でギャラリーも経営しており、その忙しい生活から生まれた、簡単で、パパッと作れて、子どもが喜ぶレシピが人気。
『ベビーブック』2011年6月号
【3】納豆とじゃこの焼きおにぎり
納豆とじゃこ、薄く塗ったしょうゆは相性バッチリ!ごま油も香ばしく、何個でも食べたくなるおにぎりです!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
【A】
ご飯(温かいもの) 500g
ひきわり納豆 2パック
ちりめんじゃこ 5g
万能ねぎ 2~3本
ごま油 小さじ1
しょうゆ 適量
焼きのり 1枚
◆作り方
【1】ボウルに【A】と小口切りにした万能ねぎを入れて、さっくり混ぜる。6等分にしてラップに包み、三角形に握る。
【2】フライパンにごま油を熱して【1】を並べ、表面にしょうゆを薄く塗って、両面をこんがりと焼く。四角く切ったのりを巻く。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2013年8月号
【4】やわらか親子丼
チキンナゲットだから、衣までしっかり親子丼の味がついてうれしい。ナゲットは臭みもなく、噛み切りやすいので子供にも食べやすい一品。
◆材料
(大人2人分)
チキンナゲット 150g
卵 4個
玉ねぎ 1/4個
【A】
だし汁 100cc
しょうゆ 大さじ3
みりん・砂糖 各大さじ2
ご飯 300g
万能ねぎ 3本
※分量の大人1人分は、子ども2人分くらいになります。
◆作り方
【1】ナゲットは半分にちぎる。卵は溶きほぐす。玉ねぎは横に薄切りにする。
【2】鍋に【A】を合わせて中火にかけ、ひと煮立ちしたら【1】のナゲットと玉ねぎを加える。玉ねぎがやわらかくなるまで煮たら、卵を回し入れて煮る。
【3】器にご飯を盛って【2】をのせ、小口切りにした万能ねぎを散らす。
◆ポイント
おかずで作るナゲットを、いつもの2倍量ぐらい作ってストック!その日に食べる分以外は、保存容器などに入れて冷蔵保存。保存したものにひと手間かけて違う料理にアレンジするのが便利!
■ナゲットの作り方
■材料
(大人4~5人分)
鶏ひき肉 200g
絹ごし豆腐 100g
プロセスチーズ 60g
玉ねぎ 1/4個
【A】
卵 2個
小麦粉 40g
しょうゆ 大さじ2
揚げ油 適量
※分量の大人1人分は、子ども2人分くらいになります。
■作り方
【1】豆腐はキッチンペーパーに包んで耐熱容器にのせ、電子レンジ(600Wの場合)で2分加熱し、粗熱をとる。チーズは5mm角に、玉ねぎはみじん切りにする。
【2】ボウルに【1】とひき肉を入れてよく混ぜ、ひと口大に丸める。
【3】別のボウルに【A】を合わせ、【2】を入れてからめ、170℃に熱した油で揚げる。
教えてくれたのは
YOMEちゃんさん
女の子のママ。愛情たっぷりの育児日記と日常のアイデアあふれる献立を綴ったブログ「よめ膳@YOMEカフェ」 が毎月200万アクセスを誇る。
『ベビーブック』2013年10月号