あそべるマスキングテープ「bande」
bandeは他とはちょっと違う工夫の詰まったマスキングテープ。ロールをよくみると1枚1枚がステッカーになっていたり、転写で貼り付けたりとアート作品を誰でも楽しく作れる商品が揃っています。
マスキングロールステッカー
今回使用するのは、bandeの「マスキングロールステッカー」という商品です。よく目にするマスキングテープは長いテープが軸に巻いてあるものですよね? この製品はマスキングテープに描かれているさまざまなモチーフが1枚1枚違うパーツに切り抜かれていて、そのパーツがテープのように連なっているのです。
使うときには、1枚ずつ剥がして使っていきます。この形式の商品はbandeにしかありません。
バリエーションがあるのが楽しいポイント
ステッカーは数種から10以上の(商品によって異なります)柄が順番に繰り返し並んでいます。どのような柄が入っているかは商品の台紙裏面で確認することができます。1ロールのステッカー枚数はおおよそ150枚あります(商品によって異なります)。
ステッカーの上に半分ほどが重なるように次のステッカーが貼られて連なっています。剥がすときには先頭側からではなく、次のステッカー側から優しく剥がすようにすると失敗しづらいですよ。
作品例を参考に作ってみました
先日、マスキングテープを取り扱うメーカー数社が集まった販売イベントにお伺いをしたときに、bandeのブースではこの「マスキングロールステッカー」を使ったカードの作品作成の実演と配布を行っていました。コツも教えていただいたので、早速購入。実際に作成してみました。使用したのは「ストロベリーリース」です。
1.名刺くらいの紙にはみ出さない程度の丸を描きます。自宅にある筒状のもの(我が家ではサプリメントが入っていた瓶を使いました)を当てて、薄く鉛筆でガイドとして丸い線を描きました。
2.描いた線に沿って、マスキングロールステッカーを1枚ずつ貼っていきます。このとき、紙をはみ出しても構いません。バランスを見ながら自信を持って貼っていきましょう。
3.紙を裏返し、表のマスキングロールステッカーがはみ出している部分をハサミでカット、もしくは裏面に折り込みます。
4.メッセージを添えたら出来上がりです。
5.マスキングテープ素材なので一度貼っても優しい力で剥がして貼り直すことができます。最後にバランスの調整をしてもいいですね。
こちらのカードは初めて作ったものなのですが、とっても可愛らしくできました。透ける素材でできているので、モチーフが重なってもきれいに馴染みます。
自分でもアレンジ
bandeのマスキングロールステッカーはバリエーションも様々。色々なカードに挑戦してみたくなったので、レッツチャレンジ!
クローバーのカード
「クローバーリース」を使ったカード作り。
まず、ステッカーを貼る前に描いた円の中に色の柔らかいマーカーペンでカード自体に色をつけました。そこが緑が広がっているようで柔らかな春を感じる作品にすることができました。
全部で20柄が繰り返し全部で150枚がロール状になっています。
こちらはクローバーの葉が1枚ずつに分かれていて、3枚を並べると三つ葉に、4枚を並べると幸せの四葉のクローバーにすることができます。
パンジーのカード
「フェアリーパンジー」を使ったカードです。名刺サイズの紙の形をそのまま活かしてみました。
13柄のステッカーが150枚収められています。バランスを見ながら紙の端に沿ってパンジーを並べていきました。
はみ出した部分は貼り終わった後に裏返してハサミでカットしました。
真ん中にメッセージを書いたら世界に一つだけのカードの完成です。
ワンポイントにも使える
たくさんのステッカーを使わなくても、ワンポイントとしてあしらうとカードを華やかにしてくれます。
こちらのカードはクローバーのカードを作るときに20柄を全て並べたのですが、先ほどのカードに収まらなかったステッカー5枚を使いました。四つ葉のクローバー1つと3つの青い花のステッカーを右下と左上に配置してメッセージを多めに書いてみました。
マーカーペンでアンダーラインを引くことで存在感をプラスすることができました。
あなたならどう使う?
カード以外にも例えば手帳を華やかにしたりお手紙を彩ったりと使い道は想像以上です。同じステッカーを使っても、並べる形や順番で1枚1枚違う作品になるのも素敵だと思いました。bandeのSNSサイトには作例がたくさん掲載されていますので、ぜひご覧ください。
bande 公式Instagramアカウント
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文・構成/ふじいなおみ