目次
こんな「困った!」ことありませんか?
・レトルト食品を温めた後、切り口から開けたら中身が飛び散って急いで洋服を洗濯。
・「切るための加工」がされているのに、袋がなかなか開けられない。
・薄い袋をハサミで切ろうとしてもヨレてしまって切りづらい。
プロお墨付きの道具が一般家庭へ!
2021年に開発し、厨房販路限定で販売されていた商品が一般向けに発売になりました。プロの現場で認められ、たくさんの飲食店で導入・評価されている商品と聞き、早速体験をしてみました。
ご家庭で、お弁当作りや手のかかる料理は、冷凍食品やレトルト食品を使うケースも増えているかと思います。そんなときに便利なのがこのアイテム。
開け口があるのに開かない!?
筆者の場合、パッケージには開封用の切り込みがつけられていても、なかなか開かなかったり、力が必要だったり、開いたのと同時に中身が飛び散ることが高頻度で起きます。
こんな時に今まで使っていたのはキッチンバサミでした。でもこの場合は袋がピン!とまっすぐになっていないと切りづらく、片手で食品を支え、もう片方でハサミを動かして切るのはなかなか難しい動作でした。
特に、薄い袋であれば袋をピンっと引っ張っていないと上の写真のように刃に巻き付くようになって切れないケースもありました。ですが…!パッケルを使うと劇的に便利になります。
パッケルは刃の横を挟み込み、しっかりと張った状態にしてくれるので、スルスルと切れます。
直感的に使えるパッケル
パッケルは縦に長いV字型をしています。V字の頂点2ヶ所は太くなっていて、外から親指と人差し指で軽く挟むように持ちます。その内側を見ると2mmほどの高さの小さな刃がついています。
使い方は簡単です。レトルト食品を例にしましょう。
まず開封のためにつけられた切り込み位置にパッケルをセットします。刃の位置はパッケルの外側に印がついているのでわかりやすくなっています。
パウチの端を数センチ残してパッケルで挟み、そのまま反対の端まで挟みながら横に引いていきます。
すると、シャッと気持ちよく開封することができます。
まだある!機能性の高さ
怪我のリスクをできるだけ回避する
刃物で一番心配なのは怪我をするリスクではないでしょうか?
パッケルの刃はグリップの内側にあり、手指に触れづらくなっています。使い切りタイプで、刃を取り替える時に怪我をするというリスクがありません。
利き手に関わらず同じものが使える
左右どちらにスライドしても切れるように刃がV字になっています。また本体自体も左右対称になっているので、利き手に関わらず使いやすくなっています。
切れ味長持ち
また、刃はステンレスでできていて、水洗いもOK。洗った後は水気を拭き取った上でしっかりと乾かせば長く使い続けられます。
筆者宅ではキッチンに定位置を獲得しました
パッケルの後部には紐を通したり、フックにかけることができる穴があります。我が家ではキッチンで使う道具の一つとしてキッチンバサミや計量カップなどを引っ掛けてあるヘビーユーズ道具コーナーに定位置を獲得。とても便利に使っています!
キッチン以外にも使えます
先ほどから例に出している、レトルト食品のパウチのほか冷凍食品の袋など食品関係はもちろん、こちらも届く頻度が高まっている宅配便の紙袋やビニールに詰められて送られてくる郵便物の開封、家庭菜園をされる方ならば肥料が入っている袋など様々なものに使えます。
親指を痛めてわかったこんな便利さ
私ごとですが、筆者は先日左親指の関節を痛めてしまい、袋を摘んで開けると「痛いっ」と声が出るほどでした。そんな時に本当に助けられた道具がパッケルなのです。
パンを食べるために袋を開けようとしたのですが、切り込みの部分に合わせて両手の親指・人差し指で挟み、力を入れたところ痛みが出てしまい開けることができませんでした。
そこで登場したのがパッケルです。
挟んでサッと横に引くだけで開封をしてくれます。親指の痛みもなく本当に助けてもらいました。
刃物ですので、小さなお子さんには届かないところに保管をお願いします。大人が使用するならばとても便利で安全性も考えられている商品と感じました。お店で見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。
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文・構成/ふじいなおみ