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筆をつけこむ新体験!「マイルドライナーのもと」の魅力は?
今回は、2023年12月に開催された文具女子博で先行発売され話題になった「マイルドライナーのもと」がついに発売!その魅力を、ゼブラ株式会社 プロダクト&マーケティング本部PRチームの池田さんと鈴木さんにお伺いしました。
こんな作品が作れちゃう
使い方
「マイルドライナー」や「マイルドライナーブラッシュ」のペン先1/3くらいまでを「マイルドライナーのもと」にひたし、その後取り出します。
紙などに書くと、ペン先につけた「マイルドライナーのもと」の色が最初に紙に出てきて、徐々にペンの色と混ざった色になり、最後にマイルドライナー(またはブラッシュ)の色に戻っていくグラデーションを楽しめます。
作品例 おしゃれ付箋に
付箋やメモを自分の好きなカラーでアレンジ。好きなカラーでグラデーションを意識しながら塗っていくだけ。かわいい吹き出し付箋の完成です。
TODOリストとして、手帳に貼っても気分があがります。家族の予定ごとに色を変えたり、様々な使い方が想像できますね。
作品例 かわいいポチぶくろに
A4の紙に自由にグラデーションをかけお絵かきをして、折りたたんで封筒にしてみました。ストライプやぐるぐる、その他自由に描いた作品もグラデーションがあることでおしゃれに。お子さんが自由に描いた作品も、封筒にすることで一気にこなれた作品にみえますよ。ポチ袋として、お友達へのメッセージカードを入れて、活用方法は無限大です。
作品例 メッセージカードに
相手の好みにあわせて、カラーを組み合わせメッセージカードを作ってみました。文字にニュアンスが入ることで、自分の字がおしゃれ文字にみえてきます!グラデーションはコントラストを意識した2色を使ったり、同色でなじませたりとメリハリを出してみました。カラーマーカーの表現がぐっと増しますね!
これがポイント
「マイルドライナーのもと」と全く違う色を組み合わせると、色の差が出てグラデーションがはっきりします。
数字が大きくなるほど、「マイルドライナーのもと」に長く浸したペンで書きました。浸す時間が長いとそれだけ「マイルドライナーのもと」のインクがペン先に吸われるため、長い間「マイルドライナーのもと」の色が出てきます。逆に短いとすぐにペンの色が出てきます。
たっぷりつけてしまうとペン自体のインクの色が変わってしまう恐れがあるので、浸しすぎには注意です!
描き終わったら
その色を使い終わったら、「マイルドライナーのもと」がペンの中に入り込んでペン自体の色が変わってしまわないようにティッシュペーパーを数回折ったものでお掃除します。
「マイルドライナーのもと」の色が見えるペン先の部分をペーパーに押し当てます。すると中から出てくるインクに押し出される形で「マイルドライナーのもと」の色もペーパーへ染み込んでいきます。
「マイルドライナーのもと」を楽しむために揃える最低限の道具とは?
必要なのは2アイテムだけ!
「マイルドライナーのもと」1色と、「マイルドライナー」または「マイルドライナーブラッシュ」のいずれかが1本あればグラデーションが楽しめます。
ペンの色の数や「マイルドライナーのもと」の色の数だけ新しい色と出会えますが、手元に商品がないけれど始めてみたいという方には今回発売された「ペンとインクのセット」もお勧めです。2023年末に行われた文具女子博での先行発売でも特に人気だった「マイルドブルー」・「マイルドベビーピンク」どちらか1点とそれに合わせて素敵に使える色のマイルドライナーブラッシュ3本が組み合わせられています。
瓶にもこだわりが
小さな瓶には「マイルドライナーのもと」が10mL詰められています。この商品名等はシールではなく瓶に直接印刷されています。使用するときにペン先を浸すので、その時にペン先がよく見えるようにという気遣いによるものなのです。
「マイルドライナー」と「マイルドライナーブラッシュ」
「マイルドライナー」とは?
2024年5月時点で全35色のラインナップがあるラインマーカーです。
「マイルドライナー」は2009年に発売され、2024年で15周年を迎えました。単品と、使いやすい色が5本セットになったものが販売されています。
発売当初は目がチカチカしない柔らかな色合いの蛍光マーカーとして事務職向けに発売しましたが、現在では中高生にとって定番のラインマーカーであり、イラストや手帳・ノートのデコレーションには欠かせない存在になっています。
ペン先は片方がくさび形と呼ばれる蛍光マーカーでよく見る形のペン先(BOLD)、もう片方はFINE(細字)です。
「マイルドライナーブラッシュ」とは?
2024年5月時点で全25色のラインナップがある筆マーカーです。こちらも単品と、使いやすい色が5本セットになったものが販売されています。
2019年にイラストを描いたりデコレーションをするときに小回りが効くことやカリグラフィーを楽しむ方が増えてきたため、より太さの強弱やさまざまな表現ができる筆ペンタイプの商品として発売されました。
片方が筆(Brush)になっていて、もう片方は極細字(SUPER FINE)です。
グレーが3色?
「マイルドライナー」の推しポイントとしては、グレーが3色あること。TODOで終わったものやテスト勉強で重要ではないところに線を引いて「目立たなくする」「終わった印にする」といった使い方がユーザー発信で広まり、世の中を驚かせました。そのため、濃さや色味の異なるグレーが3色(「マイルドグレー」「マイルドダークグレー」「マイルドクールグレー」)がラインナップとしてあります。
「マイルドライナー」と「マイルドライナーブラッシュ」はどう見分ける?
「マイルドライナーブラッシュ」の25色すべては「マイルドライナー」の35色に含まれています。見分けるときのポイントはペン先が太い側のキャップです。
キャップの側面が白で中が見えず、てっぺんに白い丸があるのが「マイルドライナー」です。
キャップ側面が透明になっていて、てっぺんに白い丸がなく「Brush」と彫ってあるのが「マイルドライナーブラッシュ」です。
使い方あれこれ
今ブームのガラスペンでも使えます
ガラスペンを使って、万年筆インクの代わりに使うこともできます。
瓶の色だけを見ると濃いインクが入っているように見えるのですが、実際に書いてみるとマイルドライナーの中のインクだけあって、とても柔らかい色合いで楽しめます。また、絵画用の筆を使うのもOKです。
金属NGです
「マイルドライナーのもと」はマイルドライナーシリーズで使うことを想定して作られているため、万年筆や金属ペンに使うとペンのパーツなどを痛めてしまう恐れがあります。金属を用いた筆記具は使わないようにしましょう。
インクの補充には使えません
マイルドライナーの補充インクとして使うことはできません。
商品サイト
グラデーションに光るカーソルがかわいいこだわりのホームページもぜひチェックしてくださいね!グラデーションの擬似体験もできてしまいます。
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文・構成/ふじいなおみ