今日も明日も食べたい!【そうめん】使いまわしレシピ集|茹で置き麺の利用法〈HugKum 時短レシピ隊〉

そうめんは夏にぴったりの涼しい食べ物。だからといって、毎日続けば飽きがきます。このレシピ集では、茹でたそうめんを使いまわして、さまざまな料理に生まれ変わらせる方法を探ります。夏休みのお昼ご飯が楽に作れますよう、アイデアをまとめました。

そうめんは非常に栄養豊富で消化にも良く、暑い日には体を冷やす効果もあります。そうめんを使ったさまざまなレシピで新しい味を楽しみながら、毎日の料理を楽に作りましょう。

また、そうめんは冷蔵、冷凍保存が可能なので、一度にたくさん茹でておけば、次の日もおいしいそうめん料理を楽しむことができます。

そうめんの基本情報

簡単に作れてツルっと食べやすいそうめんですが、茹で方によって驚くほど味わいは変わります。固まり、ぬめりがあるとおいしさは半減します。上手に茹でて、茹で置き麺にしてもおいしさを保ちましょう。

話題の茹でない茹で方

そうめんのより簡単でおいしい茹で方が動画サイトで話題になりました。経済的にもムダのない茹で方なので、参考にしてみましょう。

・茹で方

【1】たっぷりのお水を、大きめの鍋に入れて沸かします。

【2】沸騰したお湯にそうめんを入れてかき混ぜた後、再度、沸騰するのを待ちます。

【3】沸騰したらフタをして、火を止めてしまいます。このまま5分間、放置します。

【4】時間がきたらザルに茹でこぼし、流水で洗います。手でこすり合わせるように、もみ洗いしてぬめりをとるのがポイントです。

氷水で冷やしてから、お皿に盛り付けてください。

そうめんの保存方法

そうめんは茹でたてが一番おいしく食べられるのは事実ですが、茹で置いても、次の日なら冷たいまま食べることができます。

そうめんの保存については、こちらをご覧ください。

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茹で置いた麺をおいしく食べる方法は、ゴマダレや、キムチ、オリーブオイルなどを利用して、つけダレにアクセントを加えるたり、トッピングに工夫を加えたりします。具材の味をプラスするのが、飽きずにおいしく食べるポイントに。

茹で置きそうめんの使いまわしレシピ

そうめんは食事の準備が簡易で、食べやすい食材ですが、炭水化物が多いことから栄養バランスが偏りがちです。1食ならまだしも、頻繁に口にする場合は、気になるところ。具材にはたんぱく質、ビタミン、ミネラルの補給ができる食材を取り入れるように、意識しましょう。

ここからは、多めに茹で置いたそうめんを使いまわすレシピをみていきます。

そうめんチヂミ

そうめんが、くっついてしまった場合、包丁でこま切れにカットして役立てましょう。

チーズで焼き固めて、おやつや、おつまみにも。

・材料

(そうめん1束分)

茹でたそうめん 150g
ちくわ 1本
にんじん 30g
ちりめんじゃこ 大さじ5
白ゴマ 大さじ1
青のり 大さじ1
削り節 小1パック
塩 ひとつまみ

ごま油 適量
ピザチーズ 50〜60g

青しそ 10枚

・作り方

【1】ちくわを輪切りにし、にんじんは細切りにカットしてください。

【2】ざく切りにしたそうめんをボウルに入れ、具材と混ぜ合わせます。

【3】フライパンにごま油を熱し、少量のピザ用チーズを焼きます。その上に【2】のタネをのせて焼いてください。上から、残りのピザ用チーズをかぶせます。底面をこんがりと焼いた後、ひっくり返して裏面も焼いてください。

【4】青しその葉にのせて完成です。

冷凍保存したそうめんのレシピ

一度にたくさん茹でた後は、早めに冷凍保存してください。解凍して食べてもいいし、冷凍したまま加熱料理に加えると、サッと調理ができて助かります。

夏の温かいそうめんは、胃腸が疲れた時や、身体を温めたい時にもおすすめです。

お弁当にそうめん⁉

そうめんはお昼ご飯にピッタリの食材ですが、凍らせてお弁当に詰めれば、出先でも冷たいまま食べられる「そうめん弁当」としても人気。保冷剤の役目にもなって便利です。ご覧になって参考にしてください。

・お弁当への詰め方

【1】普段どおりに茹でたそうめんの水を、しっかりと落とします。

【2】フォークを使い、クルクルと巻いてタッパーに詰めてください。スパゲッティをフォークで巻く要領です。

【3】冷凍庫に入れて凍らせてください。翌朝取り出せば、お昼には自然解凍によって冷たいそうめんとして食べられます。

・麺つゆ

麵つゆのおすすめは、小分けタイプのストレートつゆを利用する方法。かけるだけで食べることができます。

または、密閉できる容器につゆを詰め、麺とは別に持ち歩きます。食べる直前に、全体へまわしかけてください。

つゆをキューブ状に凍らせて、別の密閉容器に入れる方法もあります。より冷たさが保たれますね。

食べ終わった後は、つゆを廃棄できる場所があれば、漏れの心配がありません。やむを得ずそのまま持ち帰る場合は、あらかじめ漏れ防止用のビニール袋などを用意しておけば安心です。

・具材

具材は、凍った麺の上にハム・錦糸卵・カニカマなどをのせてください。その上に野菜類を重ねれば、冷やし過ぎによる傷みを防ぐことができます。

用意する際は食中毒の予防のため、素手で触らないことを心がけて。

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アジアンにゅうめん

ナンプラーを加え、食欲を刺激する味付けのスープを作り、冷凍そうめんで仕上げます。冷凍麺を利用する際の工程を確認してください。

・材料

(そうめん2束分)

冷凍そうめん 2束分

鶏ささみ 3本
酒 大さじ2

もやし 1袋
ライム 1/2個

ナンプラー 大さじ1
パクチー(または三つ葉) お好み量

・作り方

【1】ささみの筋を取り除き、耐熱容器に入れます。酒を注ぎ入れ、塩をひとつまみ振りかけてください。ふんわりとラップをかけて電子レンジ600wで3分温めます。

加熱が終わったら、ほぐしてください。熱いので注意。茹で汁はスープに利用するので、鍋に移してください。

【2】耐熱容器にもやしを入れ、電子レンジ600wで2分40秒加熱します。

【3】ささみの茹で汁を入れた鍋にお水350㏄を合わせ、火にかけます。沸騰したら、冷凍保存したそうめんを加えてほぐしてください。

再度沸騰したら、ナンプラーを加えます。

【4】器に茹でたそうめん、ほぐしたささみ、もやし、カットしたパクチー、ライムをのせます。上からスープをかけてください。

暑い時の調理にピッタリ

食欲がない時でもツルツルと食べられるので、夏はそうめんが大活躍します。その都度、茹でて食べるのが理想ではありますが、調理するのが負担に感じる程、暑い日もあります。そんな時は茹で置きの麺を利用して、おいしく食べてくださいね。

熱中症の予防のためにも、お好きな具材を取り入れて、栄養補給もしっかりとしましょう。

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構成・文・写真(一部を除く)/もぱ(京都メディアライン)

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