HugKum読者の皆さんの、朝ごはんの実態は?
朝ごはんについて、HugKum読者の皆さんにアンケートを行いました。
(調査期間 2024年11月1日(金)~11月17日(日) ・調査対象 HugKum WEB会員の親御さん(男女) 有効回答数567名)
朝ごはんについて悩んでいることは何ですか?(複数回答可)
その他の回答
・その日の気分によって子どもの食べる速度が違う(お子さん 13歳・10歳)
・早起きができないので、食べる時間が足りず、ときどき途中で登校している(お子さん 12歳)
・ご飯を嫌がり、パンばかり食べたがる(お子さん 14歳・7歳)
・起きてから食べ始めるまで時間がかかり、とにかく時間がない(お子さん 12歳)
一番多かった悩みは「ワンパターンになりがち」。栄養バランスを考えながら、子どもに朝ごはんを作ってあげたい気持ちはありますが、毎日同じようなものに落ち着いてしまいますよね。
また、忙しい朝に作るのが面倒、時間が取れないというお悩みも多くありました。
お悩み別! HugKum読者の皆さんのリアル朝ごはん
次に、読者の皆さんのリアルな朝ごはんを写真付きでお送りいただきました。お悩み別にご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね!
お悩み1:栄養バランスが偏りがち
忙しい朝でも、成長中の子どもたちには栄養バランスの良い食事で1日のスタートを切ってほしいところ。皆さんの工夫をご紹介します。
ビタミン・カルシウムが摂れる フルーツヨーグルトを添えています
朝は、ヨーグルトにフルーツやナッツを入れたものを一緒に出しています。このヨーグルトは、偏食のある娘のために、私の母が作ってくれたもので、今では娘の大好物。おかわりを求められます。(お子さん9歳・6歳)
たんぱく質とカルシウムが摂れるシラスチーズトースト
トーストを食べやすく切り、マヨネーズとしらすをかけてトースターで焼くだけです。スライスチーズをのせて焼いてもOK。あらびきコショウを軽く振りかけてもおいしいです。(お子さん 12歳)
栄養たっぷりでコクもある、しらすおかかチーズおにぎり
ご飯に、しらす・おかか・醤油を混ぜ、握りながらちぎったスティックチーズを混ぜ込みます。チーズがゴロゴロ入っていると子どもは喜びます。しらすは、栄養があって子どもの脳にも良いと聞き、我が家では積極的に朝食に取り入れるようにしています。チーズが大好きな娘には大好評ですぐにリクエストされるほど大人気メニュー!娘からは「しらすがふわふわで、温かいご飯だと少しチーズがとろっとして美味しい!」と言われます。(お子さん 9歳)
枝豆としらすのおにぎりをパクパク食べられるこにぎりに
朝は忙しくて丁寧に作る時間がないのですが、それでもタンパク質をとってほしいな、という思いから作り始めたおにぎりです。作り方は枝豆としらすやじゃこを混ぜるだけ。他にもごまやかつおやチーズ、ワカメなど、ある具材で毎回味を変えています。また、こにぎり(小さなおにぎり)にして食欲のない朝でもパクパク食べられるようにしています。(お子さん 5歳)
お悩み2:作るのが面倒、作る時間がない
忙しい時間に朝ごはんを作るのは大変。バタバタしてしまう朝に、手軽に用意できるアイデアです。
かまぼこ類をストックしてタンパク源に
タンパク源として、笹かまぼこ、チータラ、魚肉ソーセージ、ハムなどを日替わりで出します。ほかにも、皮をむかずに出せるみかんやバナナ、イチゴや、子どもの好きなパンを出せば包丁もまな板も火も使わない朝ごはんになります。(お子さん 8歳・4歳)
スクランブルエッグは火を使わず電子レンジ調理で
スクランブルエッグは子どもがよく食べてくれるので毎日出します。電子レンジを使えば、卵を割るところから3分ほどででき、タンパク質もとれるのでありがたいです。(お子さん 7歳)
お味噌汁の具はセブンの「肉入りカット野菜」で包丁いらず
発酵食品を摂らせたいのと、野菜が不足がちなので、味噌汁をよく出しています。セブンイレブンの肉入りカット野菜を利用すれば、包丁を使わずに作れて便利です。この写真は、小ネギとトマトも加えて豚汁風にしました。1歳9ヶ月の下の子も食べてくれます。(お子さん 4歳 1歳)
お悩み3:子どもが食べてくれない・・・
せっかく作ったのに子どもが全然食べてくれないこと、よくありますよね。食べムラのあるお子さんにもおすすめのアイデアをご紹介します!
お弁当箱に入れるとよく食べる
100均のスクエアお弁当箱に、小さなおにぎりや卵焼き、夜の残り物などを入れてあげると、食べやすいようです。以前はワンプレートにしていましたが、お皿だと量が多く見えるようで、進みが悪いです。写真の日は、昨日の夕飯のお好み焼きも入れました。お弁当箱は洗い物も少なく助かります。(お子さん 6歳・1歳)
早起きさせたい日に! 楽しみで起きられるフルーツサンド
子どもに朝早く起きて欲しい日(月曜日の朝や用事のある日)の朝食に「フルーツサンド」はオススメです♪
前日の夕方や夜に一緒に作ると、食べるのが楽しみで早起きしてくれます!子ども達が喜ぶだけでなく、乳や果物も一緒に食べられるのも良いところです。(お子さん 11歳・9歳・6歳)
手軽に栄養が摂れる工夫で、子どもの健康を支えよう
今回の調査では、栄養価の高い「しらす」を上手に活用しているご家庭が多く見られました! また、お皿ではなくお弁当箱に詰めるなど、子どもが楽しく食べられるアイデアも真似できそうです。
朝ごはんは、子どもに愛情や元気を届けられる大切な時間。慌ただしい朝も、手軽に栄養を摂れる工夫をすれば、子どもたちの健康を支えることができそうです。
今回ご紹介したアイデアも参考に、ぜひ毎日の朝ごはんを楽しんでくださいね!
文/吉田萌美 構成/HugKum編集部