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2度目の「meets」となるミスドとPIERRE MARCOLINI
ミスタードーナツでは、ドーナツ専門店として「ミスタードーナツにしかできない 新しい味の想像と提供」に取り組んでいます。キャラクターとのコラボや季節限定ドーナツ以外に、登場する度に度々話題になるのが「misdo meetsシリーズ」と呼ばれる“最高水準の素材と技術を持った”ブランドと共同開発した商品。2017年から毎冬登場するショコラを使ったシリーズは、ミスドの冬の風物詩的存在としてミスドファンの間でも注目されています。
2025年の冬コラボとして2025年1月10日(金)
カカオ豆から作っているショコラティエとしてショコラに格別のこだわりがある「PIERRE MARCOLINI」と何度も協議を重ね、開発された商品にはPIERRE MARCOLINIの創業者でショコラティエのマルコリーニさんも太鼓判。
私はベルギーのブリュッセルで20年以上にわたって、 自分の手でカカオ豆からチョコレートを作るということを誇りにして情熱を注いできました。ブリュッセルのアトリエも拡大し、“完璧”というものは最高品質と最高の味わいを常に追求してきました。
一方で、ミスタードーナツの皆様は、 お客様に喜びを届けるためのドーナツを作り続けるということを常に追求していらっしゃいます。その両者に対して、非常に深い共感を覚えています。今回2度目の共同開発が実現して、大変嬉しく思っております。なかでも一番のおすすめは“ショコラ ノワール”で、カカオの味わいが深く味わえる商品です(ピエール・マルコリーニさん)
フィナンシェをイメージしたしっとり食感のショコラドーナツ生地
今回のドーナツの開発で、とくにこだわったことの1つがドーナツ生地。生地づくりでイメージしたのは、しっとり食感の焼き菓子「フィナンシェ」。「ショコラ ノワール」と「ショコラ ノワゼット」でこの生地が使われています。
外側のさっくりさと、中のしっとり感をフライドーナツで表現するのには苦労いたしました。生地にはドーナツでは使用しない粉末卵白を加え、しっとり感は複数の糖や油脂の量の調整など、 試行錯誤を繰り返しながら、PIERRE MARCOLINI側と打ち合わせを重ねております。
ショコラの香りと味わいをしっかりと、それでいて口どけの良い滑らかさは、見た目からは想像できない軽やかな特徴です(ミスタードーナツ 商品開発室 津田宗俊さん)
「ショコラ ノワール」と「ショコラ ノワゼット」ではトッピングとして同じガナッシュホイップを使っています。さらに「ショコラ ノワール」にはビターでフルーティなガナッシュクリーム、「ショコラ ノワゼット」には濃厚なヘーゼルナッツクリームをトッピング。
よりチョコレート感を味わいたい人には、「ショコラ ノワール」がおすすめ。チョコクランチとチョコレートコーティングによるザクザクとした食感も楽しめます。
オールドファッションは発売から50周年!2つのショコラオールドファッションでアニバーサリーを飾る
こだわりの2つめは、5種類中2種類発売されるオールドファッション。オールドファッションはミスタードーナツのラインナップのなかでも定番人気のドーナツですが、店頭に登場したのは1975年1月。50周年の節目を迎えるにあたり、今回のコラボレーションで2種類のショコラオールドファッションが開発されました。
それぞれ同じ生地をベースに、「ショコラ・フランボワーズ ファッション」には甘酸っぱいフランボワーズソースの上にチョコレートをかけてコーティング。「ショコラ・ムー ファッション」は地チョコレートでコーティングした上からココアをトッピングして仕上げています。
米粉が入っていることで、通常のオールドファッションよりもしっとり感が増し、よりチョコレートとの密着度があがっている印象があります。
さらに、最後の1つとしてラインナップされているのが「ショコラ ダマンド」。サクサク生地のショコラパイにクランベリー入りのアーモンドチョコクリームとビターでフルーティなチョコレートを挟み込み、焼き上げています。
なかのクリームが板チョコのように固くなく、かといってソースのようにどろっとしていないのでサクサク生地とバランスよくいただけます。どうしても生地がボロボロ落ちてしまうので、お子さんがいただく際は少し見守ってあげたほうがいいかもしれません。
毎回発売の度に「買えたよ」報告がSNSを埋め尽くすmisdo meetsシリーズ。気になった方はお早めに店頭にかけつけてくださいね。
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取材・文/北本祐子