「ひらがなはよめるけれど、まだかけないよ」そんなお子さんに提案! シールでお手紙、書いてみませんか?

文字は読めるようになった後、書いてみたいけれどなかなか書けないお子さんは多いはず。筆者の娘もそういう時期がありました。でも自分なりの文字を書いていました。その時にこのアイテムがあったら、お友達や周りの方々にお手紙を書くことができたのではないでしょうか?文字を探して貼り付けて書く、シールのお手紙です。

お子さんの文字への興味

自分なりの文字を書いていた娘

筆者の娘が少しずつひらがなを読めるようになった2〜3歳の頃。何を書いてもいい、しっかりとしたノートを1冊持たせていました。まだ正しいひらがなは書けていなくて、本人が「これね、〇〇て書いたんだよ」と教えてくれたぐちゃぐちゃな線がノートにたくさん残っています。考えてみればちょうど「文字」を書くことへの興味を持ち始めていた頃なのだと思えます。

文字への興味を広げてほしい

パインブックの「はじめてのお手紙シール」はひらがなが読めるようになったけれども、まだ書くことはできないというお子さんに向けた商品です。お子さんに「文字を書いてみたい!」とのきっかけを作りたい現役のお母さんたちの声から生まれた商品で「ひらがなが読めるなら、書きたい文字を選ぶことはできるはず。選んだ文字を並べればお手紙が書けるはず」そんな発想から生まれた商品です。

シール遊び感覚で楽しみながら手紙作り

育児グッズの中にシールブックというものがあります。指先の器用さを鍛えるために、シールを渡して好きなところに貼るものです。成長してもう少し高度なことができるようになれば、指定された場所に貼る、はみ出さずに貼る……と、少しずつシール遊びにも成長が見られるようになってきます。

自分の思うところにシールが貼れるようでしたら、思った通りに手紙が作れるということなのだそう。子どもにとってはとてもうれしいことなのではないでしょうか?

シールはこうなっています

どんなシール?

ほぼ折り紙と同じサイズの150mm×149mmのシートが、1つのパッケージに3シート入っています。同じ文字のシールは1シートにつき約12mm角のものが2枚ずつ配置されています。

どんな文字がある?

シートには50音だけではなく「ばびぶべぼ」の点々と呼ばれることの多い「濁点」、「ぱぴぷぺぽ」の丸と呼ばれることの多い「半濁点」、小さな文字「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」なども用意されています。大部分が50音表と同じ並び方になっているので、ちょっとしたゲームのように貼りたい文字が書かれたシールを探して、はがして、便せんに文字のシールを貼っていきます。

濁点・半濁点シールが別々になっている

「ばあば」の「ば」と書きたいときは、「は」のシールを選んでから、濁点(点々)のシールを貼ります。同じように「ぱぱ」と書きたいときには「は」のシールに、半濁点(まる)のシールを貼ります。改めてどの位置に貼ればいいのかな? と意識して考えるきっかけにもなりますね。また、半濁点は文末の「。」としても使うことができますね。

選べるカラーは4種類

文字の色はピンク・あお・カラフル・茶色の4種類が用意されています。ピンク・あおはそれぞれ赤紫〜ピンク色・緑〜青紫色のグラデーションに、カラフルは様々な色がたくさん使われていて、使っていて楽しい気分になること間違いなし! 茶色は落ち着いた雰囲気で、黒よりも色が柔らかくてとてもきれいに見えます。

プラスαで素敵なお手紙に

ハートマークや星マーク、にっこりマークのかわいいシールも入っています。お手紙のアクセントに使えますよ。そして、よく使う言葉「ありがとう」「だいすき」は並んで1シートに1セットずつ配置されています。

実際に貼ってみました

「ふうとうお手紙」に貼ってみました

今回は同じくパインブックから発売されている「ふうとうお手紙」を使ってみました。ふうとうお手紙は広げると長細い五角形になっていて、折り目のついている2ヶ所で折った後に紙の頂点の部分を切り込みに差し込むことで封筒状になります。

シールはしっかりとした素材

文字のシールをシートからはがすとき、まず最初に感じたのがシールの厚みでした。しっかりとした厚みがあり、ピシッと文字を貼ることができました。

また、シールを貼り間違えたときのためにシールははがして貼り直せるものが使われています。しっかりとした厚みがあるので、紙を少し曲げるようにするとシールの角が浮いて剥がしやすくなりました。ただ、貼り直せるとはいえ、何度も貼ってはがしてを繰り返すと粘着力が落ちるので気をつけましょうね。

シールの素材感

透明なシールに文字が印刷されていますが、マット加工がされているため紙に馴染みやすくなっています。例えば正面からまっすぐ見てみるとシールの境界線が気にならないくらいになっています。

ステップアップしてみよう

ひらがなを練習中のお子さんでしたら、興味が出るのは自分の名前の文字ではないでしょうか?

そんなときには「自分の名前だけは鉛筆で書いてみようか」と少しずつチャレンジをしていくのもいいですね。この「はじめてのお手紙シール」をきっかけにお子さんの文字への興味が広がるとうれしいです。

「はじめてのお手紙シール」についての詳細はこちらから
「ふうとうお手紙」についての詳細はこちらから

文・構成/ふじいなおみ

ふじいなおみ 文房具プレゼンター

ラジオパーソナリティ兼制作 → インク沼 →「他故となおみのブンボーグ大作戦!(daisakusen.net /)」スタート → 文房具ライターも始める。 文具全般追いかけてますが、特にこども関連の文具・インク沼です 【記事執筆しているメディア】 文具のとびら / HugKum /Web Gakuji

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