みんなが挑戦! 色鉛筆だけを使った「大人のぬりえ」
ペンギンの優しい色彩に挑戦
りえさん:本の中にあったお手本を参考に、模様の部分をぬりました。紫やブルーを中心に、お腹のふわふわ感も出るように優しい色使いにしました。

つぶつぶをぬり進めていくうちに、だんだんペンギンに命が宿っていくようで楽しかったです。
常識にとらわれない! 虹色に輝くシマウマ
ちっちさん:シマウマをあえて白黒のイメージを覆すようなカラフルな配色にしました。シマは緑、身体はピンク、顔は青、そしてたてがみは黄色と、思いのままに好きな色をのせていきました。影の部分に水色を使うことで、全体的にポップで幻想的な雰囲気に仕上がったと思います。

つぶつぶをぬるのに夢中になって、気づいたら2時間も経っていました。次は子どもと一緒にチャレンジしたいと思います。
三色だけで表現するフラミンゴの生命力
Reiさん:お手本を参考にしながら、全体の構図でどこに濃淡を付けたら立体的に見えるかを工夫しました。例えば、首の下や、首の影になる胴体の部分を暗くするなど、光と影を意識してぬってみました。
私は最初から「三色しか使わない」と決めて取り組みました。もともと自分自身がモノトーンコーデが好きだったり、シンプルな配色が好きなこともあり、カラーを絞ることで濃淡で立体感や生命感が出るように工夫してみました。
ベースの黒、アクセントカラーのピンク、引き立て役の黄色と余白を多く取ることで、フラミンゴの命の躍動感が伝わるといいなと思ってぬりました。

一度にぬる範囲(つぶ)が小さいので、少しずつ動物に命が吹き込まれていくようでワクワク&達成感がありました。また、面ではなくつぶでぬるので、初心者でも簡単に立体感がある仕上がりになると思います。
画材は、ファーバーカステルの水彩色鉛筆を使いました。発色が良く、芯が柔らかいのが特徴で、力の入れ具合で濃淡を出しやすいのが特徴です。水性色鉛筆は「ぼかす」作業も簡単にできるので、もし色鉛筆の力加減だけで濃淡を付けるのに自信がない方にもおすすめです。
印影を意識したオオツノヒツジ
りえさん:著者のお手本を参考に、陰影を考えながらぬりました。最初はどこにどんな色をぬるか迷いましたが、薄い色からぬり始め、色を重ねるうちに、どんどん雰囲気が変わっていくのが楽しかったです。

画材は色鉛筆を使いました。一つ一つのつぶをぬり分けることで、思っていた以上に立体感を出せて満足しています。
子どもたちがつぶつぶアートに挑戦
編集部デスクK:子どもたちが挑戦しましたが、「おもしろいね! このぬりえ」と言っていました。次女はカラフルにペンで仕上げ、オリジナルタイトルをつけてサインまで書き込む徹底ぶり!

長女は色鉛筆でシックに仕上げました。グラデーションをうまくつけて自然な色合いのカラフルなクマが誕生。子どもたちならではの自由な発想で、大人とはまた違った魅力的な作品になりました。

画材にもこだわったハイレベルな作品!
パステル&色鉛筆でキリンの柔らかな表情を表現
りえさん:色鉛筆に加え、パステルもあわせて描いてみました。キリンの優しい表情が伝わるように、瞳や耳の色、背景など、何色も重ねてみました。

パステルを使うと色をぼかすのが簡単にできるので、柔らかい印象に仕上げたいときはおすすめです。グラデーションがきれいに出るのも魅力的でした!
4時間の没入体験、ナマケモノに魂を込めて
学習雑誌編集デスクK:所要時間は約4時間。つぶつぶをぬる作業だけで3時間ぶっ通しでしたが、驚くほど集中できて達成感がありました。つぶつぶには、集中力を引き出す不思議な魔法があるようです。
自由な色でぬれるので、心が解放されて気持ちも上がります。ぬっているうちに「イメージと少し違ってきたな」と思う瞬間もありましたが、それも含めて楽しい時間でした。

ナマケモノはお気に入りの動物。今回は何かをたくらんでいるような表情に仕上げ、目の色を左右で変えるというちょっとしたこだわりも。背景は色鉛筆でぬり、絵筆でぼかして柔らかい雰囲気を出しました。
透明クレヨンで描く、ふんわりうさぎの世界
HugKumライター ふじいなおみさん:色を混ぜ合わせることができる「透明くれよん」を使い、色を重ねて柔らかなグラデーションを作りました。

余白部分にはオリジナルでにんじんを描き、そこに小さなハートを添えることで、遊び心とかわいらしさを演出。つぶつぶアートならではの立体感や色の深みが生き、作品全体に温かみのある雰囲気が広がりました。
つぶつぶアートの魅力とは?
つぶつぶアートの生みの親、Conocaさんは14歳にしてパリで個展を開くなど、国内外から注目を集める新進気鋭のアーティスト。「つぶをぬるほどハマる、新感覚の没入体験」という本のキャッチコピーどおり、つぶつぶをぬっていると時間を忘れて集中できます。

Conocaさんによれば、「動物の鼻とか目の付近からぬるとバランスが取れる」「同系色のときはベースの色と、ベースより濃い色をあわせると良い」「目をリアルに描くことを意識すると動物が生きてる感じになる」など、初心者でも実践しやすいテクニックがたくさん。

さまざまな色を使って表現していて、色合いを褒められることが多いというConocaさん。皆さんも自分だけの色使いで、つぶつぶアートの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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小学館 第三児童学習局 HugKum編集部宛
子どもから大人まで、それぞれの個性が光る作品をお待ちしています。小さなつぶから始まる、あなただけの芸術の世界。ぜひ体験してみてくださいね!
今回紹介したぬりえはこちら
中学生にしてパリのギャラリーに出展し、国内外から注目を集めるアーティスト・Conocaさんの初ぬりえブック!つぶをぬる手が止まらない、想像以上の没入体験を楽しめます。
レッサーパンダ、ワオキツネザル、オオヤマネコなどの絶滅に瀕した動物から、ウサギやゾウ、キリンといった身近な動物まで、全21種を収録。ぬりえとしてだけでなく図鑑のようにも楽しめる一冊です。
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文/HugKum編集部