予約は数年待ち! 14歳画家 Conocaちゃんが描く「つぶつぶアート」 芸人やすこさんも注目、国際的にも評価を集める“若き才能”が開花した理由

わずか9歳で独自の技法を確立し、10歳で初個展を開催。小さな"つぶ"を重ねて作品を描く「つぶつぶアート」で世界から注目を集める14歳のアーティスト・Conocaちゃんが初のぬりえブック「つぶつぶアートぬりえ」を出版しました。その才能の開花から現在の活動まで、密着取材で見えてきた素顔をまとめてご紹介します。

才能はどう開花した? きっかけは小さな成功体験の積み重ね

幼児期のConocaちゃんの絵は、決して突出したものではなかったそう。7歳の頃に描いた”パパピトラ”という空想キャラクターの絵も「いたって子どもらしい絵」だったとママは振り返ります。

Conocaちゃんが7歳のときに描いた絵

転機となったのは、作品をマルシェで販売したこと。「社会体験になるかな」という気持ちで始めた販売だったそうですが、はがきが100枚売れたという小さな成功が、Conocaちゃんの自信につながりました。その後、アメリカに住む親戚からの助言もあり、グループ展への出品を重ねることで才能が開花していきました。

Conocaちゃんの才能開花について、詳しくは密着レポ①をチェック

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Z世代ならではのグラデーション学習法に脱帽

Conocaちゃんの作品の魅力は、何といっても豊かな色彩感覚。その秘密は、「写真」にありました。スマホカメラで写真を撮影後、自分で明るさやコントラストを調整しながら理想的なグラデーションを作り、それを絵の参考にしているんだそう。

もともと昼の景色だったビフォー(Conocaちゃんが撮影)
建物は明るいまま、夜の写真に加工。空のグラデーションに深みが出た(Conocaちゃんが撮影・加工)

昼間の風景を夜の雰囲気に加工したり、建物の色調を変えたりと、大人には思いつかないデジタルネイティブ世代ならではの学習法。描きたい背景を探して、散歩したり、水族館では魚よりも泡のつぶやサンゴ、大きい水槽の光や影をじっくり眺めたり、普段から観察するようにしているそうです。

Conocaちゃんに聞いた! 色彩センスを磨く方法詳しくは密着レポ②をチェック

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ファンレターを持って個展に来る小学生も

2023年3月の個展では、同世代の子どもたちが「ファンなんです!」とファンレターを持って訪れる光景が。小学3年生の子は、Conocaちゃんに憧れて自分もつぶつぶでクマを描いてみたそう。

幼稚園の課外絵画教室に通っていたこともあるという、Conocaちゃんのファンの方

「かまいたち」の山内健司さんをイメージした作品や、横山だいすけお兄さんからのお祝いの花も話題に。芸術のプロからも高く評価され、日動画廊の「ミニヨン展」では子ども初の出展を果たしました。

Conocaちゃんが描いた、だいすけお兄さんの似顔絵 ※ConocaちゃんのInstagramより引用

メディアにも引っ張りだこ!Conocaちゃん密着レポ③はこちらから

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トルコ大地震の救出犬を描き、大使館へ寄贈

「今後チャレンジしたいことは?」という質問に「チャリティ活動です!」と即答したConocaちゃん。YouTubeでトルコ大地震の映像を見て、がれきから20日後に救出された犬「アレックス」の奇跡のストーリーに感動し、すぐに作品制作に取りかかりました。

トルコ大地震で、がれきから救出した犬の絵を持ち、記念撮影。

完成した作品をトルコ大使館に寄贈。大使からは「素晴らしい色彩感覚ですね。これは才能からくるものでしょう!」と絶賛され、トルコの伝統的なお菓子「ロクム」もいただきました。自ら起こしたチャリティー活動で、Conocaちゃんはとても自信がついた表情に変化したそうです。

Conocaちゃんのチャリティー活動、続きは密着レポ④をチェック

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芸人やすこさんも注目! つぶつぶアートの制作過程を公開

現在14歳となったConocaちゃんは、数年先までオーダーが入る人気ぶり。芸人やすこさんからもレポート取材を受けるなど、現代アートの新星として注目を集めています。

芸人やすこさんと。※ConocaちゃんのInstagramより引用

制作過程は、まず描きたい絶滅危惧種を徹底的に調べることから始まります。下描き後、黒ペンで大小さまざまな丸(つぶ)を描き、油性色鉛筆でグラデーションにぬっていく作業は集中力が必要。「つぶつぶの中のグラデーションは、先に濃い色で外側をぬって、その後で中央に薄い色をぬっていきます」というのがConocaちゃん流のコツです。

Conocaちゃんが絶滅危惧種を多く描く理由には「絶滅してしまっても、絵の中ではキラキラと生きていてほしい」という想いも込められています。

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親子で楽しめる「つぶつぶアートぬりえ」が登場

そんなConocaちゃんの「つぶつぶアート」を体験できる『つぶつぶアートぬりえ』(小学館)が発売中! 21種類の動物が登場し、小さな”つぶ”を一つひとつ丁寧にぬり重ねることで、無心になれる癒しの時間を過ごせます。

色の使い方や塗り方の動画も公開されており、初心者でも安心してチャレンジ可能。親子で楽しみながら、動物の生態や環境について話し合うきっかけにもなりそうです。

ぬりえの詳細・購入は>>こちらから

世界から高く評価される14歳の若き才能が贈る新感覚のぬりえ体験。あなたも「つぶつぶアート」の世界に触れてみませんか?

ぬりえをチェック!

Conoca 小学館 1540円(税込み)

中学生にしてパリのギャラリーに出展し、国内外から注目を集めるアーティスト・Conocaさんの初ぬりえブック!つぶをぬる手が止まらない、想像以上の没入体験を楽しめます。

レッサーパンダ、ワオキツネザル、オオヤマネコなどの絶滅に瀕した動物から、ウサギやゾウ、キリンといった身近な動物まで、全21種を収録。ぬりえとしてだけでなく図鑑のようにも楽しめる一冊です。
お手本やぬり方の動画・解説付き!親子や友人との会話のきっかけにもなり、コミュニケーションツールとしてもおすすめです。

◆こんな方におすすめ
リラックスタイムをもっと充実させたい方、マインドフルネスや脳トレに関心のある方、特別感のある贈り物を探している方、おしゃれに飾れるぬりえを楽しみたい方、楽しく色彩を学びたい方

ぬっているところを動画で>>見る

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Conoca キッズアーティスト

2011年東京生まれのアーティスト。9 歳で独自の技法「つぶつぶアート」を確立し、10 歳で初個展を開催。作品はほぼ成約し、ワークショップには個展会場史上最多の参加があるなど大きな注目を集めた。絶滅危惧種などを描いた作品は、テレビや Web メディアでも話題となり、現在は国内外で活動の幅を広げている。

Conocaちゃんの【公式】サイトはこちら>>

文/HugKum編集部

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