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「親子で京都」ならではのワークショップに参加してみよう
訪れた先の文化に触れることは、旅行の魅力の一つではないでしょうか? もし京都を訪れたら、京都の伝統を体験できるワークショップに参加するのがおすすめです。遊びと学びを兼ねて親子でいい思い出を作れることでしょう。
今回ご紹介するお店は、髪飾りなどの和小物のお店『京都 おはりばこ』と、老舗の和菓子店『甘春堂 東店』です。どちらのお店も、職人さんが丁寧に教えてくれる体験教室を開催されています。初心者や子どもも安心して参加することができるので、京都を訪れたら親子で参加してみてはいかがでしょうか?
『京都 おはりばこ』でつまみ細工を体験
京都市の北区、大徳寺の近くにある『京都 おはりばこ』は、かんざしなどの髪飾りや和小物を販売されているお店です。

暖簾をくぐり、店内に入ると、色とりどりの商品がずらりと並べられていて、思わず「わぁ綺麗!」と声が出てしまいます。


七五三や、成人式、卒業式などを華やかに
繊細で色鮮やかな商品は『京都 おはりばこ』の工房で、職人さんによって一つ一つ丁寧に作られたものです。日常使いできるものももちろんありますが、七五三や卒業式、成人式、結婚式など、人生の節目をより美しく華やかに飾ってくれる商品が数多く揃います。

店内には、七五三や成人式など、シーン別にピッタリな商品が並べられていて、どんな髪飾りや小物がいいのか選びやすいですね。


また、「こんな物がほしい」というものがある場合は、そのイメージを伝えて作ってもらうこともできます。お店の人に相談してみてください。

お土産やプレゼントにもおすすめ
赤ちゃんの細い髪でも留められる髪飾りなどは、お土産や贈り物におすすめです。小さな子どもが似合いそうな優しい色合いのものが多くあります。

つまみ細工体験でオリジナルの飾りを作ろう!
『京都 おはりばこ』では、つまみ細工体験教室を開催されています(10歳以上の方対象)。
つまみ細工とは、正方形の布をピンセットでつまんで、折りたたみ、花などの形を作り出す技法のことで、江戸時代から続く日本の伝統工芸です。

子どもや、細かい作業に自信がない方でも大丈夫。優しく職人さんが教えてくれるので、楽しみながらオリジナルのつまみ細工を作ることができます。実際に行われている、つまみ細工体験の様子を見ていきましょう。

会場は築100年以上の京町家

つまみ細工体験が行われるのは、店舗の奥にある、築100年以上の風情ある京町家。お庭は、季節によって桜や紅葉も楽しめるそうです。歴史ある町屋に入れるのは貴重な体験ですね。

つまみ細工体験スタート

テーブルの上には、正方形の生地やピンセットなど、つまみ細工に必要なものが並べられています。まずは、かんざし、クリップ、チャーム(プラス料金)の中から、作りたいものを選びます。

そして、作る花の形を「うめ・きく・はな」の3つの中から選びます。今回挑戦するのは、丸い花びらが特徴の「うめ」、土台はいろんな物に使えるクリップにしました。

次に、用意された生地の中から、花びらの色を決めます。色選びは楽しいけれど、とても迷います。お店の商品などを見て、イメージを膨らませておくといいですよ!

色が決まったら、いよいよピンセットを使って生地を折り、糊の上に並べていきます。


花びらが折れたら、次が正念場! 作った花びらを土台につけていきます。

中心を合わせて、花びらを組み合わせていくと、梅の花の形になってきました。

最後に花芯と「下がり」と言われる飾りを選んでつけたら、オリジナルのつまみ細工クリップの出来上がりです!

自宅でできるつまみ細工キットも
お店では自宅でもできるような、つまみ細工キットも販売されています。体験教室で習ったことを自宅でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

【京都 おはりばこ】
住所:京都府京都市北区紫野下門前町25
営業時間:10:00~17:00
休日:水曜日
TEL:075-495-0119
HP:https://www.oharibako.com
Instagram:https://www.instagram.com/oharibako/
創業160年、和菓子の老舗『甘春堂』
『甘春堂(かんしゅんどう)』は、創業160年を迎えた和菓子の老舗です。今回お邪魔したのは、『甘春堂 東店』。お店は、豊臣秀吉ゆかりの神社、「豊国神社」の鳥居のすぐ近くにあります。
神社仏閣が多いこの地域に溶け込む、風情あるお店の中に入っていきましょう。


お土産におすすめ銘菓「大仏餅」
お店に入ると、和三盆で作られた綺麗な色合いの干菓子や、日本の四季を表現した上生菓子など、季節を感じる和菓子が並びます。


中でも、甘春堂を代表する銘菓の一つ「大仏餅」は、お土産におすすめのお菓子です。

かつて京都の方広寺には、奈良の大仏を凌ぐ大きさの大仏がありました。その方広寺の門前で、店自慢の餅を売り出したのが「大仏餅」の始まりだそう。その当時と同じ製法で作られていて、柔らかいお餅の中に自家製の餡を包み、「京大佛」と焼印が押された餅菓子です。京都土産として持ち帰りたい一品ですね。
店内で抹茶や季節の和菓子が食べられる
『甘春堂 東店』では、店内にお抹茶と季節の上生菓子などをいただける、「茶房 撓(しほり)」があります。落ち着きのある店内で、甘く美味しいお菓子を食べると、観光で疲れた身体が癒されますね。


本格的な和菓子が作れる和菓子教室
店内の2階に上がると広いスペースがあり、こちらで和菓子教室が開かれます。


綺麗に手を洗い、和菓子教室スタートです。席に着くと、資料や材料がセッティングされています。部屋には教えてくれる職人さんの手元が大きく映し出されるモニターもあるので、作業がとてもわかりやすいです。
4種類の和菓子を作れる
和菓子教室で作るのは、干菓子、上生菓子のういろ、練り切り、きんとんの4種類です。お菓子の内容は季節によって変わります。

まずは、「干菓子」を作ります。用意された生地を麺棒で伸ばし、型で抜くという工程です。一番簡単な作業と言われますが、シンプルな作業に見えて綺麗に型抜きするのがけっこう難しい!


紅葉の型抜きができたら袋に入れて、干菓子は自宅で常温乾燥させてから食べます。
次にチャレンジするのは「ういろ」です。生地を伸ばし、餡を包んでいきます。今回は秋なので、渋柿のういろです。


そして、次は最も難しいとされる、練り切りです。練り切りは、粘り気を出した餡を手やヘラを使って形成していきます。指先で色のグラデーションを作ったり、模様を入れたり繊細な作業です。


最後に作るのは「きんとん」。上生菓子には欠かせないお菓子です。きんとん用の餡を裏ごしし、そぼろ状になった餡をお箸で餡玉につけていきます。



これで4種類の和菓子が完成です。
自分で作った和菓子を抹茶と一緒にいただく
和菓子が作れたら、抹茶をいただけます。抹茶と一緒に、出来上がったお菓子を食べることもできますし、持ち帰り用の箱も用意してくれているので、持ち帰ってもOKです。


自分で作ったお菓子はとっても美味しいですよ!

【甘春堂 東店】
住所:京都府京都市東山区茶屋町511-1
営業時間:9:00~17:00
休日:年中無休(ただし臨時休業あり。元旦は休業)
TEL:075-561-1318
HP:https://www.kanshundo.co.jp
Instagram:https://www.instagram.com/kanshundo/
親子で京都に来たらワークショップに参加するのがおすすめ
京都の伝統的な文化を体験できるワークショップを開催されている『京都 おはりばこ』と『甘春堂 東店』を紹介しました。ワークショップに参加すると、親子で楽しく文化を学ぶことができます。
また、旅のいい思い出にもなりますし、自分で物を作る喜びと、改めて職人さんのすごさも感じることができます。親子京都旅に魅力的な体験教室を組み込んでみてはいかがでしょうか。
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構成・文・写真(一部を除く)/松田慶子(京都メディアライン)

