コンパスはいつから使う?
小学3年生算数で使います
コンパスは小学3年生の算数の時間に初めて使い方を習います。筆者が小学生の頃は個々にコンパスを購入して使っていましたが、わが家の小学4年生の娘は学校から支給されました。
娘も大苦戦
娘の宿題に「コンパスで円を描く」というテーマがあったとき、どのようにやるか見ていました。そのときは刺した針が浮いてしまってコンパスが安定せず、円がうまく描けないようでした。
コンパスで円を描くための手順
半世紀以上コンパスを作り続けている文具メーカーに質問
昭和29年から学童用のコンパスを製造している学童文具メーカーのソニックの担当者にコンパスの上手な使い方を質問してみました。
担当者から教わったのは次の6つです。
1.鉛筆の先端と針の先端の高さがそろうように鉛筆をセットする

まずはコンパスを閉じて、針の先と鉛筆やシャープペンの芯の先が同じ高さになるようにセットします。
商品によってはノートに押し付けることで針が出てくるタイプのものがありますが、そのときには芯が見えないのでカバーしているパーツの長さを基準に合わせましょう。
2.つまみ部分を親指と人差し指で上からつまみ、空中で指の操作だけでコンパスを360度回す練習をする

まず、持つ場所は一番上の棒の部分(つまみ)です。その下の「SONIC」と書いている黒いところや、オレンジ色の脚などを持つと正しくコンパスは使えません。

上の棒をつまんだらクルンと360度回転させます。回すと親指に当たるつまみ部分が少しずれていくのがわかります。
3.脚は最初は狭すぎても広すぎても難しいので、半径4〜5㎝ぐらいで始める

ですが、円を描く練習をするときには半径4〜5cm、つまり針と芯の間が4〜5cmくらいに広がっている状態から練習すると描きやすいとのアドバイスをいただきました。
4.針をノートにしっかり刺す(下敷きを使わない)

授業ではノートに下敷きを使うように指導されている学校もあるようです。ですが、コンパスを使うときには、円の中心となる針がしっかり刺さっていることが大切。特に硬い下敷きを使っている場合は、コンパスを使うときだけ下敷きを外しましょう。
また、ノートでなくプリントに描く場合は、堅い机にぶつかってしまいますので、家で練習する場合などにはいらない紙などを敷くとしっかりと刺さります。
5.回転方向(進行方向)にコンパスを傾ける

鉛筆で文字を書くときにも、芯が紙と直角のまま書きませんよね? それと同じように、コンパスも円を描く方向にちょっとだけ傾けると鉛筆(またはシャープペン)を紙に安定して当てることができ、線を描きやすくなります。
6.つまみを回しながら、腕全体はかき氷を作るように回す
針を刺したコンパスを回すとき、指先の回転だけでは途中で鉛筆が宙に浮いてしまったり、刺している針が外れてしまったりと線が途切れてしまいます。
そこでポイントです! 指先でつまみをクルクルしながら、腕全体はかき氷を作る機械のハンドルを回すときのことをイメージして空中で大きく円を描くように動かします。
一度にさまざまな動作が必要な円の描き方。お子さんに指や腕の動きを言葉で伝えづらいときには、保護者の方が円を描いているところを実演しながら説明すると理解につながりやすいかもしれませんね。
上手くできないときのお助けアイテム!
くるんパスで円を描こう

その中でも2のくるっと回す難しさを補助してくれるのが、ソニックが開発した独自の技術であるコンパス「くるんパス」です。これはつまみにキャップがついていて、「親指と人差し指でつまみながら回す」動作を代わりにしてくれるのです。
つまみについているキャップは取り外せるようになっているので、ある程度円を上手に描けるようになったらキャップを外して、親指と人差し指でつまみを回しながら円を描いてみましょう。
こんな練習の仕方も!
キレイな模様を描いてみよう

コンパスでまず2つの円を描いて線と線が交わるところに針を置いて同じ大きさの円を描き続けると

お花のような模様ができます。
他にもどのように円を描くかで出来上がる模様も変わってきます。描けば描くほど、コンパスが自由自在に使えるようになります。
中には丸い形でパーツが構成されているアニメキャラクターをどこまで描けるか試してみるの方法もあるそうですよ!
残り1か月半でマスターせよ!
学年が一つ上がるまで残り約1か月半。3年生のうちにキレイな円を描けるようになって、胸を張って4年生に進級したいですね。
くるんパスについての詳細はこちら
