“子どもの食事”に悩む親は9割超!「食べない・遊ぶ・献立に困る…」毎日の食卓をラクにするヒントとは【HugKum総研】

せっかく時間をかけて作ったごはんを床に投げられてしまったり、栄養バランスを考えて用意した野菜を「緑だからイヤ」と拒否されたり…。子育てをしていると、食卓をめぐる悩みに直面する家庭は少なくありません。

今回、HugKumでは「子どもとの食事」についてママ・パパにアンケートを実施。日々の食卓で感じている悩みや葛藤、そして家庭ごとに工夫している点を探りました。アンケート結果から、家庭の食卓のリアルな姿を見ていきます。

【調査概要】調査期間:2026年1月25日~2月8日 回答者数:0~12歳の子どもがいる保護者 193人

子どもの食事に悩む家庭は9割以上!

調査対象:193人

まず、「お子さんの食事で悩んだことはありますか?」と聞いてみると、悩んだことが「ある」と回答した人は約92%、「ない」と回答した人は約8%という結果になりました。およそ9割以上の保護者が、子どもの食事についてなんらかの悩みを経験していることがわかります。

子どもの食事は、1日3回、ほぼ毎日向き合う必要があります。成長にとって大切な時間である一方、食事のバランスやマナーなど、親としては気がかりを感じる場面も少なくありません。多くの家庭が日々試行錯誤をしながら向き合っている様子がうかがえます。

「好き嫌い・偏食」が最多! 食べる内容から行動まで悩みはさまざま

では、具体的にどのような悩みが多いのでしょうか。

調査対象:「食事で悩んだことがある」と答えた人159人

「悩みの内容であてはまるもの」をきいてみたところ、もっとも多かったのは「好き嫌い・偏食」で122人のママ・パパが選択していました。特定の食材を食べない、野菜を嫌がるなど、食べる内容のかたよりに悩んでいる家庭が多いことがわかります。

次に多かったのは「食事中に立ち歩く・遊びだす」という回答でした。食べる内容だけでなく、食事中のマナーや集中力など、食卓での行動に悩む家庭も少なくないようです。さらに、「小食」や「食べ過ぎ」といった、食事の量についての心配の声も見られました。

今回の結果からは、子どもの食事の悩みが「何を食べるか」という食事内容の問題だけでなく、「どのように食べるか」という食事中の行動まで幅広く広がっていることがうかがえます。子どもの食事は「栄養」と「しつけ」の両方がかかわるため、多くの親にとって悩みがうまれやすいテーマなのかもしれません。

「献立が決まらない」「食事づくりが負担」という声も

調査対象:193人

次に、お子さんの食事づくりについての悩みをきいたところ、1番多く挙がったのは「献立の内容」で136人、次いで「栄養バランスに不安がある」を126人が挙げています。好きなものしか食べないことで栄養のかたよりが気になったり、新しいメニューに挑戦しても思うように食べてもらえなかったり――そんな悩みを抱える家庭も少なくないのかもしれません。

さらに、「準備する時間が満足に取れない」と答えた人は77人、「そもそも料理が好きではない」と感じている人も36人いました。子どもの食事の悩みは「食べてくれない」という問題だけではなく、毎日の食事づくりを担う保護者の負担感とも深くかかわっているようです。

「外食の活用」が家庭の食卓を支える選択肢に

家庭の食卓は、自炊だけでなく外食に助けられることもあります。そこで、子どもとの外食の頻度についてもたずねてみました。

調査対象:193人(複数選択可)

1番多かったのは「週1〜2回」で、69人のママ・パパが選択しています。次いで「月1〜2回」が49人と続き、外食を定期的に利用している家庭が少なくないことがわかります。

家庭によって頻度には差があるものの、日常生活の中で「外食」が上手に取り入れられている様子がうかがえました。いそがしい日や食事づくりが難しい日などに外食を活用することで、家庭の負担を軽減しているケースもありそうです。

レトルト・パウチ食品は「ときどき使う」が主流

調査対象:193人(複数選択可)

最後に、家庭でのレトルトやパウチ食品の利用についてもきいてみると、もっとも多かったのは「月1〜2回」で65人、次いで「週1〜2回」が51人という結果でした。さらに「週3回以上」と答えた23人を含めると、多くの家庭がレトルト食品を生活の中で取り入れていることがわかります。

状況に応じて手軽に使える食品を活用しながら、各家庭が工夫して日々の食卓を支えている様子がうかがえます。

多くの家庭が悩みながら向き合う、子どもの毎日の食事

アンケートから、約92%もの保護者が子どもの食事に悩みながらも、日々の食卓と向き合っていることが見えてきました。栄養バランスを意識したり、ときには外食やレトルト食品を取り入れたりしながら、それぞれの家庭で子どもの食を支えているようです。

「好き嫌い」や「立ち歩き」、そして「献立が思いつかない」といった悩みは、多くの家庭が経験しているもの。もし今、食卓や台所で悩んでいるとしたら、「同じように悩んでいる家庭もたくさんある」ということを思い出してみてください。

毎日の食事は、完璧でなくても大丈夫。外食や、便利な食品を上手に取り入れながら、無理のない形で食卓を続けていくことも大切です。家族がそろって食卓を囲む時間そのものが、子どもにとって大切な栄養になるのかもしれません。

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文・構成/牧野 未衣菜

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