オランダで38歳の首相が誕生
ヨーロッパのオランダという国で、とても若い首相が誕生しました。その人の名前はロブ・イェッテンさんといって、なんとまだ38歳です。日本では首相といえば、もっと年配の人がなるイメージがあるかもしれませんが、世界では30代や40代で国のトップになる人が増えてきています。

若い指導者は、今の時代に合った新しいアイデアや、便利なテクノロジーを使うことが得意な場合が多く、国を新しく生まれ変わらせる力を持っています。たとえば、インターネットを使ったサービスや、環境を守るための新しい工夫など、若い人の感覚で国を変えていこうとします。
フィンランドやフランスでも若い指導者が活躍
しかし、世界に目を向けてみると、オランダよりもさらに若い指導者がたくさんいました。たとえば、フィンランドという国では、34歳でサンナ・マリンさんという女性の首相が誕生して世界中を驚かせました。

また、フランスという国でも、現在大統領のエマニュエル・マクロンさんが39歳で大統領になり、これまでの年配のリーダーとは違う、スマートな政治を行っています。
これらの若いリーダーたちは、みんなの未来に関わるような、学校のあり方や、環境問題について、これまでのやり方にとらわれない新しい方法を考えています。若いからこそ、将来の長い時間を大切にする政治ができると言われています。
リーダーに必要な力は変わりつつある
昔は、長い経験を持つ年配の人がリーダーになるのが普通でした。しかし、今の世の中は、インターネットやSNSが発達して、情報のスピードがとても速くなりました。そのため、新しい時代に合った感覚や、素早く判断する力が求められるようになってきています。
若いリーダーたちは、そんな現代のスピード感に合わせるのが上手です。もちろん、若いからこそ経験が少ないという不安の声もありますが、みんなの代表として、新しいアイデアで国を動かそうとする若き指導者たちに、世界中が注目しています。これからの政治は、年齢に関係なく、どんな素晴らしいアイデアを持っているかが大切になっていくでしょう。

世界が急速に変化している今、昔のやり方をそのまま続けていても、新しい問題は解決できないことがあります。たとえば、気候変動の問題は、地球の将来に大きな影響を与えます。若い指導者は、この問題を自分のこととして捉え、本気で対策を考えようとします。
また、テクノロジーの進歩によって、情報の伝え方も変わりました。SNSを使って、国民の意見を直接聞いたり、自分の考えを伝えたりすることが大切になっています。若いリーダーは、そうした新しいツールをうまく使って、政治をより身近なものにしています。
年齢に関係なく、国のことを考えられるリーダーが求められる
もちろん、若ければ素晴らしいというわけではありません。年配のリーダーは、長い経験に基づいて、冷静な判断ができるという強みがあります。
大切なのは、年齢に関係なく、その人の能力や、国のことをどれだけ考えているかということです。これからは、若い人たちが持っている新しいアイデアと、年配の人たちが持っている経験を組み合わせて、より良い社会をつくっていくことが求められています。
オランダの若い首相の誕生は、これからの政治のあり方を考える上で、とても大きなきっかけになるでしょう。私たちも、世界の変化に注目して、自分たちの未来がどうなっていくのかを考えていくことが大切です。
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記事執筆/国際政治先生
国際政治学者として米中対立やグローバルサウスの研究に取り組む。大学で教壇に立つ一方、民間シンクタンクの外部有識者、学術雑誌の査読委員、中央省庁向けの助言や講演などを行う。
