2歳で始めるピアノの習い事、教え方やメリットは?2歳から通えるピアノ教室&ピアノおもちゃをチェック

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子供の習い事で人気があるピアノ。そのピアノを2歳から習うと、さまざまな効果やメリットが得られるので、2歳の幼児へのピアノの教え方、ピアノ教室やピアノのおもちゃのおすすめと合わせてご紹介します。

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ピアノを2歳からはじめるとどんな効果がある?

2歳は早くない? ピアノの習い事、何歳から始めるといいの?

ピアノを始めるには、いつからがよいのでしょうか。多くのピアノ教室では、3〜4歳ごろから通えるのが一般的です。これには理由があります。それは、2歳だと、ピアノを弾く力がまだないこと、ピアノの前にじっと座っていることが難しいこと、楽譜が理解できないことなどが挙げられます。

しかし、絶対音感をつけたい場合は、2歳ごろから始めるのがベストのようです。絶対音感は、耳の発達と関係しています。子供の耳の発達は、年齢が上がるほど、聞こえ方が変わってくるのです。絶対音感の訓練は、早く行うほど自然に、楽に身につきます。これは、脳の発達にも関わります。絶対音感をもつと、脳をバランスよく使えるのだそうです。

2歳の幼児にピアノの習い事をさせるメリット

2歳児でピアノを習うと、どんなメリットがあるのか3つご紹介しましょう。

【1】音感、リズム感が育つ

ピアノを習うことで、音感やリズム感を養うことができます。音感やリズム感は、スポーツやダンスなどでも重要な要素です。音感がよいと、メロディー以外の伴奏や和音などを聞き取れるようになります。リズム感がよいと、一定のリズムを感じながら、違うリズムも感じることができるようになります。これは、左右の手で別々のリズムを弾くピアノにはなくてはならいものです。

【2】手先、脳の発達にいい影響を与える

ピアノのを弾くときは、指を使います。小さいうちから指を動かすと、手の運動能力を伸ばすとともに、手先が器用になるといわれています。また、指先は“第2の脳”と言われているので、指先を使うと、知性・知能を伸ばす効果が期待できます。

感情や情緒など豊かな心を育む

ピアノの音や音楽を聞くことで、想像力を働かせることができます。豊かな感情や情緒を育むことから、芸術的センスも養えます。

2歳向けピアノの教え方

2歳児にピアノを教えるにはどうしたらよいのでしょうか。練習時間や楽譜、進度などを解説していきます。

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2歳児のピアノの練習時間、楽譜、進度はどうしたらいい?

練習時間

練習というよりも、ピアノに触れさせる時間を持つことをおすすめします。2歳児だと、集中力が持続しないため、10〜15分程度でよいでしょう。もっと弾きたいようであれば、時間を延ばしてみてください。

楽譜・教材

2歳児では、楽譜を読むのは難しいでしょう。しかし、幼児向けの楽譜や教材はたくさんあります。たとえば、「ド」の音しか出てこない楽譜や、2小節程度の短い曲が掲載されている絵本などです。ママやパパがピアノを弾いて、真似させてみるように教えるといいかもしれませんね。

進度

2歳だと、ピアノの鍵盤をしっかり押す力がありません。ですから最初は、グーで鍵盤を叩くようにして、音を鳴らすようにしてみましょう。その後、1本指でピアノを弾くようにしていきます。

また、楽譜を読んだり、曲を弾くのは難しいので、音の数が少ないメロディーや、簡単で短いフレーズを弾かせるようにしてみるとよいでしょう。

とにかく、まずは「ピアノって楽しい!」と思えるように教えるといいですね。

2歳になったら、ピアノでリトミック活動を

幼児の習い事でも人気の高い「リトミック」。ピアノでリトミック活動をすると、ピアノを習うときに、スムーズに学べます。そのリトミックの効果を解説しましょう。

リトミック活動とは? その効果やねらいは?

リトミックは、エミール・ジャック=ダルクローズというスイスの音楽教育家・作曲家が開発した教育法です。リズムや音を通じて、体を動かしたり、絵を選んで言葉を声に出したりします。そのことにより、基本的な音楽の能力を伸ばせるだけでなく、身体能力、感覚的センスなど、子どもたちの潜在的な基礎能力の発達を促すことができます。

表現力を養える

リトミックでは、音(音楽)を聞いて、体で表現します。そのとき子供は、自分なりにどう表現しようか考えます。何度も繰り返すうちに、さまざまな表現ができるようになります。また、音からどんなイメージかを考えることも、表現力が豊かにしてくれます。

集中力が身につく

リトミックでは集中力が身につくのもメリットです。そのわけは、音に注意深くなっていなければ、体を動かして表現できないためです。たとえば、音が止まったら動きを止める、早い音楽なら素早く動くなど、音に対応して瞬時に表現しなければなりません。よって、集中力・判断力が養えるというわけなのです。

協調性・コミュニケーション能力が身につく

リトミックでは、複数のお友達とレッスンを受けます。ほかの子供といっしょにレッスンを受けることで、良い刺激が生まれ、自分と自分以外の人がいることを認識できます。また、集団で行動することの基礎を養えます

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リトミック活動もできる!2歳児が通えるピアノ教室のおすすめ

2歳から通えるピアノ教室には、リトミックやお歌のレッスンが組み込まれているところも。また、親子でレッスンできるところもあります。

「カワイ音楽教室」

カワイ音楽教室は1956年に誕生し、60年以上の歴史と実績のある音楽教室です。理念は音楽「を」学ぶのではなく、音楽「で」学ぶこと。ただ単に技術を習得して「うまく」なることだけを目的とせず、各コースの表現活動を通して個性を育み、より豊かな人格形成を目指しています。

2歳からの「くるくるクラブ」は、音楽を全身で味わうリトミック活動を中心に、多彩な教具を使った遊びや、バリエーション豊富なタイトルのある活動も加えた魅力あふれるコースです。3歳児からは1・2歳児のリトミックの流れを取り入れながら、2年間を通してピアノやオルガン等の鍵盤奏への基盤を育む、鍵盤グループレッスンがあります。

カワイ音楽教室

「ヤマハ音楽教室」

ヤマハでは、音楽のさまざまな楽しみ方を学びながら感性を育てていきます。一般的な教室では、楽譜を読んで楽器を弾きますが、ヤマハでは、「きく、うたう、ひく、よむ、つくる」のカリキュラムを展開しているのが特徴です。

1~3歳のお子様と保護者の方のための『ぷっぷるくらぶ』では、1回完結型の“ドレミぱーく”、継続レッスン型の“ドレミらんど”、映像とアプリを使った“すまいるシアター”の3つのプログラムを用意。歌やリズムなどのレッスンが展開されます。また、3歳からの「おんがくなかよしコース」には、鍵盤を弾くレッスンがあります。

ヤマハ音楽教室

「ローランド・ミュージック・スクール」

ローランド・ミュージック・スクールは、電子楽器メーカーのローランドが展開している音楽教室です。2歳半ごろから通える「幼児科アトリエランド」では、幼児期からピアノやオルガンに触れながら、年齢や発達に合わせて、聴く・弾く・うたう・リズム・アンサンブルなどの音楽の基礎能力をバランスよく育てます。

ローランド・ミュージック・スクール

「オンピーノ 子供ピアノ教室」

オンピーノは、出張レッスン、教室レッスンが選べるピアノ教室です。特徴は、一人ひとりに合わせたオーダーメイドレッスン。たとえば、お歌レッスン→打楽器のリズムレッスン→ピアノレッスンなど、お子さんの年齢や性格に合わせたカリキュラムを組んでくれます。対象は3歳からですが、講師によっては対応が可能な場合もあるので、相談してみてください。

オンピーノ 子供ピアノ教室

「サクライ楽器」

サクライ楽器は、東京、埼玉を中心に展開する音楽教室・楽器販売の会社です。こちらには2〜3歳が通える「こどもぴあのらんど」というコースがあります。歌唱・名曲鑑賞・リズムうちや手遊びなどを通して音楽と親しみながら成長に合わせて自然にピアノを弾く楽しみを育てるレッスンです。

サクライ楽器

まずは、おもちゃからでも♪ 2歳児が喜ぶピアノのおもちゃ

トイピアノには、本格的なものから、コンパクトなもの、マイクつきのものまでさまざまあります。高価なピアノを購入することにお悩みの方は、まずはおもちゃをお子さんに与えてみてはいかがですか。

KORG tinyPIANO 「タイニーピアノ ミニ鍵盤25鍵 ホワイト」

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KORG tinyPIANO 「タイニーピアノ ミニ鍵盤25鍵」(ホワイト)

tinyPIANOは、電子ピアノならではの安定した音程で、グランド・ピアノの音をサンプリングした重厚感と奥行きあるピアノ音色を弾くことができます。幅広いバリエーションの自動演奏デモ・ソングを50曲内蔵し、上手な演奏を聴くだけでなく、お部屋のBGMとしてお好みの音楽を、オルゴールやミュージック・プレーヤーのように流すことができます。

KAWAI 「グランドピアノ (ブラック 1141)」

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KAWAI「 グランドピアノ (ブラック 1141)」

小さなお子んの軽い力でも音を出すことができる、本格的なグランドピアノです。屋根の接合部分の部品も強度があるので、お子さんのイタズラにも壊れにくいのが特徴。屋根を閉じると、音量を下げることができます。

Baoli 「ピアノおもちゃ キーボードマイク付き」

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Baoli 「ピアノおもちゃ キーボード マイク付き」

音量調整機能&マイクもついたミニピアノです。22曲のデモストレーション曲や、8種類の打楽器音、4種類のテンポ音もついています。MP3や携帯に接続でき、録音再生もできます。こんなピアノなら、楽しく練習できそう!

ジョイパレット「アンパンマン ノリノリおんがく キーボードだいすき」

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ジョイパレット「アンパンマン ノリノリおんがく キーボードだいすき」

白鍵14、黒鍵10の全24鍵盤で、同時発音数は8音の本格派キーボード。24種類の音が楽しめるサウンド機能と、どの鍵盤を押しても曲が弾けちゃうかんたんモードを搭載しています。お子さんの大好きなアンパンマンのキーボードなので、楽しくレッスンできますね。

Camiter「 電子ピアノ」

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Camiter「電子ピアノ」

ピアノを設置するスペースをなるべくコンパクトにしたい、という方におすすめの持ち運びも楽にできるくるくると丸められる電子キーボードです。環境に優しいシリコーンを採用。USB充電タイプだから、どこでも簡単に充電可能もうれしいポイント。


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まずは、ピアノや音楽、リズムを楽しもう!

2歳からピアノを習うと、絶対音感がつく可能性も高く、脳や手先の発達にもよい効果が。まずはお近くのピアノ教室やおうちのピアノで、音やリズムを楽しむようにしてくださいね。

 

文・構成/HugKum編集部

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