子供の知育にも良く、さらに子供が夢中になって遊ぶのが、パズルです。でもパーツがたくさんあるぶんだけ、収納に工夫が必要になります。もしいくつかのピースをなくしてしまったら、せっかくのパズルの楽しみが半減してしまいます。そこで、パズルが崩れない収納アイデアから、パズルのピースをなくさない収納アイデア、モンテッソーリのような立体的なパズルの収納アイデア、 B4サイズに入らない1000ピース以上の大きいパズルの収納アイデアまでをご紹介しましょう。
目次
パズルが崩れない収納アイデア
子供むけのパズルなら、ノートより一回り大きい程度の大きさなので、ビニールケースやプラスチックケースなどを活用するのがポイント。パズルを完成させたままの状態できれいに保存することができます。これなら、かさばらない上、ピースが散乱することもないし、パズルごとに収納が可能。またビニールケースやプラスチックケースに入れた状態なら、立てかけて収納することもできるし、棚を利用してももきれいな見た目で収納できます。おまけに、ビニールケースやプラスチックケースは100円ショップなどの格安ショップでも購入できるので、とっても経済的。お金をかけずに、わかりやすく、きれいに収納するアイデアをご紹介しましょう。
無印のプラスチックケースを使って賢く収納
こちらは無印良品のEVAケースを使ってパズルを収納した方の例。半透明でファスナーがついているEVAケースは、書類からアクセサリー類までこまごまとした物を入れるのに便利なグッズです。ケースはさまざまな大きさがあるので、パズルのサイズにあわせてチョイスして、きれいに収納できます。無印良品のEVAケースは、小さいものなら100円前後と値段も良心的でうれしい限りです。
棚(パズルラック)を使って立てて収納
プラスチックケースに入れたパズルは、ノートのように立てて収納できる点も魅力のひとつです。棚にお絵かきボードなどとあわせて一緒に立ててしまうことができます。パズルを入れたケースが横に倒れてしまわないように、ブックスタンドなどを利用すれば、さらにきれいに収納できます。
パズルピースをなくさない収納アイデア
パズル収納のキーとなるのが、数多くあるピースをなくさないようにするための工夫です。ひとつでもピースをなくしてしまうと、パズルを完成できたとしても台無しになってしまうものです。完成前のバラバラのピースを、なくさずにきれいに収納するのなら、どんな方法があるでしょうか?
ジップロックを使って小分け収納
バラバラになったパズルのピースをしまうのなら、ジップロックなどのフリーザーバッグが便利です。中身が見えてわかりやすいし、袋が丈夫で繰り返し使うことができます。ジップロックの袋に、パズルの名前を書くかラベルを貼るなどしておくと、どのパズルかわかりやすくなります。子供が小さいうちは、指で押して袋が閉まった感覚が伝わる“スマートジッパー”タイプより、ファスナータイプのジップロックの方が使いやすいという意見もあるようです。
セリアなど100均のカラーシールを使って混ざらない工夫
パズルが複数あるとき、すべてのピースが混ざってしまうと、どのパズルのピースかわからなくなって困ってしまいます。そんなときに真似したいアイデアが、カラーシールを使ったもの。セリアなどの100円ショップのカラーシールを、パズルの裏面に貼っておくだけ。同じパズルなら、同じ緑色のシールを貼り、別のパズルには別の赤色のシールを貼る…というように色分けすれば、万が一ピースが混ざったとしても、すぐにどのパズルのピースかわかります。カラーシールを貼る作業も、子供と一緒に楽しめますね。
無印のEVAケースを使って収納
ジップロックなどと同じように、パズルのケースを収納できるのが、無印良品のEVAケース。大きめのEVAケースなら台紙に完成した状態のパズルをそのまま入れて収納することができますが、ピースと台紙を別に収納するのなら、小さめのEVAケースを準備するとスマート。半透明で中のピースが外から確認しやすいので、使うときにもわかりやすく便利です。
モンテッソーリのような立体的なパズルの収納アイデア
子供の自立心や集中力をはぐくむと言われる、モンテッソーリ教育。多くの著名人が幼い頃にモンテッソーリ教育を受けて、その後大成したと言われるため、モンテッソーリ教育を子供に受けさせたいと考える方も多いでしょう。そんなモンテッソーリ教育にもとづいた知育玩具にあるのが、立体的なはめこみパズルなどです。そんな立体的なパズルは、子供の教育には良いものの、収納しにくいのが難点です。
保育園を見習って、大きめケースで収納
おもちゃを効率よくきれいに収納するアイデアは、保育園や幼稚園に見習うことができるかも。大きめの収納ケースなら、パズルのほか子供のおもちゃの収納にも利用できます。そんな収納ケースとしておすすめなのが、無印良品のやわらかポリエチレンケース。角がまるくてやわらかいケースなので、小さな子供が使ってもケガをしにくく安心。さらに取っ手がついていて、重ねることもできます。さまざまな大きさもあるので、パズルの大きさにあわせて選ぶことができます。パズル以外のおもちゃ類も、同じようにこのケースを使えば、見た目もきれいに収納できます。別売りのふたをつけることもできますよ。
ダイソーのふた付きボックスを使って
立体的なパズルなら、少し大きめのカラーボックスなどを活用するのが便利です。ダイソーなどの100円ショップにあるふた付きのボックスなら、中にほこりがたまらずきれいに収納もできます。パズルごとに「A、B、C」のように番号や名前をつけて、さらに箱の側面や底にその番号もつけておけば、どのボックスにどのパズルをしまうか一目瞭然。子供もボックスに投げ入れるようにするなら、しまいやすいかもしれません。
セリアの収納ボックス
セリアの収納ボックスもパズルやおもちゃの収納に人気のアイテム。ぐにゃっとやわらかな素材で軽くて、子供が使いやすく、しかも取っ手が四方全部についています。子供のおもちゃをしまうだけでなく、タオルなどの小物類の収納にも活用できます。
B4サイズに入らない、1000ピース以上の大きいパズルの収納アイデア
子供用のパズルといえばたいていB4サイズ程度の大きさなので、B4サイズのプラスチックケースにピッタリ収まります。しかし、それよりもさらに大きなタイプのパズルの場合、どうやって収納したらいいでしょうか?1000ピース以上の大型パズルをきれいに収納するアイデアをSNSで探してみました。
100均のケースを使って色分け
1000ピース以上の大型パズルに取り掛かるときは、まずはバラバラのピースから、外枠のピースだけを分けたり、同じ色のものだけを分けたり、分類しておくとやりやすいもの。そんなときに分けたピースを保管しておけるのが、100円ショップの収納ケースです。大型パズルは完成させるまでに何日もかかることもあるので、こんな収納ケースでピースを保管しておけば便利です。
アイデア次第で安く賢く収納できる!
パズルのピースをなくさずにきれいに片付けるのに苦労していたママも多いかもしれませんが、ここでご紹介したように工夫すれば、すっきりときれいに整頓できるもの。しかも子供にも片付けしやすい方法なので、部屋が散らかることなく収納できるはずです。ぜひご自宅の収納の参考にしてみてくださいね。
文・構成/HugKum編集部