子どものおやつにもデザートにも人気のレアチーズケーキ。火やオーブンを使わずに簡単にできるレシピをまとめました。どのレシピも簡単で、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選したレシピなので、お味も保証付きです!
火を使わないから簡単!レアチーズケーキのおすすめレシピ
【1】レアチーズケーキ
口どけなめらかな夏バージョン。火を使わないので涼し気なケーキ。
◆材料
(1ホール分/直径15cmの丸型1台分)
【土台】
グラハムクラッカー(市販のビスケットでも可) 70g
無塩バター 35g(電子レンジで1分加熱(600Wの場合)か、湯せんして溶かす)
【レアチーズ】
粉ゼラチン 5g
水 25cc
クリームチーズ 220g
砂糖 60g
レモン果汁 1/2個分(20cc)
サワークリーム(生クリームにレモン果汁大さじ1を混ぜたものでも可) 100g
生クリーム 100cc
◆作り方
【土台】
【1】クラッカーは厚手のビニール袋に入れて麺棒で叩き、粉状にする。ボウルに移して溶かしバターを加え、全体をムラなく混ぜ合わせたら型の底に敷き込む。
【2】スプーンの背で押して厚さを均一にし、冷蔵庫で冷やす。
【レアチーズ】
【1】生クリームは7~8分立てにする。粉ゼラチンは分量の水に入れてふやかす。
【2】室温に戻したクリームチーズと砂糖をボウルに入れて、なめらかなクリーム状になるまで練り混ぜる。
【3】【2】にサワークリーム、レモン果汁の順に加え、それぞれダマにならないように混ぜ合わせる。
【4】【3】を大さじ3程度すくって【1】のゼラチン液に入れ、湯せんして(またはレンジで溶かして)再び【3】のボウルに戻す。手早く混ぜて裏ごしする。
【5】生クリームを加え混ぜ、型の土台の上に流し入れて冷蔵庫で2時間以上冷やし固める。
※型から抜くときは、型の側面に熱いおしぼりを当てて温める。ただし、やりすぎると側面が溶けるので注意。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告や雑誌のフードコーディネート、レシピ提案、企業のメニュー開発、お菓子教室講師など幅広く活躍。おしゃれでおいしいスイーツレシピに定評あり。
『めばえ』2016年9月号
カップで簡単!いちごのレアチーズケーキのレシピ
【1】スノーマンいちごレアチーズ
ピンクのレアチーズの上にクリームでお絵描き
◆材料
(直径7.5cm・高さ4cmのココット3個分)
粉ゼラチン 小さじ1
ビスケット 3枚
クリームチーズ 100g
砂糖 30g
生クリーム 50ml
いちご 60g
レモン汁 大さじ1/2
チョコペン、カラーシュガー、アラザン 各適量
◆作り方
【1】小さめの耐熱ボウルに水(大さじ1・分量外)入れ、粉ゼラチンを振り入れて混ぜ、ふやかす。ココットにビスケットを1枚ずづ敷いておく。
【2】柔らかくしたクリームチーズと砂糖をボウルに入れて泡立て器でよく混ぜ合わせ、生クリームを加えてさらに混ぜる。【1】のゼラチンを電子レンジで5秒ほど加熱(600Wの場合)して溶かし、ボウルに加えてレモン汁を混ぜる。大さじ1程度を別に取っておく-【A】
【3】いちごはへたを取ってハンドミキサーなどでピューレ状にし(あるいはフォークで細かくつぶす)【2】のボウルに加えて混ぜ合わせ、【1】のココットに均等に流しいれる。
【4】【3】の表面に【A】でスノーマンの形を描き、冷蔵庫で2時間以上冷やし固める。
【5】50℃の湯せんにかけたチョコペンで目・口・手を描き、カラーシュガー、アラザンを飾る。
◆ポイント
小さめのスプーンの先で生地を丸く落とし広げる。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。味はもちろん、見た目の美しさ、楽しさにもこだわったオリジナル料理が人気。キャラクターやモチーフデのセンスにも定評がある。一男一女のママ。
『めばえ』2019年1月号
水切り不要のヨーグルトを使ったレアチーズケーキ風デザート
【1】ヨーグルト レアチーズケーキ風
生クリームの代わりにヨーグルトでサッパリ!ビスケットを添えて召し上がれ。
◆材料
(100ml入りの器×4個分)
【A】
粉ゼラチン 大さじ1/2
水 大さじ1
クリームチーズ 100g
プレーンヨーグルト 70g
牛乳 大さじ2
砂糖 大さじ5と1/2
レモン汁 小さじ2
ビスケット 適量
◆作り方
【1】耐熱容器に【A】を入れてスプーンでひと混ぜし、10分ほどおく。
【2】別の耐熱ボウルにクリームチーズを入れ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジで1分加熱する。やわらかくなったら練り混ぜ、砂糖を加えて混ぜ、ヨーグルトと牛乳も加えてよく混ぜる。
【3】【1】を電子レンジで10秒ほど加熱して溶かし、【2】の生地に加え、レモン汁も加えてよく混ぜる。
【4】【3】をカップに均等に流し入れ、冷蔵庫に1時間以上おいて固める。割ったビスケットを添える。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター、料理研究家。テーマは「おいしくて、作りやすい家庭料理」。NHK Eテレ『すすめ!キッチン戦隊クックルン』の料理も監修。
『ベビーブック』2014年8月号