お小遣いで買えるお菓子として、子どもたちに人気の「チロルチョコ」。もしかすると、ママパパの中には「懐かしのお菓子」として、馴染みがある方もいるかもしれませんね。
50年以上も前から販売されているチロルチョコのオリジナルフレーバーを、エピソードや豆知識と併せて紹介します。もしかすると懐かしの【アノ】味もあるかも?!ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
チロルチョコのオリジナルの味って何があるの?
毎年新商品が発表され、定番商品の他に、季節限定や一部のコンビニエンスストアなどが扱うルート限定など、さまざまな種類があるチロルチョコ。
代表的なオリジナルの味にはどんなものがあるのでしょうか。
最初に発売されたのは「ミルクヌガー」味
当時高級品だったチョコレートの中にソフトキャンディーの一種「ヌガー」を入れるという製法で、2代目社長が「子どもが買える10円のお菓子」を実現して、1962年に販売されました。そこで誕生した「ミルクヌガー」味は、3つ山タイプのチョコとして横に長い形で売られ、その後一度正方形へと形を変えますが、1990年には再び復刻版として登場し、超ロングセラーの味として多くのファンに親しまれています。
茶色のパッケージでお馴染みの「コーヒーヌガー」味
このパッケージは、オイルショックに伴う物価の高騰で30円へと値上げを余儀無くされたとき、2代目社長の想いのもと、3つ山のチョコを3つに分け「10円チロルチョコ」として販売した、1979年に誕生しました。味も、新商品の「コーヒーヌガー」味として一新され、子どもたちを中心に長く愛され、定番の味となりました。
毎年人気の苺系の味には定番入りしたものも
苺系の味のチョコは、1986年の登場以来、ほぼ毎年と言って良いほど新商品発売やパッケージ替えが行われ、バリエーションも豊富で、他と同じく人気が高い味です。発売当初はホワイトチョコとミルクチョコに苺ゼリーが加わったものでしたが、1998年発売のものでは、苺そのものの味を凝縮したチョコを使用するなど、チョコへのこだわりが感じられる商品となっています。2019年には「いちごみるく」味も定番入りし、季節限定のパッケージ版なども人気です。
「きなこもち」味をはじめ、もちもちの食感は大人気!
2003年に初登場した「きなこもち」味は、もちもちとした食感と、香ばしいきなこの風味にハマる人が続出。シリーズ化もされ、「抹茶もち」味は「きなこもち」味とともに定番入りを果たし、10年以上販売されるロングセラーの商品となりました。他にも限定商品で「桔梗信玄餅」味や、より食感の柔らかな「生もち」シリーズが登場するなど、バリエーションも豊富で人気の味です。
知ってた?チロルチョコ豆知識
実は、チロルチョコには意外に知られていないヒミツがあります。ぜひチェックしてみてくださいね。
20円サイズ誕生のヒミツ
チロルチョコのサイズには、「10円サイズ」、「3つ山タイプ」と呼ばれるサイズの他に、「20円サイズ」と呼ばれるものがあります。20円サイズが発売されたのは1993年のことで、3代目社長の提案で、コンビニエンスストアやスーパーのバーコードに対応できるよう開発されました。もしかすると、お子さんにとっては、スーパーやコンビニエンスストアで購入できる、少し大きめの「20円サイズ」の方が、お馴染みのサイズになるかもしれませんね。ちなみに、10円サイズはバラエティパックなどにも入っていますので、食べ比べてみるのも楽しいですよ。
チョコの表面にも注目
20円サイズを中心に、チョコの表面にはいくつかの種類があります。定番の風車をイメージしたものの他に、車、飛行機、時計、家、ロケット、アーモンドなどのイラストがあり、「CHOCO」のロゴ入り、市松模様や「PREMIUM TIROL」の文字が表面全体にあしらわれたものなどもあります。食べるだけでなく、「何が描いてあるのかな?」という、ワクワク感も一緒に楽しめる工夫がされていたのですね!
チロルチョコおすすめ人気オリジナルフレーバー
お気に入りの味をたくさん食べたい方や、初めて食べる方、ご家族や仲間と楽しみたい方にもおすすめの商品を紹介します。
箱買いしているファンも!定番のチロルチョコ
チロルチョコ <コーヒーヌガー> 1個×30個 – チロルチョコ
ミルクチョコのホッとする甘さに始まり、締めにビターなコーヒー味が後を引く、チョコの表面にイラストが入った「コーヒーヌガー」味。甘さと苦みのバランスが絶妙で、初登場から40年以上も売れ続けている、幅広い年代に愛されている味です。こちらは、たくさん食べたい方に嬉しい箱売りタイプ。家族で分けるのにもおすすめです。
チロルチョコ <ミルク> 1個×30個 – チロルチョコ
1990年に登場した「ミルク」味はファンも多く、長く販売されている定番の味。チョコに包まれた生クリーム入りのミルククリームが口の中に広がり、最後にスッと溶ける後味の良さが、年齢を問わず愛される味のヒミツ。表面にイラスト入り。食べやすさバツグンなので、初めて食べるという方にもおすすめです。
一度は食べたい!復刻版サイズ
チロルチョコ <ミルクヌガー> 1個×15個 – チロルチョコ
20円サイズの次におすすめなのがこちら。パッケージはセロファンではなく、ゴールドの包み紙に帯が巻かれ、一見駄菓子さんに売っていたとは思えないような雰囲気があるところもおすすめポイント。口の中で長く楽しめるようにと工夫が凝らされたミルクヌガーと、チョコとのバランスが丁度良く、一つで満足できるところもおすすめポイントです。
甘酸っぱさがたまらない!苺系の味
チロルチョコ <いちごみるく> 1個×30個 – チロルチョコ
メインの苺チョコに、甘酸っぱい苺ゼリーがアクセントになり、口の中に苺のじゅわっとした美味しさが溢れる人気の味です。程良い甘酸っぱさとミルクの優しい味わいも、苺好きの方にはたまらない逸品です。お子さんのおやつとしても最適な、まとめ売りタイプです。
食感がクセになる!人気のおもち系
チロルチョコ きなこもち<袋> 7個入×10袋 – チロルチョコ
封を開けた瞬間に香るきなこ味のチョコが、噛んだ瞬間グミのもちもち感と合わさり、何とも言えない美味しさになって口の中に広がる「きなこもち」。食べた人にしか分からない「思わずハマる」味わいが人気のヒミツ。小袋タイプなので仲間とシェアするのもいいですね。
チロルチョコ 抹茶もち<袋> 7個入×10袋 – チロルチョコ
宇治抹茶を100%使用したチョコに、もちグミが入った「抹茶もち」。手頃な値段でありながら、チョコはしっかりした風味のある抹茶味で、もちもちの食感と合わさり、一度食べたら思わずリピートしたくなる美味しさです。ご家族や抹茶好きのお友達と、みんなで楽しむにもピッタリのサイズです。
みんなでシェアしよう!お徳用チロルチョコ
チロルチョコ <バラエティパック縦型> 27個入×5袋 – チロルチョコ
こちらは7種類の味が入ったアソートタイプです。定番の「コーヒーヌガー」「ミルク」に、ザクザクとした食感が人気の「ホワイト&クッキー」とビスケット入りの「ビス」、「いちごゼリー」、カリッとしたローストアーモンドが一粒入った「アーモンド」と、人気の「きなこもち」が入っています。袋ははがき大のコンパクトサイズで、持ち運びに便利なのもポイント。このシリーズには、横型の袋やボックスタイプ、カップタイプなどがあり、用途によって買い分けることができるのもポイントです。
チロルチョコでコミュニケーションを楽しもう!
親子でのコミュニケーションはもちろん、お子さんのお友達や、ママパパの仲間とのコミュニケーションにも一役買ってくれるチロルチョコ。ぜひお気に入りのオリジナルフレーバーを見つけて、みんなで楽しい時間を過ごしてくださいね。
文・構成/HugKum編集部