和食献立にぴったりな副菜簡単レシピ
【1】ひじきの煮物
乾物はゆっくり時間をかけて戻す。オーソドックスなお惣菜は味付けをしっかり覚えて「わが家の味」を完成させたいですね。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ひじき(乾) 10g
にんじん 30g
油揚げ 15g
大豆(水煮) 大さじ3
ごま油 小さじ1
【A】
水 100cc~
酒 大さじ1
砂糖 小さじ2
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ1
◆作り方
【1】ひじきはサッと洗って汚れを落とす。たっぷりの水に入れて、15~30分おいて戻す。ざるにとって水けをよくきる。
【2】にんじんは皮をむき、せん切りにする。
【3】油揚げは、両面に熱湯をかけて、油抜きをし(油臭さを除き、カロリーを落とせる。味のしみ込みがよくなる)、縦半分に切ってせん切りにする。
【4】鍋にごま油を熱し、【1】~【3】を加え、にんじんがしんなりするまで、中火で4分ほど炒める。
【5】大豆を加えてサッと炒め、【A】を加えて煮る。
【6】ひと煮立ちして、アクが出たら除き、2~3分煮る。しょうゆ小さじ1とみりんを回し入れ、全体を混ぜて落としぶたをし、にんじんがやわらかくなるまで、弱めの中火で8分ほど煮る。
【7】仕上げに残りのしょうゆを回し入れ、火を強めて1分ほど煮る。ふたをしてそのままおく。
◆ポイント
ひじきは、たっぷりの水で、ゆっくり時間をかけて戻す。
戻った状態。完全に戻っていないと芯が残ることがある。
教えてくれたのは
ABC Cooking Studioさん
ABC Cooking Studioは、初心者の方にもおすすめの、料理・パン・ケーキ作りが楽しく学べる女性専用の料理教室です。少人数レッスン、復習にも最適なイラストレシピ、 HPや携帯からの予約など、システムが充実。入会金不要、1回完結の「1dayレッスン」や授業の雰囲気を体験できる「体験レッスン」を毎日開催しています。
『ベビーブック』2012年9月号
【2】きんぴらごぼう
ピーラーのささがきでやさしい食感に。ふんわり仕上がれば子どももパクパク。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ごぼう 100g
にんじん 30g
ごま油 小さじ1
【A】
水 大さじ3
砂糖 小さじ1
酒 小さじ2
【B】
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ1
◆作り方
【1】ごぼうはたわしでこすり洗いをして(皮の近くに風味があるので、皮をむかずに、泥を洗い落とす)、ピーラ ーでささがきにする(ささがきとは削ること)。水にさらしてアク抜きをし、水けをよくきる。
【2】にんじんは皮をむいて、せん切りにする。
【3】フライパンにごま油を熱し、ごぼうを加えて中火~強火で3分ほど炒め、にんじんを加えて、しんなりするまで2分ほど炒める。
【4】火を止めて、【A】を加え、火をつけて砂糖を溶かす(調味料が少ないので、焦げないように一度火を止める)。
【5】再び火を止めて、【B】を加え、やや強めの火加減で汁けがほとんどなくなるまで3分ほど煮詰める。火を止め、ふたをしてそのままおく。
*白炒りごまを混ぜ合わせても。
◆ポイント
ささがきをピーラーで行うと、薄く切れるので、食感がよくなる。酢水にさらすと白く仕上がるが、風味も抜けるので、今回は水でさらす。
教えてくれたのは
ABC Cooking Studioさん
ABC Cooking Studioは、初心者の方にもおすすめの、料理・パン・ケーキ作りが楽しく学べる女性専用の料理教室です。少人数レッスン、復習にも最適なイラストレシピ、 HPや携帯からの予約など、システムが充実。入会金不要、1回完結の「1dayレッスン」や授業の雰囲気を体験できる「体験レッスン」を毎日開催しています。
『ベビーブック』2012年9月号
【3】いか団子とキャベツのやわらか煮
万能めんつゆだれを使用。薄味なのにしっかり味がついている。子どもが食べにくいいかも、細かく刻んでいるのでおいしく食べられます!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
するめいか 1ぱい
めんつゆだれ 1/4量
【A】
長ねぎのみじん切り 1/4本分
しょうがのすりおろし 大さじ1/2
小麦粉 大さじ1
キャベツ 5~6枚(400g)
だし汁 1と1/2カップ
【B】
片栗粉 大さじ1
水 大さじ1
◆作り方
【1】いかはワタ、軟骨、目、口、吸盤を除き、たれに1時間以上漬ける。いかを取り出して輪切りから細かく叩き(またはフードプロセッサーにかけ)、【A】を加えて混ぜる(漬けだれは取っておく)。
【2】キャベツは芯を除いて4cm角に切る。
【3】鍋にだし汁、漬けだれ、【2】を入れて火にかけ、煮立ったら火を弱め、ふたをして5分煮る。【1】を一口大に丸めながら加えてふたをし、3~4分煮る。混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。
*いかは冷凍のロールいかを解凍して使っても。
◆ポイント
めんつゆだれは、トマト、はちみつ、ごま油で甘酸っぱさと風味をプラス。
(作りやすい分量)
めんつゆ(3倍希釈) 1/2カップ
トマト 1個
はちみつ 大さじ1
ごま油 大さじ1
【1】トマトはヘタを除いて粗みじん切りにする。
【2】すべての材料を混ぜる。
*冷蔵庫で10日ほど保存可能。
教えてくれたのは
夏梅美智子さん
身近な食材を使った、作りやすくておいしい家庭料理が人気。基本の料理からエスニックまで幅広いレパートリーがある。男の子のママでもある。
『めばえ』2015年2月号
【4】水だしで作る茶わん蒸し
水でとれる出汁使った一品。水だしだから冷まさず使えて超らくちん♪
◆材料
(2人分)
かに風味かまぼこ 4本
卵 1個
水だし 1カップ
【A】
酒 小さじ1/2
塩 小さじ1/3
しょう油 少々
かいわれの先の部分 適宜
◆作り方
【1】かに風味かまぼこは4等分に切る。
【2】ボウルに卵を割り入れ、白身を切るようにして、全体を泡立てずに溶きほぐす。水だしと【A】を加えて軽く混ぜ、ザルでこして卵液にする。
【3】器に【1】を入れて【2】の卵液を静かに流し入れる。表面の泡はペーパータオルなどでつぶす。
【4】深めのフライパンに水(分量外)を3cmの高さまで注ぎ、【3】の器を静かに入れる。
【5】フタをして強火で煮立てて1分加熱。弱火にして10分蒸す。竹ぐしを刺して、透明な汁が出たら蒸し上がり。フライパンから器を取り出して、かいわれをのせる。
◆ポイント
作り置きで時短!下ごしらえをまとめて済ませて、 調理の時間と手間をカット!
材料をつけ置くだけで本格天然だしが完成!
【水だし】
常備しておけば、その都度だしをとらなくても、手軽に和食が作れます。
冷蔵庫で約1週間保存可能。
●材料(水1リットル分)
こんぶ 10cm長さ
削りぶし 15~20g
塩 ひとつまみ
砂糖 ひとつまみ
水(水道水、あるいは軟水のミネラルウォーター) 1リットル
【1】1リットル以上入る透明のフタ付きポット(麦茶用の容器など)に、こんぶと削りぶしを入れる。
【2】塩と砂糖を加える。
【3】水を注ぎ、フタを閉めて、冷蔵庫でひと晩置く。
教えてくれたのは
武蔵裕子さん
むさしゆうこ/料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が真似しやすい時短レシピを数多く提案している。
『めばえ』2017年4月号
【5】いろいろなもので巻く!ちくわとオクラの卵巻き
おくら、ちくわ、たまごと3重の具で巻いた華やかなおかずはお弁当や大人のおつまみにも。
◆材料
(2本分)
卵 2個
めんつゆ(3倍濃縮) 小さじ1
ちくわ 2本
オクラ 2本
サラダ油 少々
◆作り方
【1】ちくわの穴にオクラを詰める。
【2】卵とめんつゆを合わせて溶き、サラダ油を熱した卵焼き用のフライパンに半量を流し入れる。【1】を1本のせて端から巻きながら焼く。同様にもう1本作る。粗熱がとれたら切り分ける。
教えてくれたのは
ほりえ さちこさん
栄養士、フードコーディネ ーター、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理や、かわいいお弁当レシピが人気。
『ベビーブック』2012年7月号
【6】小松菜とわかめのしらす和え
小松菜はやわらかめにゆでて刻みます。しらすを加えればカルシウムもプラス。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
小松菜 1/2束
乾燥わかめ 大さじ1
しらす干し 大さじ3
しょうゆ 小さじ1
ごま油 小さじ1
塩 少々
◆作り方
【1】小松菜は塩を加えた熱湯でゆで、水にとって絞り、3~4cm長さに切る。
【2】わかめは水につけてもどし、サッとゆでて水にとり、絞る。
【3】ボウルに【1】と【2】を入れてしょうゆ、しらす干し、ごま油の順にからめる。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心とした、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2012年10月号
【7】かぼちゃと煮干しの煮物
定番レシピに煮干しの風味をプラス。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
かぼちゃ 1/6個
いんげん 10本
煮干し 30g
【A】
水 1/2カップ
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
ごま油 大さじ1
※かぼちゃ1/6個は皮と種を除いた状態で200gが目安です。
◆作り方
【1】かぼちゃは皮の硬い部分と種を除き、一口大に切る。いんげんは長さを半分に切る。煮干しは頭とワタを除いて、縦半分に裂く。
【2】鍋にごま油を熱して、かぼちゃといんげんを炒め、全体に油が回ったら煮干しと、【A】を入れる。ふたをして、弱火で水けがほとんどなくなるまで煮る。
*お好みで、白炒りごまをふっても。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2012年11月号
【8】マグロとろろ
だししょう油だれ
マグロにとろろ+たれをかけるだけ。1分かからず絶品おかずが完成!
◆材料
(2~3人分)
マグロ(角切り) 200g
しょう油 小さじ1
とろろ(山芋のすりおろし) 80g
だししょう油だれ 1/2量
刻みのり 適量
◆作り方
【1】マグロにしょう油をまぶし、器に盛りつける。
【2】とろろにだししょう油だれを混ぜて【1】にかけ、のりをのせる。
◆ポイント
【だししょう油だれ】
だし 大さじ3
しょう油 大さじ1
みりん 大さじ1/2
※だしは、昆布やカツオ節から取るほか、市販の白だし・顆粒だしを使ってもOK。その場合は、表示どおりの濃度に薄めて使いましょう。みりんは耐熱容器に入れてラップをせず、電子レンジで約40秒加熱(600Wの場合)して沸騰させ、アルコール分を飛ばします。
教えてくれたのは
橋本加名子さん
料理研究家・栄養士・フードコーディネーター。料理教室「おいしいスプーン」主宰。働きながらの子育て経験を活かし、簡単でも〝手抜き〟ではないおいしい家庭料理を提案。雑誌や書籍、WEB発信のほか、企業のメニューコンサルティングなども行う。
『めばえ』2018年8月号
【9】昆布巻きで 和風ポテトサラダ
余った昆布巻きの有効利用のはずが、昆布のうまみが加わり普段より深い味わいに。「わが家のポテサラ」の定番になること間違いなし!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
昆布巻き 70g
じゃがいも 中2個(250g)
ほうれん草 2株
にんじん 3cm(30g)
マヨネーズ 大さじ2弱
しょうゆ 小さじ1弱
白すりごま 小さじ1
◆作り方
【1】ほうれん草はゆでて水にとり、よく絞って2cm長さに切る。にんじんは薄い半月切りにしてサッとゆでる。昆布巻きは粗く刻む。
【2】じゃがいもは皮をむき、4等分にしてゆで、湯をきる。ボウルに移してフォークなどでつぶし、粗熱がとれたら、マヨネーズと【1】を加えて混ぜ、仕上げにしょうゆで味を調える。器に盛ってごまをかける。
*昆布巻きの味によってはしょうゆが必要ない場合も。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビなどで活躍。双子の男の子の母。近著に『共働きごはん』(生活の友社)など。
『めばえ』2014年1月号
【10】和風コールスローサラダ
たっぷりの野菜だけでなくかつお節やゴマがはいった優秀な副菜。味付けも冷蔵庫にある調味料だからとっても簡単!
◆材料
(大人3~4人分)
キャベツ 4枚
にんじん 1/2本
塩 小さじ1/4
ブロッコリー 1/2株
コーン(缶詰) 大さじ5
かつお節 4g
白すりごま 大さじ2
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
マヨネーズ 大さじ3
◆作り方
【1】キャベツ4と、にんじんをせん切りにし、にんじんは塩小さじをふってもみ、汁けを絞る。ブロッコリーは小房に分けてゆでる。
【2】【1】とコーン大さじ5 をあわせ、かつお節、白すりごま、めんつゆ、マヨネーズを加えて混ぜ、塩で味を調える。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2018年2月号
団子汁献立に相性抜群!人気のご飯ものレシピ
【1】さんまとにんじんの炊き込みご飯
旬の味覚がたっぷり!ごぼうやれんこんなど大きく切った根菜も加えて風味と食べ応えもアップ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
米 1.5合
【A】
かつおだしの素(顆粒) 小さじ1
オイスターソース 大さじ1
さんま(三枚おろし) 3枚
にんじん 10cm
れんこん 40g
ごぼう 1/3本
◆作り方
【1】米はといで炊飯器に入れ、普通どおりに水を加え、【A】を混ぜて30分おく。
【2】さんまは4cm幅に切る。にんじんは皮をむいてすりおろし、れんこんは半月切りにし、ごぼうはささがきにする。
【3】【1】に【2】を入れて炊く。
*小ねぎを散らしても。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママ。
『めばえ』2014年11月号
【2】枝豆としらす干しの混ぜご飯
かわいい飾り野菜で見た目をグッと楽しく! 型抜きは簡単にできるので、子どもも喜んでお手伝いしてくれるはず!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
枝豆 200g
しらす干し 大さじ6~7
にんじん 1/2本
プロセスチーズ 60g
ご飯 茶碗3~4杯
◆作り方
【1】枝豆はゆでて、さやから出す。
【2】にんじんは輪切りにしてゆでて、型抜きする。チーズは1cm角に切る。
【3】ご飯に【1】、【2】、しらす干しを混ぜる。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
料理研究家。「料理教室Assiette de KINU」を主宰。一児の母。
『めばえ』2015年8月号
【3】きのこと油揚げ、ネギご飯|ご飯も味付き!炊き込みご飯のおにぎり
具だくさんの煮物と一緒に炊いたからごはんにしっかり味が染みて、具材も柔らかで美味。おにぎりにすれば、小さな子どもも手づかみでパクパク食べられる。
◆材料
(米2合分)
米 2合
油揚げ 1/2枚
しめじ 1/2パック
しいたけ 3個
【A】
だし汁 300ml
しょうゆ、みりん 各大さじ1
酒 大さじ1/2
細ねぎ 3本
◆作り方
【1】油揚げは長さ2cmの細切りにし、しめじは根元を落とし、長いものは半分に切り細かく分ける。しいたけは石づきを除き薄切りにする。
【2】鍋に【A】を入れ中火にかけ、煮立ったら【1】を入れる。再び煮立ったら弱めの中火にし、5分煮て冷ます。
【3】【2】を煮汁と具に分ける。米を洗って炊飯器に入れ、煮汁を加えて2合の目盛りまで水(分量外)を足し、具を混ぜて炊く。
【4】炊き上がって蒸らしたら、小口切りにしたねぎを加えて全体をよく混ぜ、1個分40~50gを取り分けて握る。
教えてくれたのは
関岡弘美さん
料理研究家。出版社で料理雑誌の編集に携わった後、渡仏。ル・コルドン・ブルーパリ本校にてグラン・ディプロムを取得。2008年に帰国後は、雑誌やテレビ、広告、イベントなどで活躍。おもてなし料理とワインの教室も主宰。
『めばえ』2017年11月号
【4】揚げかぼちゃのご飯
かぼちゃを一度揚げてカリッと仕上げるのがポイント。じゃことしょうゆの塩加減が絶妙。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
米 2合
【A】
水 400cc
昆布 5cm
酒 大さじ2
ちりめんじゃこ 30g
かぼちゃ 1/8個
しょうゆ 小さじ2
揚げ油 適量
※かぼちゃ1/8個は皮と種を除いた状態で150gが目安です。
◆作り方
【1】米は洗って炊飯器に入れ、【A】を加えて30分おく。ちりめんじゃこを入れて、普通に炊く。炊き上がったら昆布を取り出して、5mm角に切る。
【2】かぼちゃは皮の硬い部分と種を除いて、2cmの角切りにし、180 ℃に熱した油で5~6分揚げる。揚げたてにしょうゆをまぶし、【1】に加え、昆布も加えて混ぜる。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2012年11月号
【5】むね肉と根菜の混ぜご飯
具を甘辛く煮て、根菜と一緒に炊き込みます。ごまをふって香ばしさと栄養価をアップさせて。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏むね肉 1/2枚 (180~200g)
にんじん 60g
れんこん 60~70g
【A】
水 1/2カップ
酒 大さじ1/2
砂糖 大さじ1/2
みりん 大さじ1/2
しょうゆ 大さじ2
温かいご飯 400g
白炒りごま 適宜
◆作り方
【1】むね肉とにんじんは小さい角切りにする。れんこんは3~4mm幅のいちょう切りにし、酢水(分量外)に2~3分さらして、水気をきる。
【2】鍋に【A】を入れて煮立て、【1】を加えて中火にし、汁気がほとんどなくなるまで時々混ぜながら煮る。
【3】ボウルにご飯を入れ、【2】と白炒りごまを加えてよく混ぜ合わせる。
教えてくれたのは
武蔵裕子さん
料理研究家。総菜から保存食まで幅広いジャンルを得意とし、だれでも簡単に作れるシンプルでおいしいレシピが好評。
『ベビーブック』2017年10月号
【6】混ぜ込みミニおにぎり
小食すぎる…そんな子どもには、具だくさんで、小ぢんまり盛るのが◎。コロコロしたかわいらしい見た目に!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ご飯 茶碗3~4杯分
鶏ひき肉 200g
アスパラガス 4本
酒・しょうゆ 各大さじ1
サラダ油 小さじ1/2
【A】
白ごま 小さじ1
塩昆布(刻む) 2つまみ
焼きのり 適量
◆作り方
【1】アスパラガスは粗みじん切りにする。
【2】フライパンにサラダ油を熱して【1】とひき肉を炒め、酒としょうゆを加えてポロポロになるまで炒め、火を止めて【A】を加えて混ぜる。
【3】ご飯に【2】を混ぜ、一口サイズに握り、5mm幅に切ったのりを巻く。
教えてくれたのは
阪下 千恵さん
料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2015年4月号
【7】手毬おにぎり
手毬形のミニおにぎりにかわいくトッピング!お花見やお雛祭りなどのおもてなしに、食べやすさとかわいさ両方を演出してみては。
◆材料
(6個分)
ご飯 180~200g
たくあん、カニかま、野沢菜漬け、鮭フレーク、ハム、のり 各適量
◆作り方
【1】ご飯を手毬形に握って、具材をトッピングする。
教えてくれたのは
関岡弘美さん
料理研究家。出版社で料理雑誌の編集に携わった後、渡仏。ル・コルドン・ブルーパリ本校にてグラン・ディプロムを取得。2008年に帰国後は、雑誌やテレビ、広告、イベントなどで活躍。おもてなし料理とワインの教室も主宰。
『めばえ』2017年11月号
【8】白身魚と昆布のおにぎり
薄味の炊き込みごはんを大小のおにぎりにして。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
白身魚(鯛)の切り身 2切れ
塩 適量
昆布 10cm
水 2カップ
米 2合
◆作り方
【1】魚は骨をていねいに取って、塩少々をふり、魚焼きグリルで表面の色が変わるまで焼く。
【2】昆布はぬれ布巾でサッと拭いて、分量の水につける。やわらかくなったら、長さ3~4cmの細切りにする。つけた水はとっておく。
【3】炊飯器にといだ米を入れ、【2】の昆布をつけた水を注ぎ、塩少々を加えてサ ッと混ぜる。昆布と【1】をのせて炊く。
【4】炊き上がったら、魚をほぐして全体を混ぜ、おにぎりにする。
*好みでのりを巻いたり、漬け物などを添えても。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心とした、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2012年10月号
【9】納豆とじゃこの焼きおにぎり
納豆とじゃこ、薄く塗ったしょうゆは相性バッチリ!ごま油も香ばしく、何個でも食べたくなるおにぎりです!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
【A】
ご飯(温かいもの) 500g
ひきわり納豆 2パック
ちりめんじゃこ 5g
万能ねぎ 2~3本
ごま油 小さじ1
しょうゆ 適量
焼きのり 1枚
◆作り方
【1】ボウルに【A】と小口切りにした万能ねぎを入れて、さっくり混ぜる。6等分にしてラップに包み、三角形に握る。
【2】フライパンにごま油を熱して【1】を並べ、表面にしょうゆを薄く塗って、両面をこんがりと焼く。四角く切ったのりを巻く。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2013年8月号
【10】焼き鮭・ひじき・にんじんのそぼろおにぎり
育脳朝ごはんはいかがですか?
朝食は〝脳のガソリン〟補給に必要不可欠!脳の活動エネルギーであるブドウ糖をとり込んで、健やかな1日に!
小さな1個にDHAやEPA、ビタミン・ミネラルがギュッ!
◆材料
(2人分)
生鮭 1切れ
ごぼう 1/4本(30g)
にんじん 中1/4本
ひじき 大さじ1(30g)
ごま油 小さじ1
【A】
水…大さじ2
酒…大さじ1
砂糖…大さじ1/2
しょう油…大さじ2
ごはん 適量
◆作り方
【1】生鮭は皮と骨を取り除き、4~5等分に切る。ごぼうとにんじんは約5mmのサイコロ状に切る。ひじきはたっぷりの水(分量外)に15分以上つけてもどし、洗ってザルにあげる。
【2】フライパンにごま油を熱し、生鮭を入れて崩しながら中火で炒める。鮭の色が変わってぽろぽろの状態になったら、ごぼう、にんじん、ひじきを加えてさっと炒め、 を加える。
【3】10分程度煮て煮汁が少なくなってきたら、よく混ぜ合わせて火を止める。
【4】ごはん1杯分に【3】を大さじ2~3杯の割合で混ぜ込んで、食べやすい大きさに握る。
教えてくれたのは
りんひろこさん
料理家・フードコーディネーター・食育アドバイザー・薬膳アドバイザー。料理教室「みなとキッチン」主宰。京都で学んだ懐石料理と、アーユルヴェーダや薬膳など東洋の食養生の考えをもとにした、おいしく簡単な料理を提案。4歳と2歳、『めばえ』世代の子育てママでもある。
『めばえ』2018年10月号
【レシピ初出】
雑誌『ベビーブック』
雑誌『めばえ』