産後のダイエット、いつから始めていい?ママたちが試したダイエット法の体験談や注意点も解説【医師監修】

妊娠中、当然ですがママたちの体重はどんどん増えていきますよね。未知の体重になりびっくりする人も多いのでは。そんな体重も出産すれば元に戻ると思いがちですが、産後しばらくはお腹も出たまま、体重も大きく減るわけではないですよね。そこで焦ってダイエットを始める人も多いはず。今回はそんな産後ダイエットについて、始めていい時期、ママたちが実際にやったダイエット法、気をつけることもまとめてみたので参考にしてみてください。

産後ダイエットはいつからしていい?

産後、いち早く痩せたい、体型を元に戻したいと思う人も多いと思いますが、いつからダイエットをはじめていいのでしょう?通常は1ヶ月健診があるので、そこまでは様子を見るべき。健診後、きちんと体に問題がないと判断されてから徐々にスタートするのが安心。また帝王切開をしたママは体への切開跡があるので、さらに注意が必要。後述するのでしっかりチェックを。

ママたちがダイエットを始めたのはいつ?

では、実際にママたちが産後のダイエットを始めたのはいつ頃だったのか聞いてみました。

まずは産後にダイエットをしたかどうかを調査しました。

Q.産後、ダイエットをしましたか?

Q.産後、ダイエットをしましたか?

アンケートの結果は、約35%の人がダイエットをしたと回答。した人の方が少数派ですが、産後だけに限定しているので割合としては多いのでは。

続いてダイエットを始めたと回答した人に、いつから始めたかを聞きました。

Q.いつから始めたか時期をお聞かせください。

Q.いつから始めたか時期をお聞かせください。

早い人では産後1ヶ月未満と回答。体調の回復が早いママはトライしているようですね。多いのは2ヶ月〜3ヶ月後。体調も回復し、育児にも慣れてきた頃が始め時のようですね。

また、6ヶ月以降に始めたママが一番多く、授乳回数が少なくなってきたなど、心身ともに安心できる状態になってから、という人が多いのではないでしょうか。

ママたちが試したダイエット法は?【体験談】

産後ダイエットに取り入れた方法をママたちにリサーチしました。産後でしかできないダイエット方法もあるようです。

食事を管理する

食事を管理するという方法を取っている人は多いよう。育児中に運動をする時間をとるのは難しいので手っ取り早いとも言えますよね。また帝王切開で傷が気になる人も取り入れやすいはず。また、妊娠中に増した食欲を元に戻す、という場合もありますよね。

「育児で時間が取れないので自宅でできることを選択した」(30代・神奈川県・子ども2人)
「運動する暇がない、一応妊娠前まで体重は戻した」(30代・愛知県・子ども2人)
「緩やかに体重が減り出しました。甘い物は栄養価も低いのでかわりにフルーツを食べ、我慢しないですむようにしました」(30代・大阪府・子ども2人)

骨盤矯正

骨盤矯正は産後のママなら興味がある人は多いのでは。物理的に妊娠中は骨盤が広がるので、元の位置に戻すだけで下半身がスッキリする場合も。

「骨盤矯正は効果があった。母乳で猫背になりがちだった姿勢もストレッチでなんとか保てた」(30代・大阪府・子ども1人)

筋トレ

筋トレをしたという頑張り屋さんのママも。短時間で取り入れられ、体力勝負の育児にも役立ちそうです。

「筋肉がなくなったため。少しずつ筋肉がついた感じがする」(30代・兵庫県・子ども1人)
「痩せるための筋トレは毎日続けています。 お腹周りがスッキリしました。 間食なしはイライラするのでご褒美として1つ食べたりしています」(30代・東京都・子ども1人)

ウォーキング

ウォーキングをしたというママも。ランニングは大変でも、ベビーカーを押しながらしっかり歩けば、お散歩もできて一石二鳥ですよね。

「よく痩せた」(30代・千葉県・子ども2人)
「効果があった」(30代・神奈川県・子ども1人)

抱っこしながらスクワット

赤ちゃんを抱っこしながらのスクワットは産後ママの定番ダイエット法なのでは。赤ちゃんをあやしながらできるし、家の中でできるので手軽にトライできますよね。

「ながら運動ができる。」(20代・埼玉県・子ども2人)
「食事制限は母乳の出が悪くなったら嫌だから、内腿や足を引き締めようと思ってやった」(30代・神奈川県・子ども2人)

母乳をあげていたら自然に痩せた

授乳によって自然に痩せたという羨ましいママも。このタイプのママは、体力勝負の育児なので、他に無理はしないのが大事かも。

「無理することなく、痩せました。結果的に産前より痩せました」(30代・千葉県・子ども2人)
https://hugkum.sho.jp/127217

帝王切開のママがダイエットで注意したいこと

帝王切開の場合はお腹に傷があるので回復までに時間がかかるもの。産後ダイエットの時期には要注意。切開の傷口が完全にふさがるまでに3週間程度。とはいえ無理をするとまた傷口に赤みが出たりと完全に落ち着くまでには1年程度かかるとも言われています。

お腹の痛みがあるときは控える

まず第一に、どれだけ時間が経ってもお腹や傷の痛みがある時にはダイエットは禁物。しっかり頭に入れておきましょう。

「お腹の痛みが無くなってからダイエット開始した」(30代・神奈川県・子ども1人)
「産後3ヶ月は安静にしてました。雨の日にお腹の傷が痛くなるので、雨の日はダイエットしませんでした」(20代・東京都・子ども1人)

1ヶ月過ぎてもウォーキングやストレッチだけ

1ヶ月検診で体や傷の治りが問題ないと確認できたら、ウォーキングやストレッチなど、短時間でできて、体を軽く動かす程度のダイエットであればスタートしてOK。ただし、自分の体をしっかり確認しながら無理をしないようにしましょう。

骨盤ベルトは緩めに

帝王切開のママでも、骨盤はやはり広がるもの。産後用の骨盤ベルトを使いたくなりますが、傷がある部分を締め付けるのは危険。緩く止められるものなど、こちらも無理をしないのが安心。きちんと帝王切開でも使えるか、確認しておくといいですね。

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授乳中のママがダイエットで気をつけたいこと

授乳は、ママの栄養を赤ちゃんにあげることになります。授乳をしているだけでも痩せる人がいるのはそのため。授乳中にダイエットをする場合も、自分の体のために注意が必要です。

食事はしっかり摂る

ママの栄養は赤ちゃんにも影響してきます。そのためには、ママがしっかり栄養バランスの取れた食事を摂ることが大切。まずは赤ちゃんを健やかに育てるためと頭に入れておくようにしましょう。

水分をしっかり補給

母乳をあげると体から水分も失われます。しっかりと水分を補給しましょう。

とにかく無理はしないのが産後ダイエットのポイント

産後すぐに体型を戻す芸能人などをみていると、つい焦ってダイエットをしたくなる気持ちも分かります。でも、もともとトレーニングをしていなかった人が急にダイエットを始めるのは危険。体の回復を待ちながら、ストレッチ、ウオーキングなど軽いものからスタートして、無理をしないのが大切。体力が衰えて、肝心の育児がつらくなってしまっては元も子もないですよね。無理せず、楽しく痩せられるくらいを目指しましょう!

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記事監修

大阪美容クリニック(https://osaka-bc.com
南 真実子 院長
祖父や父が産婦人科医であったことから医師を志し、自身も大阪医科大学医学部へ進学。
卒業後、初期研修を経て大阪医科大学産婦人科教室に入局。
主に腹腔鏡手術、不妊治療、周産期治療などに従事し、産婦人科専門医を取得。
検診業務にも従事し、マンモグラフィー読影認定医を取得。女性がいつまでも健康で美しく輝いていられるよう、さらなる高みを目指して、美容医療、アンチエイジング医療を行う。大手美容クリニックで活躍後、2017年に大阪美容クリニックを開院。婦人科・美容皮膚科を通じて、女性をトータルにサポートできるよう診療を行っている。

 

文・構成/HugKum編集部

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