聞く、話す、書く、読むの4技能英語を身につける方法とは?コロナ禍でも生徒の学びを止めないオンライン授業もレポート

子どもに英語を習得してほしいと思う親は多く、HugKumの習い事のアンケート調査でも、英会話や英語教室は常にトップ3に入る人気ぶりです。

英語塾の中でも、いまとくに注目を集めている「Catal(キャタル)」をご存知ですか。英語を習得するということは、聞く、話す、書く、読むの4技能で英語を身につけるということといわれます。この4技能の英語力を、日本にいながらにして習得することをめざす英語塾が「Catal(キャタル)」です。

新型コロナの感染拡大防止のため、外出自粛が続く中、通塾生に向けて早々にオンライン授業を開始し、生徒の学びを止めることなく継続させている「Catal(キャタル)」。そのレッスンは、どのようなものなのでしょうか。

キャタル渋谷校

今回は、キャタルの学びのコンセプトや、通塾生への緊急オンライン授業の様子、そしてこのコロナ禍でのキャタルからの発信までをお伝えします。

英語で4技能が必要な理由

これからの子どもたちは、さらに「使える英語」力を求められるといわれています。大人になってグローバルに活躍するために必要というのもありますが、近い将来に直面する「読む・聞く・話す・書く」で問われる4技能型試験の対策のためです。英検にもライティングの技能を問う問題が導入されるなど、着実に4技能での英語力が学力として問われる時代になっています。

話す・書くの指導の大切さ

現状の英語教育では、しっかりとスピーキングとライティングの指導を受けることが難しいという課題があります。キャタルでは、18年前の創業当初から、バイリンガルと同じレベルのアカデミックなスピーキングやライティングの力が身につくことをめざし続けたといいます。今まさに、この力の必要性を皆が感じ、「Catal(キャタル)」を選ぶ家庭が増えているというわけです。

我が家もその一人で、小学生の息子の英語学習によい塾を探していました。英語圏で小・中学生時代を過ごした父親が、いくつかの英語塾をよく検討した結果、キャタルのこの4技能を大切にする方針に共感し、息子を通わせることに決めました。

一番大切なことは継続すること

小学生でも英検2級に合格する塾として知られるキャタルですが、どんなコンセプトで学ぶのか、塾選びをする上ではいちばん気になるところです。

誰にでもできることを誰もできないくらい続ける

キャタルでは、「誰にでもできることを誰もできないくらい続ける」という学びのコンセプトを掲げています。

英語学習で一番難しいのは継続することだそうです。部活や学校のテスト、他の習いごとや遊び、さらに中学受験や高校受験など、現代の忙しい小中高生たちには英語塾を辞める理由がたくさんあります。

そもそも、英語塾に通う理由は「小さい頃から英語に慣れさせたい」「短期間で勉強方法を身につけたい」「受験合格までサポートして欲しい」「英検®の準備だけしたい」など、年齢や学年によっていろいろですよね。ただ、本当に使える英語が身につくのは何年も続ける生徒たちだそうです。入塾の説明では、継続の末、実力がつくまで少し時間がかかるという話もありました。部活が忙しくなったり、学校の成績が下ったり、英語学習へのモチベーションが下がったり、子どもの生活も一定ではありません

そんな風に順調なときも、またうまくいかないときも、キャタルの先生のサポートを得て、毎週のルーティーンを崩さずに通い続けた生徒は、長い目で見ると驚くほど英語力が上がっているといいます。

できることを続ける。宿題の時間や回数も自分で決めるスタイル

筆者も最初はこの自学自習のスタイルを知り、本当に我が子が続けられるかな、と不安でした。1レッスン3時間という小学生には長いレッスン時間も、集中できないのでは、と思っていました。

ところが、いざ始めてみると、授業のたびに前向きな言葉をかけてやる気を引き出してくれる先生のサポートのおかげで、できることを続けようという子どもなりの姿勢が家でも見られるようになりました(あれもこれも、と欲張らないことも大切なのだと気づかされました)。また、長いレッスン時間について息子に聞くと「たしかに長いけど、先生と話したり、書いたり、聞いたり、やることがチェンジしていくから、気づいたら終わっている感じ」だそうです。

オンライン授業で学びを止めない!キャタルの学習スタイルとは?

新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、塾も休校となった3月末。キャタルからは、保護者向けにオンラインレッスンのトライアルの連絡がすぐに届きました。休会などの選択肢も提示してくれた上で、オンラインレッスンの無料トライアルを行うとのこと。スピード感のある対応に頼もしさを感じました。

緊急のオンラインレッスンでもスムーズな授業

使用するアプリはGoogle Meetで、ライティングアプリはRewritesです。環境設定のための説明が実に丁寧で、トライアルレッスンへの参加はとてもスムーズに行えました。

急な対応に塾のスタッフや先生方も大変だったと思いますが、トライアルレッスンでは、ほぼ普段通りに、リーディングやライティング、リスニングの授業を行うことができました!

バイリンガルの先生たちは身近なお手本

通常クラスでもバイリンガルの先生たちは、お兄さん&お姉さんという雰囲気で、息子は「親近感を感じるし、話しやすい」そうです。「先生の発音めちゃくちゃいいんだよ」と尊敬の気持ちもあるようで、あんな風に英語が話せるようになりたい、と思うお手本のような存在がキャタルの先生達です。

親も使い勝手のいいキャタロッグ

日頃からレッスンで使われている「Catallog(キャタロッグ)」というシステムがあります。生徒の学習記録をオンライン上で、塾・保護者・生徒の3者で共有できるシステムで、このキャタロッグの存在も、オンラインレッスンに無理なく移行できた要因だったと思います。

キャタロッグでは、レッスンで行なった内容が全て記録され、親が自宅で学習の成果や課題を知ることができる仕組みになっています。この記録を活用して、普段はレッスンの予約や振替も行います。また今回のオンライン授業へのアクセスもこのシステムから行いました。レッスンの内容や目標、達成度も全て記録されて次回に引き継がれます。子どもでも操作がカンタンにできるため、宿題のフィードバックにも役立てられ、やりっぱなしにならない点もキャタロッグの良い点だと思います。

スピーキングへのフィードバック

小さい頃から息子には英語に触れる機会をたびたび作ってきましたが、キャタルに通うようになって一番実感するのが、スピーキングの上達です。まだまだ通い始めたばかりでとても流暢とは言えませんが、しっかりと耳で聞いた音を声に出すことができるようになりました。

毎回、レッスンの最後に先生が子どものスピーキングをビデオで録画してくれます。この録画を、まず先生が子どもと一緒にチェックして「もっと良くするにはどうしたらいい?」という質問を先生から受け、まずは子ども自身がフィードバックします。その後、先生からフィードバックをしてもらい「気づき」や「課題」を明確にして、もう一度録画。この最後の録画は先ほどのキャタログに保存されるので、親も見ることができます。この繰り返しが、確実にスピーキングの能力を高めていると感じています。

英英辞書で意味を調べること

英語を英語で学ぶ上で、英英辞書の役割はとても重要だそうです。息子はまだこのレベルには達していませんが、いずれ使うことになるでしょう。

英英辞書は、ただ言葉の意味を理解するのではなく、それ以上の発見と出会うことができるのが何よりのメリットとのこと。言葉そのものが持っている意味を知り、さらに言葉がどのように使われているのかを分かり、世界を広げていくことをキャタルは大切にしているそうです。

ボキャブラリーを増やすこと

単語を一つひとつ覚え、ボキャブラリーをコツコツと増やすこと。この作業は、地道ですがバイリンガルと同じレベルの英語力を身につけるための近道だというのがキャタルの方針です。その学びをより効果的に行えるのが、単語の意味と使い方を例文で反復学習する「ボキャブラリーカード」。

自分専用の「ボキャブラリーボックス」にカードをためていくことで、成長が一目で分かるので、ボックスはいいアイディアですよね。覚えるのも早いけれど、忘れるのも早い息子も、このボックスのおかげでおさらいが簡単にできます。

ライティングへのフィードバック

ネイティブにも劣らない英語力を身につけるには、きっと途方もない時間がかかるのだろうと思います。その中でも質が高いフィードバックを受け続けることは重要だそうです。それは、スピーキングはもちろんライティングにおいても同様とのこと。読んだ物語のサマリー(要約文)を書くことをはじめ、キャタルのライティングではしっかりとした添削指導を受けることができ、先生からフィードバックをもらった内容を繰り返し書き直すことでスキルを高めていくそうです。

息子のように英語を習い始めたばかりの生徒は、ライティングも簡単な単語やセンテンスから始まりますが、聞く、書く、読む、話すという全てが連動しているこの学びのスタイルを始めてから、以前より書ける、読めるという効果を本人も実感しているそうです。これからどんな風に英語力をつけていくのか、本人も親も楽しみです!

今の世界を自分のこととして受け止めてほしい

コロナの影響で、今はオンライン授業に切り替えているキャタルですが、校舎での授業が再開したら、通常通り無料体験レッスンもスタートするそうです。

緊急事態宣言が出た4月には、キャタル代表の三石郷史さんから生徒と保護者にメッセージ動画が届きました。三石さんは現在、マサチューセッツ工科大学大学院で教育とテクノロジーをいかに繋げるかを追求するために留学中とのこと。

「今の世界を、生徒一人ひとりに自分のこととして受けとめてほしい」という思いを込めて作成された動画を最後にご紹介します。

 

4技能の習得をめざす英語塾キャタル、いかがでしたか。

実際にキャタルに通っている生徒の成長ストーリーはこちらの「生徒の声」でも詳しく紹介されています。英語アレルギーを克服した小学生や、英検など目標を達成するまでの道のりなど、貴重な体験がいっぱいです。

英語塾キャタル「生徒の声」

もっと詳しく知りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

 

英語塾Catal(キャタル)

 

取材協力/英語塾キャタル

文・構成/HugKum編集部

 

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