パスタやピザ、リゾット、アクアパッツァなど、イタリアンの人気メニューと、一緒に食べたいサラダやマリネ、スープなどの献立メニューをずらっとご紹介します!子どもも大人も大好きなイタリアンだから、ふだんのご飯にはもちろんおもてなしにもぴったり。幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから人気レシピを厳選しています。
目次
トマトパスタがメイン!イタリアンの献立
【1】ツナとなすのトマトスパゲッティ
ツナとナスを炒めたらパスタは茹でずにフライパンへそのまま入れるだけ。子供が大好きなスぺゲッティの簡単レシピはこれからとっても重宝しそうですね。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
スパゲッティ 200g
ツナ(缶詰) 1缶
なす 1本
玉ねぎ 小1個
【A】
トマトジュース 400cc
水 200cc
顆粒スープの素 小さじ1/2
オリーブ油 大さじ1/2
塩・こしょう 各少々
◆作り方
【1】ツナは缶汁をきる。なすは小さく切り、玉ねぎは薄切りにする。
【2】フライパンにオリーブ油を熱して玉ねぎを炒め、しんなりしてきたら、ツナとなすを加えて炒める。
【3】【2】に【A】を加え、沸騰したらスパゲ ッティを半分に折って入れ、ときどきかき混ぜながら煮る。
【4】スパゲッティの表示時間を目安に煮て、塩、こしょうで味を調える。
*好みで粉チーズをふる。
◆ポイント
スパゲッティが汁を吸うので、トマトジュースのほかに水を加え、ソースはゆるめに作っておきます。
スパゲッティは子どもが食べやすいように半分に折って入れ、煮ながら戻します。途中でソースが煮詰まってきたら、水を加えて調整して。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室 Assiette de KINU」を 主 宰。男の子のママでもある。
『ベビーブック』2011年2月号
【2】しらすチーズサラダ
持ち寄りアイディアレシピ
絶妙な塩気が、大人のお酒にも合う!
◆材料
(作りやすい分量)
【A】
しらす干し 60g
青じそ(粗みじん切り) 5枚分
粉チーズ 大さじ3
オリーブ油 大さじ1~2
塩、粗びき黒こしょう(好みで) 少々
葉野菜(ベビーリーフ、レタス、ルッコラなど) 適量
◆作り方
【1】【A】を混ぜ合わせ、空き瓶などに入れる。葉野菜は洗って水気をよくきり、ファスナー付き保存袋に入れる。
【2】食べるときに【1】をあえる。好みで仕上げにオリーブ油適量(分量外)を回しかけても。
◆ポイント
持ち寄りポイント
別々に持参し、食べる直前にあえて。軽いホーロー製やプラスチック製の容器に入れて行くと、持ち運びもラク。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
料理研究家。女子栄養大学卒。小2の女の子と1歳の男の子のママ。素材を生かしたシンプル調理で、親子でおいしく、見た目も素敵なレシピが人気。著書に『かんたん、なのに満足! スープでごはん』(池田書店)など。
『ベビーブック』2018年12月号
【3】ほうれん草とベーコンのココットオムレツ
卵をココットで焼いて、子供が食べやすいカフェ風メニューにアレンジ♪ 野菜とベーコンを加えた、食べ応え十分のオムレツです。
◆材料
(子ども1人分)
卵 1個
ゆでたほうれん草 20g
ベーコン 1/2枚
牛乳 大さじ1
ピザ用チーズ 5g
◆作り方
【1】ほうれん草はしっかりしぼって水気を取り、3cm長に切る。ベーコンは短冊切りに。
【2】ボウルに卵を割り入れ、牛乳を加えて混ぜる。
【3】耐熱用ココットにほうれん草を入れ、【2】を流し入れてベーコンとチーズをのせる。ラップをかけずに、電子レンジ(600Wの場合)で2分30秒ほど加熱する。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。
『めばえ』2016年5月号
【4】じゃがいもとブロッコリーのミルクスープ
風邪の回復期にも◎。栄養バランスのいいスープを。牛乳の優しい味が子供に大人気です。
◆材料
(子ども2人分)
じゃがいも 小1個
ブロッコリー 1房
玉ねぎ 小1/4個
ベーコン 1/2枚
バター 4g
小麦粉 小さじ1
水 1カップ
牛乳 1/4カップ
塩・顆粒スープの素 各少々
◆作り方
【1】じゃがいもは3mm厚さに、玉ねぎは薄切りにする。
【2】ブロッコリーは小さく裂き、ベーコンは1cm幅に切る。
【3】鍋にバターを熱して弱火で【1】を炒め、火が通ったら小麦粉を加えて手早く混ぜて炒める。ベーコンと水を加えてふたをし、じゃがいもが煮くずれるまで煮る(水が蒸発するようであれば少し足す)。
【4】じゃがいもをへらなどで軽くつぶし、ブロッコリーを加えて2~3分煮る。牛乳を加えて温まったら塩とスープの素で調味する。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。ふたりの女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。子どもの食物アレルギーをきっかけに、アレルギー料理にも力を入れている。
『ベビーブック』2013年11月号
クリームパスタがメインのイタリアン献立
【1】枝豆とパプリカのクリームパスタ
鮭のオレンジ、パプリカの黄色、枝豆の緑の元気ないろどりが子供に人気の一品。スプーンやフォークで食べやすく、形のかわいらしいショートパスタで。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
鮭 1切れ
枝豆 10さや
黄パプリカ 1/2個
ショートパスタ 240g
バター 大さじ1
小麦粉 大さじ1
牛乳 400cc
塩 小さじ1と1/2
◆作り方
【1】鮭は皮と骨を除いて1cm角に切る。枝豆はゆでてさやと薄皮を除く。パプリカは1cm角に切る。
【2】パスタは表記の時間より1分長くゆで、ざるにとって水けをきる。
【3】フライパンにバターを中火で熱し、鮭を炒める。色が変わったら小麦粉を加えて炒め、粉けがなくなったら牛乳を加えてよく混ぜ、塩をふる。枝豆とパプリカを加えてとろみが出るまで混ぜ、【2】を加えて和える。
教えてくれたのは
鈴木 薫さん
シンプルでおいしい実用的なレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『ベビーブック』2013年7月号
【2】にんじんとブロッコリーのサラダ
味は塩とオリーブオイルのみ!オリーブオイルが野菜をコーティングしながら塩でうま味を引き出します。にんじんを車の形に抜いて味だけでなく見た目もかわいらしいシンプルなサラダ。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ブロッコリー 1/2株
にんじん 1/3本
パプリカ 1/3個
塩・オリーブ油 各適量
◆作り方
【1】ブロッコリーは小房に分け、にんじんは輪切りにして型(あれば車型)で抜く。
【2】鍋に水とにんじん、塩を入れてゆで、8割がた火が通ったらブロッコリーを入れてゆで、ざるにとる。パプリカは5mm角に切って、サッとゆでる。
【3】【2】を塩とオリーブ油で和える。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
料理コーディネーター。キャラクター料理や子ども向け料理など、見た目が楽しく、かわいく、かつ、おいしくてヘルシーなレシピが人気。
『ベビーブック』2013年6月号
【3】帆立とミニトマトのチーズ焼き
塩こうじだれがポイント!漬け込まれて旨みを存分に引き出した帆立の贅沢な味わい!かぼちゃの甘み、トマトの酸味、チーズをかけて召し上がれ!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
帆立貝柱 200g
塩こうじだれ 1/4量
かぼちゃ 1/4個
水 1/3カップ
ミニトマト 約12個(200g)
溶けるチーズ 50g
◆作り方
【1】帆立貝柱はたれに1時間以上漬け、半分に切る。
【2】かぼちゃは種とワタを除き、幅4等分の7~8mm厚さに切る。ミニトマトはヘタを除いて横半分に切る。
【3】フライパンにかぼちゃと水を入れて中火にかけ、煮立ったら火を弱めてふたをし、2分蒸し煮にする。ミニトマトと【1】を漬けだれごと入れてふたをし、中火で3分蒸し焼きにし、チーズをかけてさらに3分蒸し焼きにする。
◆ポイント
塩こうじだれは、りんごの甘さで塩味がマイルドに。
(作りやすい分量)
塩こうじ 1/3カップ
りんご 1/2個
レモン 1/3個
【1】りんごはヘタと芯を除いてすりおろす(無農薬のものは皮ごと使う)。
【2】【1】と塩こうじを混ぜる。
*冷蔵庫で10日ほど保存可能。
教えてくれたのは
夏梅美智子さん
身近な食材を使った、作りやすくておいしい家庭料理が人気。基本の料理からエスニックまで幅広いレパートリーがある。男の子のママでもある。
『めばえ』2015年2月号
【4】じゃがいもとにんじんのスープ
野菜のやさしい甘みがみその風味でぐっと引き立つ。油でいためた味噌のスープは味噌汁とは違ったスープです。
◆材料
(3~4人分)
じゃがいも(中) 2個
にんじん(中) 1本
油 大さじ1
みそ 大さじ1と1/2
水 600ml
◆作り方
【1】じゃがいも、にんじんは皮をむいて、食べやすい大きさに切る。
【2】鍋に油、みそを入れて中火で熱し、香りが出るまで炒める。水を加えて【1】を入れ、再び煮立ったら弱火 まで煮る。
教えてくれたのは
ウー・ウェンさん
北京生まれ。1990年に来日。雑誌で紹介した「北京の小麦粉料理」が評判となり、料理研究家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。
『めばえ』2018年6月号
手作り生地のピザがメイン!イタリアンの献立
【1】トマトとズッキーニのふわ生地ピザ
発酵なしのお手軽手作り生地。フライパンでできるのでとっても簡単。
◆材料
(フライパン24cm)
【A】
薄力粉 200g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
塩 小さじ1/4
卵 1個
牛乳 大さじ2
砂糖 小さじ1
バター 30g
ピザソース 大さじ2
ズッキーニ 1/3本
ミニトマト 3個
ブロックベーコン 適量
ピザ用ソース 適量
※材料の分量は、大人4人分(子どもは大人の1/2人分)が目安です。
◆作り方
【1】ボウルに【A】を入れて箸でかき混ぜる。手で粉っぽさがなくなるまで練り、ひとまとまりになったら、クッキングシートを敷いたフライパンの上に丸くのばす。フォークで穴を数か所あける。
【2】【1】の上にピザソースを塗り、7mm幅に切ったズッキーニ、1cm幅に切 ったベーコン、半分に切ったミニトマトをのせる。
【3】ピザ用チーズをのせる。
【4】クッキングシートの下に、水50ccを注ぎ入れ、ふたをして中火で10~15分焼く。
◆ポイント
水分を通さないクッキングシートの下に水を注ぎ入れる。ふたをして生地を蒸し焼きにする。
教えてくれたのは
阿部剛子さん
日々の暮らしの中から生まれた炊飯器レシピやフライパン活用レシピを公開して人気。2児のママ。
『ベビーブック』2013年1月号
【2】タコとアボカドのマリネ
◆材料
(2~3人分)
ゆでダコ 約150g
アボカド 1/2個
きゅうり 1/2本
すし酢 大さじ1
オリーブオイル 少々
レタス、プチトマト、レモン 各適量
◆作り方
【1】タコ、アボカド、きゅうりはひと口サイズに切り、すし酢とオリーブオイルを混ぜた液につけ込む(ひと晩つけ込むと味がしみ込んでよりおいしい)。
【2】器に盛って、レタス、プチトマト、カットレモンを添える。
教えてくれたのは
有坂翔太さん
料理家。東京・赤坂の料理家バル『Ari’s』オーナーシェフ。大阪の辻学園調理・製菓専門学校・高度調理技術学科(当時)卒業。大阪のフランス料理店の料理長を務めたあと上京し、フードアーティスト・料理家としてTV・雑誌・書籍・料理教室など多方面で活躍。自店でも連日厨房に立つ。
『めばえ』2018年12月号
【3】サーモンとモッツァレラのくるくるサラダ
かわいく巻いて、チーズの栄養もプラス!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
スモークサーモン 6枚
モッツァレラチーズ 1個(100g)
ミニトマト 6個
ブロッコリー 6房
にんじんドレッシング(市販) 適量
◆作り方
【1】モッツァレラチーズは表面の水分を拭いて、かつらむきにし、サーモンを合わせて巻く。
【2】【1】を輪切りにし、ゆでたブロッコリー、トマト、ドレッシングを添える。
*豆腐入りコーンスープ(コーンスープの素、牛乳、豆腐)やパンを添えても。
教えてくれたのは
小山浩子さん
メニュー開発、栄養コラム執筆、NHKはじめ健康番組に出演等、幅広く活動。健康と作りやすさに配慮したオリジナルレシピにファンも多い。
『めばえ』2015年6月号
【4】レンジコーンスープ
レンジで温めるだけの簡単スープ。朝の忙しい時間の強い味方!ほんのり甘くてみんな大好き!
◆材料
(子ども1人分)
【A】
ミックスベジタブル(冷凍) 30g
クリームコーン 50g
牛乳 1/2カップ
コンソメスープの素(顆粒) 小さじ1/2
◆作り方
【1】大きめの耐熱ボウルに【A】を入れて混ぜる。
【2】【1】にラップをかけて電子レンジ(600Wの場合)で2分~2分30秒ほど加熱し、よく混ぜる。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。
『めばえ』2016年5月号
チーズのリゾットが主菜のイタリアン献立
【1】とろ~りチーズリゾット
長いものシャキシャキした食感が絶妙。とろ?りチーズが溶け込んだスープご飯なら、あっという間に完食できちゃいます!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ベーコン 5枚
長いも 60g
スナップえんどう 5?6本
【A】
水 1と1/2カップ
鶏ガラスープの素 小さじ1と1/2
酒 大さじ2
しょうゆ 小さじ1
ご飯 茶碗2杯
溶けるチーズ 40g
◆作り方
【1】スナップえんどうは塩ゆでして冷水にとり、1.5cm幅の斜め切りにする。
【2】ベーコンは粗みじんに切る。長いもは皮をむいて叩いて粗くつぶす。
【3】鍋に【A】を入れて煮立て、酒、しょうゆ、【2】、ご飯、チーズを入れ、かき混ぜながらとろみが出るまで3~5分煮る。
【4】器に盛って、【1】をのせる。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材を使い、食べ合わせによる体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。 食育にも力を注いでいる。 一児の母。
『ベビーブック』2015年5月号
【2】ミニトマトのオレンジ風味マリネ
デザート感覚でつるんと食べられる。作り置きにも。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
ミニトマト 10~12個
【A】
果汁100%オレンジジュース 1/2カップ
はちみつ 大さじ2(好みで加減)
りんご酢(甘口) 小さじ1
菜種油 大さじ1
塩 小さじ1/3
◆作り方
【1】【A】を混ぜ合わせる。
【2】ミニトマトは湯むきし、【1】のマリネ液に1時間以上つける。
◆ポイント
トマトには、真っ赤な色素のリコピンがギュッ!
トマトに含まれる色素成分、リコピンは、強力な抗酸化作用をもつカロテノイドの一種。体の中からの紫外線対策にも効果的。
湯むきをすることで、食感がUP!
ミニトマトの表面につまようじで3か所ほど穴を開け、熱湯(適量)に10秒→水(適量)にサッとつけると、つるんと簡単に皮がむける。
教えてくれたのは
カノウユミコさん
野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。
『めばえ』2017年7月号
【3】グリルアスパラのオーロラソースがけ
アスパラはゆでずに焼いて香ばしく。魚焼きグリルなら予熱不要であっという間に焼けます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
アスパラガス 9本
【A】
トマトケチャップ 大さじ2
マヨネーズ 大さじ3
練乳 小さじ2
◆作り方
【1】アスパラは根元のかたい部分を除いて皮をむき、魚焼きグリルで焼く。
【2】【A】を混ぜ合わせてソースを作り、3等分にした【1】にかける。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネー ター、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした 簡単で栄養バランスのとれた料 理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2015年8月号
【4】すりおろしにんじんのコンソメ風スープ
すり下ろしたにんじんの甘味と風味がやさしいスープ。栄養たっぷりで体を温めるので、朝ごはんにピッタリです。
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
にんじん 100g
水 150ml
コンソメスープの素 小さじ1(3g)
しょうゆ 小さじ1
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】小鍋に水とコンソメスープの素を入れて煮立たせ、皮をむいてすりおろしたにんじんを加える。蓋をずらしてのせ、3分ほど煮たら、しょうゆで味を調える。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
アクアパッツァが主役!イタリアンの献立
【1】白身魚のアクアパッツァ風
育脳夕ごはん
育脳には睡眠が重要で、夕食は睡眠の質に深く関わります。成長ホルモンの分泌を促す、たんぱく質やビタミン類はたっぷりと、脂質や糖質は控えめに!
レンジで簡単にできる!魚や野菜のやわらか煮込み
◆材料
(2~3人分)
白身魚(タラ、鯛、金目鯛など) 2切れ
あさり(砂抜きしたもの) 6~10粒
玉ねぎ 1/2個
トマト 1個
ブロッコリー 1/4株
塩 少々
【A】
水 大さじ2
酢 大さじ1/2
白ワイン(酒でも可) 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1/2
◆作り方
【1】魚の両面に塩をふり、出てきた水分をペーパーでふきとる。
【2】トマトとブロッコリーは小さめのひと口大に切る。玉ねぎはスライスする。
【3】耐熱皿に【2】を敷いて魚をのせ、周りにあさりを並べる。
【4】【A】を混ぜて【3】にふりかけ、ラップをして電子レンジで6分(600Wの場合)加熱する。
教えてくれたのは
りんひろこさん
料理家・フードコーディネーター・食育アドバイザー・薬膳アドバイザー。料理教室「みなとキッチン」主宰。京都で学んだ懐石料理と、アーユルヴェーダや薬膳など東洋の食養生の考えをもとにした、おいしく簡単な料理を提案。4歳と2歳、『めばえ』世代の子育てママでもある。
『めばえ』2018年10月号
【2】温野菜のアボカドディップ
いろんな野菜との相性を試してみたい!味付けは塩と少しのレモンと牛乳だけ。野菜の味をシンプルに味わえるアボカドディップ、おススメです。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ブロッコリー 1/2株
さつまいも 1/3本
アボカド 1/2個
レモン汁 小さじ1
牛乳 大さじ1
塩 少々
◆作り方
【1】ブロッコリーは小房に分け、さつまいもは1cmの輪切りにする。鍋にさつまいもを入れ、水をたっぷり注いで火にかけ、やわらかくゆでる。途中でブロッコリーを加えて1~2分ゆでる。
【2】アボカドは皮と種を除いてつぶし、レモン汁を混ぜ、牛乳と塩を加えて混ぜる。【1】の野菜に添える。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2013年8月号
【3】チーズチップス
味付けもナシ、ただ焼くだけ!チーズとナッツのサクサクの食感がやみつきに!おやつにもおつまみにもどうぞ。
◆材料
(6人分目安)
ピザ用チーズ 60g
ミックスナッツ(おつまみ用) 大さじ1と1/2
◆作り方
【1】ミックスナッツは粗く刻む。
【2】直径約23cmの耐熱皿にオーブンペ ーパーを敷く。チーズ大さじ約1/2ずつを5か所に置いて、【1】を適量のせる。電子レンジ(600Wの場合)で2分ほど加熱して、そのまま冷ます。
【3】残りの材料分は【2】を繰り返す。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組の料理監修など、子ども向けの料理提案も多数行っている。
『めばえ』2016年8月号
【4】体にやさしいごろごろミルクスープ
さらさらとしたミルクスープにゴロゴロとした具材がたっぷり!お肉はささみを使えば、しっかりとしたボリュームですが、意外とヘルシーなんですよ!
◆材料
(4人分)
ささみ 3本
玉ねぎ 1/2個
にんじん 40g
じゃがいも 2個
ゆで大豆 60g
ブロッコリー 1/2株
片栗粉、オリーブ油 各大さじ1
昆布 5cm
水、牛乳 各500ml
粉チーズ 大さじ2
塩 小さじ1
◆作り方
【1】筋を取ったささみ、玉ねぎ、にんじんは1.5cm角、じゃがいもは3cm角に切る。ブロッコリーは食べやすい大きさに切る。ささみは片栗粉をまぶす。
【2】鍋にオリーブ油を入れて熱し、【1】を中火で炒める。
【3】【2】に昆布と水を入れて火にかけ、アクを取りながら10分ほど加熱する。
【4】【3】の昆布を取り出し、ゆで大豆を加え、材料に火が通るまで加熱する。
【5】【4】に牛乳、粉チーズを加えてさらに熱し、塩で味を調える。
教えてくれたのは
渥美まゆ美さん
あつみまゆみ/管理栄養士。フードコーディネーター。健康運動指導士。保育園勤務で子どもの料理提供に関わる。料理講師やセミナー講師などフリーランスで活動後、「株式会社Smile meal」を設立。食育など食と健康に関わる活動を行う。2児の母。
『めばえ』2018年1月号
ピカタを主菜にしたイタリアンの献立
【1】めかじきのカレーチーズ風味ピカタ
魚が苦手…そんな子供には、臭みを消して、形をアレンジ!ポテトスナックみたいな見かけに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
めかじき 3切れ
塩・こしょう・小麦粉 各適量
【A】
卵 1個
カレー粉 小さじ1/2
粉チーズ 小さじ1
オリーブ油 小さじ2
トマトケチャップ 適量
◆作り方
【1】めかじきはスティック状に切り、塩、こしょう、小麦粉の順にまぶす。
【2】混ぜ合わせた【A】に【1】をくぐらせ、オリーブ油を熱したフライパンで全面をよく焼く。
【3】器に盛り、ケチャップを添える。
*お好みでペーパーを巻いても。
教えてくれたのは
阪下 千恵さん
料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2015年4月号
【2】いろいろ夏野菜のラタトゥイユ
鍋いらず!ほったらかし料理で栄養ばっちり、見た目もきれい、素材のシンプルな味が楽しめる一品は、煮込まなくても電子レンジで本格的な味わいに。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
【A】
ナス(乱切り) 1~2本(150g)
緑ピーマン(種を取って乱切り) 2個
赤ピーマン(種を取って乱切り) 1個
ズッキーニ(乱切り) 1本
トマト(ざく切り) 1~2個(200g)
インゲン(3等分) 50g
オクラ(乱切り) 5本
玉ねぎ(薄切り) 1/2個
オリーブオイル 大さじ2
塩麹 大さじ2
塩、こしょう 各少々
◆作り方
【1】厚手の鍋(ホーロー鍋や多層構造鍋)に、オリーブオイルを熱し、玉ねぎを入れ、少し色づくまで中火で加熱する。
【2】【A】を順に加えて炒め、塩麹を加えて混ぜ、フタをして野菜が柔らかくなるまで加熱する。
【3】塩、こしょうで味を調える。器に盛ってイタリアンパセリ(分量外)を適量飾る。
教えてくれたのは
カノウユミコさん
野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。
『めばえ』2017年7月号
【3】コブ風パスタサラダ
オーロラソースをかけて。野菜が主役のヘルシーパスタです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パスタ(シェルマカロニ) 300g
塩 適量
アボガド 1個
レモン汁 小さじ1
ハム 6枚
ゆで卵 2個
ミニトマト 10個
きゅうり 1本
ミックスビーンズ(ドライパック) 小1パック(50g)
【A】
ケチャップ 大さじ2
マヨネーズ 大さじ2
酢 大さじ1/2
◆作り方
【1】パスタは、塩を多めに加えて表示時間どおりにゆでる。水にさらして冷まし、ざるにとって水気をきる。
【2】アボカドは種を取って皮をむき、1cm角に切り、レモン汁をまぶす。
【3】ハムは1.5cm角に切る。ゆで卵は殻をむき、8等分に切る。ミニトマトは半分に、きゅ うりは厚さ5mmに切る。ミッ クスビーンズは柔らかくゆでる。
【4】器に1~3を彩りよく盛り、混ぜ合わせた【A】をかける。
教えてくれたのは
村田裕子さん
管理栄養士・料理研究家。イタリア他、ヨー ロッパ各地で家庭料理を学ぶ。管理栄養士の資格を生かした健康指導も行う。ヘルシーで、簡単で、センスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2017年8月号
【4】卵とトマトのスープ
簡単なので子供と一緒に作っても楽しい!卵をふわっと仕上げるのがおいしさのコツ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
卵 1個
ミニトマト 14個
万能ねぎ 3本
【A】
顆粒スープの素 小さじ1
水 3カップ
塩 小さじ1/2
◆作り方
【1】卵は割りほぐす。
【2】ミニトマトはヘタを除いて2等分し、万能ねぎは小口切りにする。
【3】鍋に【A】を入れて熱し、沸騰したら【1】を流し入れて混ぜ、【2】を加えてひと煮し、塩で味を調える。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
料理研究家。「料理教室Assiette de KINU」を主宰。一児の母。
『めばえ』2015年8月号
【レシピ初出】
雑誌『ベビーブック』
雑誌『めばえ』