子どもも食べやすい!きんぴらごぼうの作り方
ピーラーのささがきでやさしい食感に。ふんわり仕上がれば、子どももパクパク。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ごぼう 100g
にんじん 30g
ごま油 小さじ1
【A】
水 大さじ3
砂糖 小さじ1
酒 小さじ2
【B】
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ1
◆作り方
【1】ごぼうはたわしでこすり洗いをして(皮の近くに風味があるので、皮をむかずに、泥を洗い落とす)、ピーラ ーでささがきにする(ささがきとは削ること)。水にさらしてアク抜きをし、水けをよくきる。
【2】にんじんは皮をむいて、せん切りにする。
【3】フライパンにごま油を熱し、ごぼうを加えて中火~強火で3分ほど炒め、にんじんを加えて、しんなりするまで2分ほど炒める。
【4】火を止めて、【A】を加え、火をつけて砂糖を溶かす(調味料が少ないので、焦げないように一度火を止める)。
【5】再び火を止めて、【B】を加え、やや強めの火加減で汁けがほとんどなくなるまで3分ほど煮詰める。火を止め、ふたをしてそのままおく。
*白炒りごまを混ぜ合わせても。
◆ポイント
ささがきをピーラーで行うと、薄く切れるので、食感がよくなる。酢水にさらすと白く仕上がるが、風味も抜けるので、今回は水でさらす。
『ベビーブック』2012年9月号
きんぴらごぼうにぴったり!和風のメインおかず
【1】鶏の照り焼き
照り焼きの王道の作り方です。下処理、焼いているときの油の取り除き、水分の調節で、おいしい照り焼きのできあがり。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
鶏もも肉 600g
塩 少々
酒 大さじ2
サラダ油 小さじ1
【A】
しょうゆ 小さじ4
砂糖 小さじ4
みりん 大さじ2
酒 大さじ3
◆作り方
【1】鶏もも肉は余分な脂肪を切り落とし、厚みを均一にして、竹串またはフォークで皮に数か所穴をあける。塩と酒大さじ1で下味をつける。(塩は余分な水分を除いて下味をつける。酒は鶏の臭みを除く)
【2】【A】を混ぜ合わせる。
【3】フライパンにサラダ油を熱し、【1】の皮を下にして入れ(形よく焼ける)、焼き色をつける。
【4】染み出た脂をペーパーで拭いて(脂が肉に吸収されると臭みが残ることがある)、裏返し、焼き色をつける。残りの酒を加えてふたをし、3分ほど蒸し焼きにする。
【5】水けが出たらペーパーで拭きとり、【2】を加えてひと煮立ちさせ、たれが2/3量になるまで、鶏肉にからませながら煮る。
*炒めたしし唐辛子を添えても。
◆ポイント
鶏肉は厚い部分を切り開いておくと、火の通りや味の染み方が均一になる。
教えてくれたのは
ABC Cooking Studioさん
ABC Cooking Studioは、初心者の方にもおすすめの、料理・パン・ケーキ作りが楽しく学べる女性専用の料理教室です。少人数レッスン、復習にも最適なイラストレシピ、 HPや携帯からの予約など、システムが充実。入会金不要、1回完結の「1dayレッスン」や授業の雰囲気を体験できる「体験レッスン」を毎日開催しています。
『ベビーブック』2012年9月号
【2】豚肉と白菜のすき煮
家族みんなが大好きなすき焼き味の鍋。たんぱく質+ビタミンCで風邪を予防しましょう。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
白菜 1/8個
長ねぎ 1本
豚しゃぶしゃぶ用肉 200g
焼き豆腐 1/2パック
小結びしらたき 6個
【A】
昆布だし(または水) 1/3カップ
しょうゆ 1/4カップ
みりん 1/4カップ
酒 大さじ2
砂糖 大さじ2~3
◆作り方
【1】白菜は葉の部分をざく切りに、芯の部分はそぎ切りにする。長ねぎは斜め切りにし、焼き豆腐は6等分にする。
【2】鍋に白菜と長ねぎを入れ、【A】を加えて中火で煮立て、しらたき、焼き豆腐も加えて野菜がやわらかくなるまで煮る。豚肉を広げながら加え、完全に火が通るまで煮る。
*具には、きのこ、青菜などを加えてもおいしい。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたという、おいしくて、栄養バランスもいいレシピが人気。
『ベビーブック』2012年1月号
【3】あじの竜田揚げ
魚料理の基本、三枚おろしを覚えたら、みりんとしょうゆで下味をつけて揚げれば味が決まる。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
あじ 4尾
塩 小さじ1/2
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1
酒 小さじ2
片栗粉 大さじ2~
サラダ油 適量
◆作り方
【1】あじの両面のぜいごを取り除く(ポイントの【A】を参照)。
【2】尾から頭に向かってうろこをこそげ落とし、包丁についたうろこをペーパ ーで拭く。
【3】むなびれを立て、やや斜めに頭を切り落とす(ポイントの【B】を参照)。
【4】腹に切り目を入れる(肛門のやや下まで)(ポイントの【C】を参照)、内臓をかき出し、ペーパ ーで腹の中を拭く。
【5】立て塩(3%濃度の食塩水)を作って、あじを洗う(塩の作用で魚の身が引き締まり、洗っているときも身が崩れにくく、汚れが落ちやすい)。ペーパーで水けを拭く。
【6】頭から尾に向かい、腹から中骨の上に届くように切り目を入れる。向きを変え、尾から頭に向かい、背中から同様に切り目を入れる。
【7】中骨の上に包丁を入れ、尾から頭に向かって上の身をそぐ【D】。
【8】骨の側を下にし、【6】~【7】と同様にして、下の身をそぐ【E】。
【9】上下とも身についている腹骨をすき取り、尾の先を少し切る。
【10】【9】をそれぞれ半分に切り、両面に塩をふり、10分おく。水けをペーパーで拭く。
【11】ボウルにしょうゆ、みりん、酒を合わせ、【10】を5分ほどつける。汁けをペーパーで拭き、片栗粉をまぶす。
【12】サラダ油を170℃に熱し、【11】の余分な粉をはらって、2分ほど揚げる。
*サラダ菜、ミニトマト、レモンを添えても。
◆ポイント
あじの三枚おろしのやり方
【A】
【B】
【C】
【D】
【E】
教えてくれたのは
ABC Cooking Studioさん
ABC Cooking Studioは、初心者の方にもおすすめの、料理・パン・ケーキ作りが楽しく学べる女性専用の料理教室です。少人数レッスン、復習にも最適なイラストレシピ、 HPや携帯からの予約など、システムが充実。入会金不要、1回完結の「1dayレッスン」や授業の雰囲気を体験できる「体験レッスン」を毎日開催しています。
『ベビーブック』2012年9月号
【4】かれいの煮つけ
時間がかかる煮付けもレンジを使えば超簡単!中までしっかり熱が通り、煮くずれしません。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
かれい 3切れ(300g)
【A】
しょうゆ 大さじ3
砂糖 大さじ3
酒 大さじ3
*魚はたら、かじき、きんめだいなどでも。重さに合わせて加熱時間を増減する。
◆作り方
【1】かれいは、2切れは中央の縦に1本、骨に届くまで切り込みを入れる。1切れは子ども用に2つに切る。
【2】耐熱ボウルに【A】を入れ、混ぜて砂糖を溶かす。【1】をボウルの縁に立てかけるようにして置き、スプーンでたれをかける。
【3】両端を5mmずつあけてラップをかけ、電子レンジで8分加熱。取り出して器に盛り、たれをかける。
*電子レンジの加熱時間は、600Wの場合です。500Wの場合は2割増、700Wの場合は2割減にしてください。
◆ポイント
■魚をボウルの縁に立てかける
魚はたれにつけ込まず、ボウルの縁に立てかけるようにすると、中まで均等に熱が通る。
教えてくれたのは
村上祥子さん
福岡在住。国内外を飛行機で飛びまわる「空飛ぶ料理研究家」。電子レンジ料理のエキスパートであっと驚く独自のワザを次々に開発中。
『ベビーブック』2011年7月号