コロナ禍での巣ごもりライフで、観たい映画やドラマなどをネット配信で観ていた方、観るようになった方々が多いと思います。そんななか、ファミリーにとっての最強コンテンツといえるディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」が、いよいよ6月11日(木)よりスタートしました。
いまや“サブスク(サブスクリプション=一定期間の利用権として料金を支払う)”のサービスもすっかり市民権を得ました。そんななかでの真打ち登場となったディズニープラスは、一体どこがすごいのでしょうか?
たとえば、劇場公開したディズニー映画から生まれた新ストーリーが、短編やテレビシリーズとなって登場するのは、ディズニープラスならではのラインナップの1つです。今回は特に、ファミリー層のハートを鷲づかみしそうなコンテンツをチェックしてみましょう。
子どもが大興奮!「トイ・ストーリー」は、まだまだ続いていた!
2019年に公開され、国内でも大ヒットを記録した『トイ・ストーリー4』では、改めて「トイ・ストーリー」シリーズの根強い人気を見せつけました。本作で注目されたキャラクターが、ゴミから生まれた “フォーキー”や、凛とした美しい磁器製の人形“ボー・ピープ”です。
ディズニープラスでは、2人を主人公にしたスピンオフ作品「フォーキーのコレって何?」や「ボー・ピープはどこに?」が登場。
「フォーキーのコレって何?」は、フォーキーが、「時間とは」「愛とは」「コンピューターとは」など、いろいろな質問を、ハムやレックスなど、おなじみのおもちゃたちに問いかけていくという短編で、こちらは6月11日(木)から第1話を、19日に第2話を配信した以降は、毎週金曜に新エピソードが追加される予定です。
フォーキー役の日本語版ボイスキャストは、俳優の竜星涼が続投しています。竜星さんによると「今回はほぼ1人語りで、フォーキーがビックリするぐらい喋ってます(笑)。どのお話も、フォーキーと一緒になぞなぞを解いていくような感覚で学んでいける、とてもユニークで楽しい内容です」とのことで、小さなお子さんも飽きずに観られそうです。
また、「ボー・ピープはどこに?」では、『トイ・ストーリー3』に出演していなかったボー・ピープが、『トイ・ストーリー2』のあとで、どのような冒険をしていたのかを、ウッディたちに語っていくという物語。さらに、『トイ・ストーリー4』にも出演した、アンティークショップや、ギャビー・ギャビー、ベンソンといったキャラクターも再登場する点も気になります。
ママもワクワク!名作の実写版や新シリーズが目白押し
名作アニメーションの実写版では、メガヒットした『アラジン』『美女と野獣』『シンデレラ』などが記憶に新しいところですが、今回ディズニープラスのために製作されたのが、普及の名作『わんわん物語』の実写版です。
野良犬のトランプと、血統書付きの犬レディとの出会いを描いた本作。2匹が1本のスパゲッティを食べていて、偶然にキスをするという名シーンは、今もなお語り継がれています。
また、日本でも大ブレイクしたザック・エフロン主演のテレビ映画『ハイスクール・ミュージカル』が、新たに新進スターを迎えてドラマシリーズ化した「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」として甦ります。
こちらは全10話での放送となりますが、ザックのように新たなスターが生まれそうな予感。まぶしい青春グラフィティということで、ママたちの触手が伸びること、請け合いです。
パパもお待ちかね!「スター・ウォーズ」初の実写ドラマ「マンダロリアン」
「スター・ウォーズ」シリーズのファンなら、もうチェック済みだと思いますが、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から5 年後を舞台にした、同シリーズ初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」が話題を呼んでいます。
帝国が崩壊し、ファースト・オーダーが台頭する前の時代に現れた一匹狼の戦士、マンダロリアン。彼は、ジャンゴ、ボバ・フェットなどでも知られる賞金稼ぎ(バウンティハンター)で、ある仕事でザ・チャイルドと呼ばれる謎の生命体と出会ったことで、賞金稼ぎたちに追われる身となっていきます。
製作総指揮・脚本は『アイアンマン』や実写版『ライオン・キング』の監督として知られるジョン・ファヴロー。「スター・ウォーズ」ファン垂涎のガンアクションやスペースバトルが繰り広げられ、きっとパパも子どもと一緒に胸を弾ませながらその世界観に入り込んでいけそうです。
さらに、同作の制作秘話を、様々な角度から明らかにする「ディズニー・ギャラリー/スター・ウォーズ:マンダロリアン」(全8話)も配信されますので、セットで観れば2倍楽しいです。
その他にも、ディズニー関連作品や、オリジナル作品、舞台裏を追ったドキュメンタリーなどが目白押しなディズニープラス。
極めつけは、アニメーション映画史上歴代No.1の全世界興行収入を記録した『アナと雪の女王2』がいち早く配信されただけではなく、前作『アナと雪の女王』や短編アニメーションに貴重なドキュメンタリー、“アナ雪”がテーマのフルオーケストラのコンサートも観られるとのことで、まさに“アナ雪まつり”状態に。
いわば鉄板のファミリーコンテンツであるディズニープラスですが、初月は無料となっています。まだまだ安心できないコロナ禍ですが、ステイホームを充実させるべく、ぜひ家族団らんタイムに試聴してみてください。
ディズニープラスの詳細はこちらから
文/山崎伸子