ぶりをメインにした献立3案|定番の「照り焼き」や「から揚げ」など人気レシピとぴったりな副菜

脂が乗っていて子どもにも大人気のお魚「ぶり」。とってもおいしいぶりを使った「バター照り焼き」や「ぶり唐揚げ」、洋風の「ナゲット」などのレシピと、それに合う副菜の献立をまとめました。どのレシピも幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された人気のものから厳選。スーパーでも買いやすい「ぶり」今夜の晩ごはんにぜひどうぞ!

ご飯がすすむ!「バターぶり照り」の献立

【メイン】バターぶり照りプレート

甘辛味+にんにくバターでいつもとは変化球に仕上げて。魚がモリモリ食べられます。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ぶり 3切れ(300g)
小松菜 1束(200g)
しめじ 1パック
ホールコーン缶詰 1/2缶(約100g)
サラダ油 大さじ1
塩 小さじ1/3
こしょう 少々

【A】
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 小さじ2
にんにく(すりおろし) 少々

バター 適量
ご飯 茶碗3杯
りんご 適宜

◆作り方

【1】ぶりは2~3等分にし、小松菜は2~3cm幅に切って茎と葉に分ける。しめじは小房に分け、コーンは缶汁をきる。
【2】フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、小松菜の茎、しめじを炒め、しんなりしたら、小松菜の葉、コーンを加えてサッと炒める。塩、こしょうで味つけして取り出す。
【3】同じフライパンに残りのサラダ油を中火で熱してぶりを入れ、2~3分焼いてこんがりとしたら返し、弱火で3分ほど焼く。余分な脂をペーパータオルで拭き、よく混ぜた【A】を加えて煮立たせながら照りよくからめる。
【4】器にご飯、【3】、【2】を盛り、フライパンに残ったたれをぶりにかけ、バターをのせる。お好みでりんごを添える。

教えてくれたのは


市瀬悦子さん

フードコーディネーター、料理研究家。「おいしくて、作りや すい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビなどで活躍中。

『ベビーブック』2016年10月号

【副菜】即席浅漬け

余った野菜ですぐできる、時短おかず。冷蔵庫に常備しておけば野菜不足解消に。

◆材料

(3~4人分)
白菜 3枚(150g)
にんじん 40g
切り昆布 5g
塩 少々

【A】
酢 大さじ1
砂糖 小さじ2
しょうゆ 小さじ1

◆作り方

【1】白菜はざく切りにして塩を全体にもみこむ。にんじんは短冊切りにする。切り昆布は半分の長さに切る。
【2】【1】をジップ付きポリ袋などに入れ、【A】を加えてよくもみ混ぜ、空気を抜くように袋の口を閉めて冷蔵庫で2~3時間漬ける。

◆ポイント

浅漬けで野菜のシャキシャキ感をキープ。

教えてくれたのは


渥美まゆ美さん

あつみまゆみ/管理栄養士。フードコーディネーター。健康運動指導士。保育園勤務で子どもの料理提供に関わる。料理講師やセミナー講師などフリーランスで活動後、「株式会社Smile meal」を設立。食育など食と健康に関わる活動を行う。2児の母。

『めばえ』2018年1月号

【汁物】長いもとオクラのトロトロみそ汁

すり下ろした長芋がトロトロで、口あたりがよくて飲みやすい味噌汁。オクラをアクセントに。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
長いも 150g
オクラ 5本
だし汁 3カップ
みそ 大さじ2と1/2
白すりごま 大さじ1/2

◆作り方

【1】長いもは皮をむいてすりおろし、オクラは小口切りにする。
【2】鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰したらオクラを加えて1分ほど煮る。弱火にしてみそを溶き入れ、長いもを加え、再び煮立ったらすりごまをふる。

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。

『ベビーブック』2013年8月号

子どもも食べやすい♪「ぶりのから揚げ」の献立

【主菜】ぶりの青のり風味から揚げ

魚が苦手…そんな子供には、臭みを消して、形をアレンジ!一口大に切って食べやすく!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ぶり 3切れ

【A】
しょうゆ 大さじ1と1/2
酒 小さじ1
しょうがすりおろし 小さじ1/2
青のり 大さじ1
溶き卵 大さじ1
片栗粉 大さじ2

片栗粉・揚げ油 各適量

◆作り方

【1】ぶりは皮と骨を除き、3~4cm角に切り、混ぜ合わせた【A】をよくもみ込む。
【2】揚げる直前に【1】に片栗粉をまぶし、170℃の中温で3~4分揚げる。

教えてくれたのは


阪下 千恵さん

料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『めばえ』2015年4月号

【副菜1】九条ねぎ入り卵焼き

卵に混ぜれば、子どももねぎ好きに!黄色と緑の色合いがキレイ。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
卵 3個
九条ねぎ(ほかのねぎでも可) 1本
粗塩 小さじ1/5
酒 大さじ1
こしょう 少々
油 大さじ1

◆作り方

【1】ボウルに卵を割り入れてよくほぐし、酒、粗塩、こしょうで調味する。小口切りにした九条ねぎを加えてよく混ぜる。
【2】フライパンに油を入れて火にかけ、【1】を流し入れて強火で焼く。卵がある程度固まったら、弱火にして形を整える。

教えてくれたのは


ウー・ウェンさん

北京生まれ。1990年に来日。北京家庭料理が評判となり、料理家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。

『めばえ』2017年6月号

【副菜2】小松菜の納豆和え

納豆が好きな子なら、小松菜なんて気にせずに、パクパク食べちゃう!

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
小松菜 1/5束
納豆 2パック
しょう油 小さじ1
かつお節 少々

◆作り方

【1】小松菜は塩少々(分量外)を入れた熱湯でゆでる。冷水にさらして水気をしっかりと絞り、1cm長さに切る。
【2】ボウルに【1】、納豆、しょう油を入れ、和える。器に盛り、かつお節をふる。

教えてくれたのは


松尾みゆきさん

管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。

『めばえ』2018年7月号

【汁物】オクラとわかめのかき卵汁

お星様のようにかわいくオクラを浮かべれば、食べる楽しみがぐんとUP♪ 卵の黄色とオクラの緑がキレイ。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
オクラ 4本
だし汁 2カップ
乾燥わかめ 小さじ1
しょう油 小さじ2/3

【A】
片栗粉 小さじ2
水 大さじ1

卵 1個

◆作り方

【1】オクラは塩少々(分量外)をふって軽くこすり合わせ、うぶ毛を取る。水洗いして輪切りにする。
【2】鍋にだし汁とわかめを入れて中火にかけ、煮立ったらオクラを加える。サッと煮たらしょう油を加えて混ぜ、一旦火を止める。よく混ぜ合わせた【A】を回し入れて混ぜ、再び中火で混ぜながらとろみをつける。
【3】溶いた卵を回し入れ、ゆっくりとかき混ぜる。

教えてくれたのは


松尾みゆきさん

管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。

『めばえ』2018年7月号

ぶりの「ふわふわナゲット」で洋風献立

【主菜】ぶりのふわふわナゲット

はんぺんを混ぜれば、簡単なのに驚きのふわふわ食感に!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ぶり(切り身) 2切れ
はんぺん 大1枚
揚げ油 適量

◆作り方

【1】ぶりは皮を除いて適当に切り、ポリ袋にはんぺんとともに入れ、よくもみつぶす。
【2】揚げ油を180℃に熱し、【1】からスプーンですくって落とし入れ、こんがりと揚げる。
*せん切りのレタスを敷いても。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

料理家。旬の食材を使い、食べ合わせによって体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。NHK『きょうの料理』や広告、書籍、雑誌などで活躍中。一児の母。

『ベビーブック』2014年1月号

【主食】フライパンで作るトマトクリームの煮パスタ

ソースと一緒に煮込んだパスタは、コクのある味わい。ゆで加減を気にしなくていいのもうれしい。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
ベーコン 3枚
しめじ 1パック
オリーブオイル 大さじ1/2

【A】
カットトマト缶 1缶(400g)
水 1と2/3カップ
コンソメ顆粒 小さじ1

スパゲッティ 200g(ゆで時間6分のタイプ)
牛乳 2/3カップ

【B】
砂糖 少々
塩 小さじ1/2
こしょう 少々

◆作り方

【1】ベーコンは1cm幅に切る。しめじは石づきを取って、ほぐしておく。
【2】フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、【1】を入れてさっと炒め合わせたら、【A】を加える。
【3】軽く煮立ったら、スパゲッティを半分に折って入れて、麺をさばくようにときどき混ぜながら煮る。表示通り(6分)煮たら牛乳を加え、混ぜながらさらに1~2分煮て、【B】で味を調える。
【4】器に盛り、好みでパセリのみじん切り(分量外)をかける。

◆ポイント

道具で時短!いつもの調理道具を身近なモノにスイッチして、スピード調理!

炒めるから煮込むまでひとつでできる万能ツール。

【フライパン】
大きめ(25cm以上)、深め(5cm以上)が◎。
具材とパスタを同じフライパンでそのまま調理!

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

むさしゆうこ/料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が真似しやすい時短レシピを数多く提案している。

『めばえ』2017年4月号

【副菜】マカロニサラダ

ハムやきゅうりを入れて具だくさんに。

◆材料

(大人4~5人分)
マカロニ 120g
ハム 2枚
ゆで卵 2個
きゅうり 1本
にんじん 1/5本
コーン(缶詰) 大さじ3

【A】
顆粒スープの素 小さじ2
砂糖 小さじ2

【B】
マヨネーズ 大さじ3
レモン汁 小さじ1
※分量の大人1人分は、子ども2人分くらいになります。

◆作り方

【1】ハムは細切りにし、ゆで卵は殻をむいて、粗く刻む。きゅうりは薄切りにし、塩少々(分量外)をふってもんでしんなりさせ、水けをしぼる。
【2】にんじんは皮をむいて、せん切りにする。
【3】マカロニをゆで、ゆで上がる10秒前に【2】を加えて一緒にざるにとる。熱いうちに【A】と混ぜ合わせる。
【4】【3】の粗熱がとれたら【1】とコーンを加えて混ぜ、【B】で和える。

教えてくれたのは


YOMEちゃんさん

女の子のママ。愛情たっぷりの育児日記と日常のアイデアあふれる献立を綴ったブログ「よめ膳@YOMEカフェ」が毎月200万アクセスを誇る。

『ベビーブック』2013年10月号

【汁物】すりおろしにんじんのコンソメ風スープ

すり下ろしたにんじんの甘味と風味がやさしいスープ。栄養たっぷりで体を温めるので、朝ごはんにピッタリです。

◆材料

(大人1人+子ども2人分)
にんじん 100g
水 150ml
コンソメスープの素 小さじ1(3g)
しょうゆ 小さじ1
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。

◆作り方

【1】小鍋に水とコンソメスープの素を入れて煮立たせ、皮をむいてすりおろしたにんじんを加える。蓋をずらしてのせ、3分ほど煮たら、しょうゆで味を調える。

教えてくれたのは


松見早枝子さん

料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。

『めばえ』2016年10月号

編集部おすすめ

関連記事