コンタクトレンズしたまま寝落ちは超危険!ついやっちゃう「あのクセ」が目の健康を妨げる?【眼科医監修】

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学生時代からコンタクトレンズを愛用しているHugKumママ・パパも多いと思います。メガネと違い、マスクで曇る心配もないし、階段で感覚がわからなくなってすっ転ぶ心配もない。何よりひと昔前と違い、“装着している感”が薄いのも助かる! ・・・・・でもだからこそ、外さずに寝てしまい、起きたときには目がゴロゴロ、なんてことも。

「これを繰り返していると、目に“大事故”が起こる恐れがあります」と言うのは、東京の二本松眼科病院副院長の平松類(ひらまつ・るい)医師。飛行機や新幹線に乗ってでも定期的に通い診察を受ける患者が絶えないという眼科専門医に、コンタクトレンズ使用の注意点や、目の健康を保つための生活習慣などについて聞いてみました。

「見えない」だけではなく、見た目も老けてしまう怖い目の病気・・・!

いちばんやりがちな悪いクセは、「コンタクトレンズをしたまま寝てしまった」という経験。平松医師いわく「この行為は、赤信号で横断歩道を渡るようなもの。たまたま通る車がなくて事故に遭わずにすむこともありますが、大事故に遭う危険性もあります」と。やったらマズいとはわかっていたけれど、いったいどんな“大事故”が・・・・・・!?

平松医師によると、そのひとつが、角膜に病原体が入り、重症化すると入院治療や角膜を削る治療が必要になる、というもの。ほかにも、「眼(がん)けん下垂(かすい)」「ドライアイ」「黒目の細胞の減少」などがあげられるそう。

「眼けん下垂」は、まぶたが垂れ下がって、上げにくくなる病気。コンタクトレンズが当たることでまぶたを上げる筋肉がダメージを受けるのが原因ですまぶたが垂れ下がるので、もちろん、老けて見える! それだけではなく、肩こり、頭痛、疲れやすいなどの症状で生活に支障が生じることもあるとか。こ、怖い・・・・・!

また、目が乾く「ドライアイ」は、ひどくならないと自覚しにくい症状。「そういえば最近、やらた目が乾くなー。コンタクトレンズのせいかな?」と乾きを実感するころには、「すでに目が傷だらけの恐れがある」と平松医師は警告します。

3つめの「黒目の細胞の減少」にある“黒目の細胞”とは、角膜の内側の細胞(角膜内皮細胞)のこと。これは、年齢とともに減るものなのですが、コンタクトレンズによって減少が加速してしまい、黒目が白くなってしまうこともあるそうです。

目の寿命は70年。でも100歳まで機能する目でいるためにいますべきこと

気がつけばコンタクトレンズ愛用歴も20年近く。こんなトラブルが起こる可能性があるならば、もうこの先は使い続けないほうがよいのでしょうか・・・・。

「大切なのは、取り扱い方です。正しく使えば、大きなトラブルはそうそう起こりません。まずは、使用時間を見直しましょう。レンズのパッケージには1日の使用時間が明記してありますから、それを守ってください」と平松医師。

朝起きて顔を洗うタイミングで装着。そして外すのは就寝の直前、という人が多いはず。つまり、平均すると1日の装着時間は12時間以上。もちろん、「論外!」(平松医師)。「お子さんのなかにも、コンタクトレンズ使用者がいるかもしれません。コンタクトレンズは医療機器であることを、親子で再確認し、使用時間を守ること、レンズを購入するたびに眼科を受診することが大切です」(平松医師)。

スマホ、パソコン、テレビなど、大人も子どもも目を酷使しがち。平松医師によると、目の寿命は平均余命より短く、70年ほどだそう。そのため、目の働きを長持ちさせるよい習慣を身につけたいものです。

よかれと思ってやっている習慣が、じつはダメージを与えている?

例えば「目をこする・かく」という習慣。「目をこすることは、目を殴るのと同じぐらい、目にダメージを与えています」(平松医師)。また、疲れたときにやりがちな、目を閉じて手のひらでぐーっと押すマッサージも、「目の周囲の骨くらいなら押しても問題ありませんが、目そのものを押して眼球に圧力がかかると、網膜剥離が起こったり、白内障が進んだりする危険性があります」と注意を促します。

ではプロがすすめる目のケアは? それは「目を温める」方法。手のひらをこすり合わせて温め、その手をお椀のようにして目を覆います。これを1日に1回、行うとよいそうです。

平松医師の願いは、「ひとりでも多くの人が目の健康に関する知識を深め、失明への不安がなくなる習慣を身につけられること」。最新著書『患者が絶えないカリスマ眼科医がやっている 失明しない習慣』には、本人も実践する目にやさしい習慣、100歳まで見える目をキープする方法についての情報が満載です。

 

平松類 著 小学館 1,100円+税   

あなたは歯科医院に行くように、眼科で定期検査していますか?
歯は予防が大事とわかっているのに、目については、トラブルが起こってから対処しがち。
でもそれでは遅い! 目こそ、ケアとメンテナンスが大事なのです。
この本では、いつか失明するのではないかとおびえるメガネ女性が、その不安を払拭するために、自身もメガネ歴30年というカリスマ眼科医に、あらゆる疑問をぶつけています。すると、
知っているようでじつは知らなかった知識がたくさん学べました!
人生100年。これからも“一生見える目”で生きていく方法が、詰まっています。

 

文・構成/小学館出版局生活編集室

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