子どもの夏休み、親が疲れる理由ランキング発表!疲れないコツを小学生のママ・パパにリサーチ!

子どもが夏休みだとなんで疲れてしまうのかを調査すべく、7歳〜12歳の小学生の子を持つママ・パパにアンケートを実施。どんな時に疲れてしまうのか、疲れないコツはあるのか、正直な気持ちを聞いてみました。

子どもが夏休みだと 正直、親は疲れる?

もうすぐ始まる夏休み。夏休みと聞くだけで気が重くなってしまうなんていうママ・パパも少なくないですよね。毎日子どもの世話をしたり、大量の宿題を見たり、疲れてしまう要因はさまざま。

今回は、子どもが夏休みだとどんな疲れが出てくるのか、また疲れないためのアイディアをママ・パパにリサーチしました。ぜひ夏休みの過ごし方の参考にしてみて!

子どもの夏休みに疲れる理由で多いのは?

まず、子どもの夏休みで疲れてしまう理由を調査。そうそう!と思う人も多いのでは。

疲れる理由はみなさん、ほとんど共通していることが分かりますね。いつもの時間とは違いイレギュラーなことに疲れを感じしてしまうことが多いよう。次からは具体的な理由を聞いてみました。

1位:食事の準備

ダントツの1位はやはり食事の準備でした。特に昼食の負担が大きく、栄養バランスも考えなければいけないので、メニューが浮かばなくなるということも多いですよね。食材も必要でスーパーに行く回数が増えたり、1日中キッチンにいる・・・という人も多いのでは。

「昼食は自分一人だと残り物などで適当に済ますが、子どもがいるとちゃんと作らないといけないから、毎日のメニューに困る」(30代・奈良県・子ども2人)
「毎日3食作るのは疲れる」(40代・埼玉県・子ども2人)
「栄養のバランスの良いメニューを毎食考えないといけないので」(40代・東京都・子ども1人)
「用意するのもしんどいし、暑い中、食材を買いに行くのもしんどい」(40代・岡山県・子ども2人)

2位:自由研究や宿題をみる・手伝う

低学年であれば宿題を1人でこなすのは難しく、高学年になっても自由研究や読書感想文の進捗管理・手伝いはまだまだ必要ですよね。たくさんの宿題を親も一緒に見なければいけなくて疲れるという人が多いよう。

「宿題を自分で管理できないので手伝わなければいけない」(30代・兵庫県・子ども1人)
「宿題の丸付け、間違い部分を教えるのが時間が掛かるので大変です」(40代・東京都・子ども1人)
「自由研究のテーマを決めることに毎年苦労する」(30代・沖縄県・子ども2人)
「子供だけでは、どうしても出来ない宿題があること」(30代・千葉県・子ども2人)

3位:子どもと遊ぶ・遊ばせる

1ヶ月ちょっともの間、毎日家にいる子どもと遊んだり、遊ぶ予定を立てるだけで疲れるという人もかなり多いですね。何か夏休みの思い出を作ってあげないと、なんて思うと気持ち的にも焦るもの。

「子供が暇になったときの相手と、計画的に学習をすること、手伝いをさせること」(40代・新潟県・子ども1人)
「体力的に子供と遊ぶのが辛い」(30代・東京都・子ども1人)
「イレギュラーなことばかり起こり精神的に疲れる。子供と外遊びをして肉体的に疲れる」(30代・愛知県・子ども2人)

4位:自分の時間がない

働いているママはとにかくお弁当がつらいという人が多いですよね。ただでさえ忙しい朝の準備に加え、お弁当というタスクが追加されるのはきつく、夜には疲れ切ってしまい自分の時間どころではないという声も。また子ども中心の生活にならざるを得ないので、自分の時間がないと感じるママは多いよう。

「夏休み中も基本的には親が仕事で子どもは放課後クラブに行くので毎日お弁当を作るのが大変。加えて、平日と同じ忙しさなのにもかかわらず宿題は山ほど出るので見てあげなければならずとにかく時間がない」(40代・東京都・子ども1人)
「子供の面倒をいつも見ていなくてはならない」(50代・三重県・子ども2人)
「普段よりも子供中心の生活になるので」(40代・静岡県・子ども1人)

5位:兄弟・姉妹ゲンカ

兄弟姉妹がいる家庭は、ケンカに疲れるという人が多いよう。子どもがわめていると、その声だけで疲れるという気持ち、分かりますよね。ひどいケンカになった時の仲裁も大変です。

「とにかくお相手が大変。兄弟で遊んでたかと思うとすぐにケンカが勃発してうるさくて大変」(40代・神奈川県・子ども2人)
「ケンカは、コミュニケーション力を養うと思うので、危険な時以外は止めないが、ケンカの声を聞くだけで疲れる」(40代・山梨県・子ども2人)
「ケンカの内容があまりにもくだらないから」(40代・神奈川県・子ども2人)

6位:子どもの身の回りのお世話

四六時中家にいる子どもの世話をするのも相当な負担ですよね。子どもも家にいると暇でママ・パパにくっついて回ることも。

「トイレに行くのにもついてきたりストーカーになるので」(30代・埼玉県・子ども5人)
「食事の用意、宿題をさせる、見る、丸つけなどすることが山積み」(30代・福岡県・子ども4人)
「一緒にいる時間が多いから、何かと手がかかるから」(30代・神奈川県・子ども1人)

疲れない夏休みに!おすすめの過ごし方

疲れない夏休みにするためにいろいろと工夫をしているママ・パパも多いよう。子どももメリハリがついたりとメリットにもなるようです。

夏休みの宿題がはかどるイベントに参加する

手のかかる自由研究をサポートするようなイベントは夏休み中にあちこちで開催されているもの。参加させれば、子どもも楽しく、自由研究もできて一石二鳥。ママ・パパの負担も減りますよね。

「工作や自由研究などのベントに参加する」(30代・奈良県・子ども2人)
「なるべくイベントなどで、宿題が終わるようにする」(30代・千葉県・子ども2人)
「無料でやっている工作イベントに出席する」(40代・新潟県・子ども1人)

習いごとや児童館に行かせる

習い事や夏期講習、児童館などでも夏休み向けのイベントをやっていたりしますよね。近所であれば子どもも行きやすいので、友だち同士で行かせるなどもできますよね。

「夏だけの講習やスイミングスクールなど、習い事に行ってもらう」(40代・神奈川県・子ども2人)
「学校や地域(児童館、図書館など)が提供してくれる子ども向けのクラスやサービスを利用する」(40代・埼玉県・子ども3人)

子どもに自分のことは自分でしてもらう

時間がたくさんあるからこそ、自分のことは自分でするという習慣を身につけるきっかけにもできるという声も。自主的に勉強をしてくれたり、時間の管理ができるようになると学校が始まってからも役立ちますよね。

「自分の事は、自分でさせる。 朝、宿題を終わらせる」(40代・宮城県・子ども2人)
「なるべく子供にやらせる」(30代・埼玉県・子ども2人)

子どもに家事を手伝ってもらう

積極的に家事を手伝ってもらうという声も。家事を全部親がするのは大変だということも知ってもらいたいですよね。そして、子どもも楽しめるお手伝いも実は結構あるものです。

「子供の遊びに付き合ってわたしの時間が減る分として、子供達に家事を分担してもらう」(30代・東京都・子ども2人)
「昼ご飯の準備を子どもと一緒にする」(40代・山梨県・子ども2人)
「子どもの興味を引く料理を一緒に作る」(50代・奈良県・子ども4人)

ひとりの時間をつくる

子どもが1人で遊べる時間を作り、その間はママ・パパも自分時間というようにすると、少しの時間だとしても気分も体も休まるはず。

「おやつ時間や、少し昼寝させてもらうなど、自分時間を少しだけでも取る」(30代・福岡県・子ども4人)
「ゲームやYouTubeを見せる。 絵を書かせる、レゴを与えるなど長時間集中してできるような事をさせる」(40代・神奈川県・子ども1人)
「ごほうび的な、子どものパソコンタイム。子どもも静かに過ごせるし、大人もゆっくりできる。」(40代・東京都・子ども1人)

頑張りすぎない

毎日きちんと生活しないと、と思うとかなり負担に感じてしまうもの。たまには食事も手抜きでいいか、などと考えれば、ラクな気持ちで過ごせるよう。

「お昼はおにぎりのみ持参で、朝から外出する。お昼過ぎまで楽しいことをして遊んできて、夕方早めに帰宅して、夕飯を早めに食べさせて夜は早く寝せる。 何日かに一度は、そうやって過ごして親子ともにリフレッシュする」(40代・東京都・子ども2人)
「頑張りすぎない。 家から出ない日があっても、菓子パンだけのお昼があってもいい。」(40代・神奈川県・子ども1人)
「昼ご飯は冷凍食品を使い少しでも楽をする。昼寝をする」(30代・愛知県・子ども2人)
「食洗機を使ったり、ルンバを使ったり、自動でできる家電を使う」(40代・岡山県・子ども2人)

長い夏休みはメリハリをつけた過ごし方が疲れないコツ

長い夏休みは、毎日同じサイクルで過ごしていると疲れも大きくなってしまうもの。時には子どもをイベントごとに参加させたり、親が手を抜くことがあったりと子どもも大人もメリハリをつけた過ごし方をすることで、親も疲れない夏休みにできるはず!今年の夏休みはぜひいろいろと工夫して、楽しい夏休みにしてくださいね。

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文・構成/HugKum編集部

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