面白い手遊び歌|昔ながらの定番や子どもに人気の歌までたっぷりご紹介!

電車やバス、車での移動中でも手軽に遊べて子どもが楽しんでくれる「手遊び歌」。保育園や幼稚園でも頻繁に手遊び歌が保育活動において導入されています。子どもが外出先でぐずってしまった時、いくつか子どものお気に入りの手遊び歌を知っておくと、おもちゃがなくてもすんなり機嫌を直してくれることも。今回は、子どもに人気の手遊び歌を乳児・幼児向けに分けてたっぷりとご紹介!手遊び歌のレパートリーを増やしてお家でいろいろ楽しんでみてください。

手遊び歌にはメリットがたくさん!

歌いながら手や指をリズムに合わせて遊ぶ「手遊び歌」。昔から子どもとの遊びとして親しまれている手遊び歌ですが、子どもにとってたくさんのメリットがあるといわれています。歌い、リズムに合わせて体を動かすことでリズム感や運動能力だけではなく集中力もつくように。繰り返し歌に合わせて手や指先を使うことで脳が刺激され活性化されるともいわれています。親や友達とふれあって楽しむことを教えてくれ、手遊び歌を通してコミュニケーション能力も養ってくれます。

手遊び歌は、乳児の頃から効果的であるといわれています。ママパパが赤ちゃんの手や体に触れて手遊び歌を一緒にすることでスキンシップも深められます。親子で楽しみながら普段の子育てに手遊び歌を導入してみましょう。

「わらべ歌」とは? 意味や効果、活用されている場所、絵本やメドレーのおすすめまでご紹介
わらべ歌(童歌・わらべうた)とは? わらべ歌とは、子どもたちの日常生活や遊びのなかで継承されてきた歌のこと。日本にはわらべ歌が数百種類...

乳児・赤ちゃんにおすすめの面白い手遊び歌10選

まずは、乳児・赤ちゃん向けの手遊び歌を紹介! ママパパも懐かしく感じる歌がたくさん登場します。子どもと遊んでいるママパパの声とともにご紹介していきます。

グーチョキパー

小さい頃におばあちゃんと一緒に遊んでいたママパパも多いはず! 「グー、チョキ、パーで なにつくろう、なにつくろう~♬」は、みんなが知っているお馴染みの手遊び歌のひとつです。いろいろな組み合わせでオリジナルの物を作って楽しむのもいいですね。

★ママパパの声

「グー、チョキ、パーで カタツムリやヘリコプターに変身できるのが面白いようです」(40代・埼玉県・子ども2人)

「グーチョキパーで~の、最後にできるものを一緒に考えると、盛り上がります。 親とべったりくっついて、 いろいろものが出てくるのが楽しいのかもしれません」(40代・埼玉県・子ども2人)

ひげじいさん

いろんな替え歌バージョンも楽しめる『ひげじいさん』。歌うテンポを速くしたり遅くしたりするだけでも子どもはキャッキャと喜んでくれます。

★ママパパの声

「最後のキラッキラと手をヒラヒラさせるところがお気に入りのようです」(30代・鳥取県・子ども1人)

「とんとんとんとんひげじいさんはアンパンマンの替え歌もあるので楽しんでやっている」(40代・兵庫県・子ども2人)

あたま・かた・ひざ・ぽん

『あたま・かた・ひざ・ぽん』は歌に合わせながら体のパーツをさわっていくので身体全体を動かす運動にもなります。まだしゃべらない乳幼児でも歌を通して体のパーツを覚えることもできそうですね。ちょっと大きくなったらいろんな言語に変えて遊んでみるのもおすすめです。

★ママパパの声

「テンポを変えたり、歌詞を臨機応変に変えたりしてる」(30代・東京都・子ども2人)

「動画でやってる子が楽しそう」(30代・東京都・子ども1人)

こぶたぬきつねこ

ぶた・たぬき・きつね・ねこのものまねをしながら手遊び歌を楽しもう! それぞれの動物の特徴を捉えたものまねと鳴き声には赤ちゃんも興味津々に。

★ママパパの声

「ジェスチャーや鳴き声で替え歌ができるから」(30代・大阪府・子ども4人)

「動物によって、ポーズが違うところ」(30代・北海道・子ども4人)

いとまき

「い~と~まきまき、い~と~まきまき♬」とメロディに合わせて腕をくるくる回してみよう! 簡単な手遊びなので乳幼児の小さなお子さんでも一緒に楽しめます。

エビカニクス

教育番組や親子コンサートで人気のケロポンズが歌う『エビカニクス』の動画は子どもたちを虜にするユニークな踊りで話題に。小さなお子さんは座ってでもできるダンスなので大きく手足を動かして元気に踊ってみましょう!

★ママパパの声

「エビカニの音楽に合わせて手をエビやカニの形にして踊るのが楽しいから」(30代・大阪府・子ども2人)

ちょちちょちあわわ

お子さんをひざにのせて手をもってあげて歌ってあげましょう。最後の「ひじとんとん~♬」の部分をお腹や肩などに変えて触ってあげてスキンシップをとりましょう。

★ママパパの声

「昔からある歌なので、親も一緒にすぐできる。一緒にやるととても喜びます」(30代・千葉県・子ども1人)

ワニのかぞく

おひげジョリジョリ、お化粧パタパタなどおとうさんワニやおかあさんワニの真似をしながらお子さんと一緒に楽しめる手遊び歌。ゆっくりのテンポで落ち着いたリズムなので寝かしつけのときにもおすすめです。

★ママパパの声

「ワニの家族は、おとうさんのひげ剃りをしている真似やおかあさんのお化粧する真似、お兄さんやお姉さん、赤ちゃんのミルクを飲む真似も楽しそうにしています」(40代・東京都・子ども3人)

鬼のパンツ

昔からお馴染みの「鬼のパンツ」。強い鬼になりきって力強く歌ってみましょう。「10年はいても破けない~♬」丈夫な鬼のパンツを作ってみるのも楽しそう!

★ママパパの声

「強いぞの部分を楽しんでいる」(30代・東京都・子ども1人)

ミックスジュース

たくさんのフルーツをぐるぐるしてミックスジュースのできあがり! 顔のパーツをフルーツに例えて楽しく歌ってみましょう。

★ママパパの声

「りんごりんごりんごのほっぺ。ぶどうぶどうぶどうのおめめ。いちごいちごいちごのお鼻。お口はチェリー。チュッ。 果物の例えを楽しんでいる」(30代・熊本県・子ども1人)

幼稚園・保育園児に人気の面白い手遊び歌 8選

次に幼稚園・保育園児に人気の手遊び歌を紹介! 幼稚園などで使われている手遊び歌をご家庭でも試してみてください。

はじまるよ

保育園や幼稚園では保育活動前の導入としてよく使われています。先生の「はじまるよっ、はじまるよっ♬」という歌声が聞こえたら子どもたちが集まって自然に静かになる魔法の手遊び歌でもあるようですね。

★ママパパの声

「自宅で子どもと何かをはじめるときに歌うと子どもが静かになってきちんと話をきいてくれる」(30代・広島県・子ども3人)

やおやのおみせ

八百屋さんで売っているものだと「あるある」と手を2回たたきます。ゲーム感覚で遊べる歌なので子どももおおはしゃぎ。パン屋さんやお花屋さんなどに替えて遊ぶのも楽しそうですね。

★ママパパの声

「くるくる回すところ」(30代・徳島県・子ども2人)

パンやさんにおかいもの

パン屋さんで今日は何を買おうかな? メロンパンやチョコパンなど子どもが大好きなパンを歌詞にした『パンやさんにおかいもの』は、お買い物ごっこをするときにも楽しめます。

★ママパパの声

「いろいろなパンが出てくるのが楽しいようです」(40代・静岡県・子ども3人)

キャベツの中から

絵本でも人気のリズミカルな手遊び歌『キャベツの中から』。オリジナルの手袋を作って遊ぶとより楽しむことができます。おとうさん指、おかあさん指と順番にキャベツのなかの青虫を表現してみましょう!

★ママパパの声

「キャベツの中から青虫出たよ、ぴっぴ。おとうさん青虫ー。 リズムが気に入っています」(30代・熊本県・子ども2人)

パンダうさぎコアラ

NHK「おかあさんといっしょ」でもとりあげられていた童謡『パンダうさぎこあら』は子どもたちにも馴染みのある曲です。パンダ、うさぎ、コアラを真似してどんどん早く歌ってみよう!

★ママパパの声

「曲のスピードが上がったときに盛り上がっている」(20代・東京都・子ども2人)

「動物になるところや早く歌ってそれに合わせて手を動かすのが楽しいみたいです」(30代・秋田県・子ども3人)

おべんとうばこのうた

幼稚園や保育園でもよく歌われている『おべんとうばこのうた』。今日はどんなお弁当ができるかな? 自分でお弁当のおかずをアレンジして替え歌を作って遊ぶのも楽しそうですね。

★ママパパの声

「自分でお弁当を作って家族に配っています。家族に作ってあげられるところがうれしいようです」(30代・岐阜県・子ども2人)

大きな栗の木の下で

体を大きくいっぱい使って「大きな栗の~木の下で~♬」と元気よく歌ってみましょう! リトミック教室でもよく使われている手遊び歌でリズムに合わせて運動ができます。

★ママパパの声

「スピードに緩急をつけ、どこで速くなるか予想できないようにするとスリルがあって楽しいようだ」(40代・神奈川県・子ども2人)

アルプス一万尺

仲良しのお友達と2人で歌いながら息を合わせて手遊びごっこ。上級者はスピードを上げて、どちらのチームが速くできるか競争してみよう!

★ママパパの声

「リズムと息を合わせるのを楽しんでいる」(30代・愛媛県・子ども1人)

「スピードを上げてやると楽しい」(30代・千葉県・子ども2人)

手遊びで親子のスキンシップタイムを楽しみましょう!

お出かけ先や移動中、いつでもどこでも手軽に楽しめるのがうれしい手遊び歌。替え歌をつくって振り付けもアレンジしてみるのも楽しそうですね。お気に入りの手遊び歌をみつけて子育てに上手に取り入れてみましょう。

文・構成/HugKum編集部

編集部おすすめ

関連記事