使用済みおむつの正しい捨て方
使用済みおむつは、まずうんちの汚れをトイレに流し、次に汚れている部分を内側に小さく丸めて、付属のテープで止めて捨てるのが基本的な処理方法です。
おむつはトイレには流せませんので注意してください。
丸めたおむつは、袋などに密閉してまとめて保管し、お住まいの自治体の指示に従って捨てましょう。可燃ごみに指定されている場合がほとんどです。また外出時に出たおむつのごみは、指定された場所以外には捨てないようにしましょう。
意外なものも? 使用済みおむつの保管アイテム
時間が経つにつれ臭いが気になる使用済みおむつは、ごみの日までどのように保管すれば良いのでしょうか。効果的な保管アイテムをご紹介します。
おむつ専用の処理袋
臭いが外にもれないように工夫がされたおむつ専用の処理袋は耐久性、消臭力に優れています。1枚あたり10円~15円とやや高めですが、しっかりとした作りで臭い漏れの心配もありません。
外出先から使用済みおむつを持ち帰らなくてはいけない場合でも安心です。おむつを処理袋に入れたら、説明書きに従いきちんと密封して保管しましょう。
おむつ専用の消臭ポット
おむつ専用の蓋付きごみ箱です。密閉性、消臭力に優れ、お手入れも簡単なものが多く発売されており、専用のカートリッジや袋をセットすれば、密閉まで自動で行ってくれる便利な商品もあります。
手間をかけず、確実な消臭効果を期待する方におすすめです。臭い漏れの心配が無いので、場所を選ばず置くことができることでも人気を集めています。
消臭スプレー
原因物質に働きかけ、臭いを根本から打ち消す高機能な消臭スプレーはかなり効果的。おむつの便臭専用に開発された消臭スプレーも発売されています。おむつ専用の消臭スプレーは、おむつに直接吹きかけ、その後に袋やごみ箱に入れましょう。
蓋付きごみ箱
密閉性が高い、一般ごみ用の蓋付きごみ箱も人気の保管方法です。コストをかけずにできるだけ臭いを抑えたい方におすすめ。
おむつはそのまま入れず、新聞紙にくるんだり袋に入れたりしてごみ箱に入れましょう。また、蓋部分に消臭剤を貼ると一層の消臭効果が期待できます。
しかし、蓋を開けた際に広がる臭いが気になる場合もあるので、置き場所を工夫するなどの臭い対策を重ねる必要がありそうです。
新聞紙
使用済みおむつを新聞紙でくるむ方法はコストがかからず、臭いもある程度は抑えられるので人気の捨て方の1つです。ただ、新聞紙だけでは消臭効果に限界があるので、しっかりと包んだ後で更に袋に入れるなど密閉して保管しましょう。
食品用ラップ
ぴたっと密着して食品の鮮度を守るラップですが、実は使用済みおむつにも使えます。しっかりと密閉すれば臭いを逃がさず、コストパフォーマンスも良いと評判です。
使うラップは大きめサイズで密閉性の高いものを選び、また衛生上の観点から、おむつ用と食品用は分けておきましょう。
食品用ポリ袋
おむつ専用の処理袋には劣りますが、かなり臭いを軽減してくれると人気です。1枚当たりの値段がおむつ専用の処理袋に比べてかなり低いので、コストを抑えたい方におすすめです。
重曹や乾燥させた使用済み茶葉、乾燥させた使用済のコーヒー豆などを一緒に入れれば、更に消臭効果を期待できますよ。衛生上の観点から、おむつ用と食品用は分けて使いましょう。
おむつ処理袋・消臭袋のおすすめ5選
臭わない優秀なおむつ袋があれば、自宅でも外出先でも不安になることはありません。おすすめの5つをチェックしましょう。
おむつが臭わない袋 – BOS
医療の場で使用する防臭素材の開発のノウハウを生かしたBOSのおむつ袋は、時間を置いて鼻を近づけてもほとんど臭わないと大人気です。どのおむつ袋が良いか分からないという方の、初めての購入にもおすすめ。お出かけにも安心な、間違いのない1品です。
汚物を袋に入れた後に袋を数回ねじって縛り、密閉して捨てるだけ。防臭機能が高いため、袋を二重にする必要もありません。サイズも17cm×27cmのSSから50cm×70cmの20リットルサイズ、17cm×75cmの細長いロングサイズまで豊富で、用途に応じて使い分けられます。可愛い絵柄の限定パッケージも発売されています。
ママパパの口コミ
ウィズベビー 使用済み ベビー紙オムツ ピンクの処理袋 消臭タイプ
ティッシュのような取り出し口から片手でさっと取り出せて、家でも外出先でも使えるウィズベビーの紙おむつ処理袋。パッケージの上部に穴が開いているので、壁や棚に引っ掛けておけば急なおむつ替えの時にも便利です。コンパクトなパッケージに80枚の袋が収納されているので、1つあれば旅行にも困りません。
大きめサイズの袋には紙おむつがゆったり1つ入るサイズ。袋の口がしっかりと縛れるので、臭い漏れの心配もありませんよ。おむつ処理袋で気になる価格も安く、コスパも魅力的な商品です。
ママパパの口コミ
ニオイポイ 強力消臭おむつ袋 -Aprica(アップリカ)
3層フィルム構造が気になるにおいをしっかりカットし、抗菌効果もある心強いおむつ袋です。臭いを閉じ込める防臭層と、強力消臭成分「ケスクリーンα」を配合した消臭・抗菌層が臭いの原因物質にアプローチし、車内などの密室で使っても、袋から臭いを漏らしません。確実に臭い対策をしたい方におすすめです。
エメラルドグリーンの袋はおむつを入れても中身が見えにくいので、外出先でも安心して使えます。ゆったりサイズなので、袋の口も楽に縛れます。また、アップリカが発売している「強力消臭おむつポット」と併用することも可能です。
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おむつ処理袋
便利な掃除器具が主力製品のアズマですが、おむつ袋にも使いやすい工夫が施されています。おむつを入れた後、袋中央のひもをしっかりと結べば簡単に密閉することができて、臭い漏れの心配もありません。コンパクトなパッケージなので、お出かけにも手軽に持って行けますよ。中身が見えにくいピンクの袋は、焼却しても有毒ガスが発生しない、環境に配慮された素材です。
ママパパの口コミ
AIYUKA 防臭袋
赤ちゃんのおむつから、生ごみ、災害時のトイレなど、幅広い用途で使用できる防臭袋。サイズは23x27cmで、おむつ1つ分や、食事1回分の生ごみ処理に最適です。たっぷり300枚入り。
ママパパの口コミ
臭わないおむつ袋で快適に育児をしましょう!
見た目や商品名が似ていても、その性能には意外と差があるおむつ袋。外出用と自宅用を使い分けたり、臭いが特に気になる夏のみ、高性能の商品を使ったりと状況や目的に応じて選んでも良いでしょう。おむつ袋のコストと性能をじっくり検討して、臭いに悩まされない快適な生活を送りましょう。
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文・構成/HugKum編集部