入園準備や手作り子供服など、ママさんにとって欠かせない裁縫用具の収納に便利な裁縫箱。今回は、おしゃれで機能的な裁縫箱をご紹介します。レトロな木製ソーイングボックスや、『無印良品』の人気キャリーボックス、さらに小学校の家庭科の授業用にぴったりな裁縫箱まで、多彩なラインナップを厳選しました。
目次
おしゃれで使いやすい裁縫箱の種類
おしゃれで使いやすい裁縫箱があれば、お裁縫の準備や片付けもはかどります。
商品によってそれぞれ形状や使い方に違いがあるので、自分が使いやすいと思う裁縫箱を選びましょう。ここでは裁縫箱の主な種類を紹介します。
ボックスタイプ
ボックスタイプの裁縫箱は、少ない裁縫道具を収納するのに向いています。蓋を開けるだけで、どこに何が入っているのか一目瞭然なのが特徴です。プラスチック製の商品が多いですが、おしゃれな木製の商品もあります。
しっかりと整理整頓して収納したい人は、仕切り付きの商品を選ぶと良いでしょう。収納するものに合わせて、仕切りを取り外したり動かしたりできる商品がおすすめです。
バッグタイプ
持ち手が付いたバッグタイプの裁縫箱は、持ち運びに向いています。そのまま机の引き出しに収納したり、手に持って持ち運んだりできます。外出先で裁縫を楽しみたい方にもおすすめです。
バッグタイプのコンパクトな裁縫箱は、裁縫に必要なアイテムがセットになっている商品も多いです。裁縫初心者や、お子さんの学校用の裁縫箱にもおすすめ。
ただし学校用にする場合は、指定の裁縫道具が全て揃っているかをチェックしましょう。
チェストタイプ
チェストタイプの裁縫箱は、たくさんの引き出しが付いており、収納力が高いのが特徴です。針や糸のほか、指ぬきやペンシルなど、さまざまなアイテムをきっちりと収納できます。
また、アイテムごとに収納できるので、どこに何があるのかが分かりやすいのもポイント。引き出しを開けるだけで、中に入っているものが一目瞭然です。
細々した裁縫道具をたくさん収納したい人は、引き出しに仕切りが付いたものを選ぶと良いでしょう。
バスケットタイプ
バスケットタイプの裁縫箱は、フリースペースが多いのが特徴です。ハギレ布や毛糸、キルト芯、紙型など、大きなものを収納するのに向いてます。作りかけの作品を収納したい人にもおすすめです。
また、中に入れるものに合わせて、自分好みにカスタマイズできるのも特徴。小さな裁縫ボックスをすっぽり収納することもできますよ。
針や糸などの裁縫道具を収納するための浅型トレーが付属している商品もあります。
中身に合わせてサイズを選びをしよう
裁縫箱を選ぶときは、何を収納したいかを考慮して、裁縫箱のサイズ選びをしましょう。針や糸など、最低限の裁縫道具を収納したい人は、コンパクトなボックスタイプの裁縫箱がおすすめです。
大きなサイズの裁縫箱なら、裁縫道具以外にも、毛糸や布などの収納もできますよ。
レトロでかわいい♪おしゃれ裁縫箱
レトロなデザインが似合う裁縫箱。リバティプリントや刺繍使いがかわいい持ち手付きのバスケットタイプを紹介します。
【1】『ユザワヤ リバティプリントソーイングバスケット ミニ』
◆おすすめポイント
手芸道具をまとめておしゃれに収納できる『ユザワヤ』の人気シリーズ、リバティの生地を使ったかわいいソーイングバスケットです。小物トレーもついているのでスッキリ整理が可能。
【2】『ヨーロピアン調 裁縫箱』
◆おすすめポイント
昔懐かしい昭和の時代を彷彿とさせる裁縫箱。手編みの素朴なぬくもりと、ヨーロピアン・アンティーク調の豪華なゴブラン織が魅力。日本唯一の編元が、枠打ちから仕上げまでを丁寧に作り込んでいます。仕切りトレー付き&裁ちバサミもスッポリ収納可能。
【3】リバティプリント ソーイングバスケット – ユザワヤ
デザイン性と機能性を兼ね備えた、ユザワヤの裁縫箱です。可愛らしい花柄のリバティの生地が使われた、フェミニンなデザインになっています。
コロンとした丸い形もポイントで、出しっ放しでもお部屋のインテリアのように見せることができます。
蓋の内側にはピンクッションとポケットが付いており、散らかりがちな針や糸を綺麗に収納可能。
内蓋は、仕切りのついたプラスチックのトレータイプで、細々とした裁縫道具の収納に向いています。おしゃれで使いやすい裁縫箱が欲しい人におすすめです。
木製で人気のおしゃれ裁縫箱
味わいのある木製の裁縫箱は、部屋に飾っておいてもおしゃれなデザインをセレクト。引き出し付きのタイプと、シンプルな箱型のふたつを紹介します。
【1】『Alice ソーイングボックス』
◆おすすめポイント
アンティーク加工が施された、おしゃれな風合いのソーイングボックス。収納力抜群&木の温かみが魅力。贈り物にもおすすめな商品です。日本製の手作りらしい品質の良さもポイント。
【2】『倉敷意匠 栗のソーイングボックス』
◆おすすめポイント
『倉敷意匠』の人気商品「ソーイングボックス」。日本の職人により一つ一つ丁寧に作られています。経年変化も楽しめる逸品で、機能性も◎。
【3】ソーイングボックス – 茶谷産業
和の雰囲気を感じられる、日本製の裁縫箱です。流行にとらわれないシンプルな木製タイプで、使い込むほどに味が出るのが特徴です。
蓋付きの収納が2箇所と、整理整頓がしやすい朝型の引き出しが2段付いています。
大きめの裁ちバサミも収納できるサイズで、収納力は抜群です。引き出しにはストッパーが付いているので、持ち運んでいるときに中身が飛び出してしまうことがありません。
高級感のある和風の裁縫箱が欲しい人におすすめです。
裁縫箱にピッタリ!『無印良品』のおしゃれ収納ボックス
シンプル&シックで無駄のないデザインが人気の無印良品。人気のポロプロピレンの収納キャリーケースは裁縫箱にもぴったりの作りです。
【1】『無印良品 ポリプロピレン収納キャリーボックス』
◆おすすめポイント
取っ手と仕切り板がついた便利な収納ケース。2枚の仕切り板は取り外すことができ、収納スペースを調節可能。持ち手付きで、収納キャリーボックスごと移動させる際に便利です。
北欧デザインがおしゃれな裁縫箱
シンプルで温かみのあるデザインの裁縫箱は、使い勝手のよい工夫が施された2タイプを紹介します。
【1】『山崎実業(yamazaki) タワー ソーイングボックス』
◆おすすめポイント
毎日の暮らしにちょうどいい。モダンでスタイリッシュなソーイングボックス。トレーは取り出すことができるので、卓上で道具類を散らかさずに裁縫できます。
上段のトレーはスライド式。縦・横どちらの向きでも収納可能。木蓋を裏返せばトレーとしてご使用いただけます。持ち運びに便利な取っ手付き。
【2】『マデイ(MADEJ) Wood ソーイングボックス』
◆おすすめポイント
国内の職人さんが手掛けた、木のぬくもりが感じられる裁縫箱です。
作業する場所に手軽に運べる様、持ちやすいハンドル付き。選び抜かれた材料と丁寧な表面の仕上げ、そしてオイル仕上げによる手触りのやさしさが特徴です。
小学校用におすすめの裁縫箱
布製のバッグ型タイプの裁縫箱は、小学生の家庭科の授業で使えます。ショルダー付の紐や、布製で軽いので持ち運びも便利。必要な基本アイテムがすべてセットになっているのもおすすめポイントです。
【1】『ショルダーバッグ付き裁縫セット』
◆おすすめポイント
全国の小学校で採用されている家庭科用裁縫セットです。授業で必要な道具を全てセットしてあるので、届いてすぐに授業でお使いいただけます。
刃物の産地「関」でつくられた高品質なたちばさみ・糸切りばさみは職人が一丁ずつ調整・切れ味テストを徹底した一品。整理に便利なトレイ付き。机の上にトレイだけを取り出して使えます。持ち歩きに便利なショルダーバッグをセット。内側に名前札付き。
【2】ソーイングセット コンパクト – ミササ
コンパクトなケースに裁縫道具が入った、ミササの裁縫箱です。ケースの中には便利な仕切りが付いているので、散らかりがちな裁縫道具の整理整頓が簡単にできます。
ケースは落ち着いたベージュカラーで、蝶の絵柄が描かれた上品なデザインが特徴です。
針セットや糸、糸切りばさみなど、12点の裁縫道具が入っています。蓋付きのコンパクトな裁縫箱のため、カバンに入れて手軽に持ち運びたい人にもおすすめです。
【3】トレミー クラフトバッグ ソーイングセット – ミササ
12種類の裁縫道具がセットになった、コンパクトなバッグタイプの裁縫箱です。表生地はシンプルで柔らかい布製のため、お好きな刺繍やパッチワークを施すことができます。
上部には持ちやすい取っ手付きで、そのまま持ち運ぶときにも重宝しますよ。中には便利な仕切り付きで、収納するものに合わせて取り外したり位置を変えたりが可能です。
ストライプ柄やドット柄などデザインのバリエーションも豊富なので、お気に入りのデザインの裁縫箱が欲しい人におすすめです。
小学校の家庭科の授業、裁縫箱はいつから必要?
小学校中学年〜高学年には家庭科の授業が始まります。そのときに必ず裁縫箱を購入しなければなりません。学校から裁縫箱のパンフレットが配られることが多いですが、子どもが気に入ったデザインのものが無い場合も。慌てて購入するよりは、あらかじめデザイン性と機能性を兼ね備えた素敵な裁縫箱を、じっくり選んであげると良いでしょう。
使いやすい子供用裁縫箱の選び方
裁縫箱は中学生になっても使うことが多いもの。デザインはもちろん、子どもにとって使いやすいかチェックしてあげることが大切です。
必要な道具が揃っているかチェック!
裁縫箱に入っている道具は、購入前にチェックする必要があります。必要なものが揃っていないと、後に買い足す必要があり面倒です。一般的には、家庭科の授業で最低限必要な「手縫い針・手縫い糸・裁ちばさみ・糸切りばさみ・指抜き」などがセットになっているものが良いでしょう。メジャーやミシン糸の指定がある学校もあるので、何が必要なのかきちんと確認しておくと良いでしょう。
地味すぎないデザインがおすすめ
子どものころに買った裁縫箱を、大人になってからも使用している人もいるのではないでしょうか。そのため「なるべく長く使えるデザインを」と考えて、少々地味なデザインを選んでしまうパパママも。
ですが大人になると、裁縫箱を持ち歩く機会はほとんどありません。後々のことを考えて地味なデザインを選ばせるより、子どもが気に入って使えるデザインのものを選ぶのがおすすめです。お気に入りの裁縫箱があると、より裁縫を楽しむことにも繋がります。
収納のしやすさも確認しよう
裁縫箱の中には、針やはさみなど、子どもにとって危険なものがたくさん入っています。ぐちゃぐちゃに入れてしまうと、取り出すときに指を怪我してしまう恐れも。安全に使わせるために、十分な大きさの収納スペースがあるものや、収納しやすい工夫が為されているものがおすすめ。
収納する裁縫道具に合わせて動かしたり取り外したりできる、可動式の仕切りの付いた裁縫箱も販売されています。お片付けが苦手な子どもには、パパママが裁縫道具一つ一つの収納場所をあらかじめ決めてあげることが大切です。
木製や布製も人気!
子ども向けの裁縫箱はプラスチック製の商品が多いですが、温もりのある木製や布製も人気を集めています。木製は汚れが付きやすいというデメリットがありますが、丁寧に扱うことで長く使用することができますよ。布製は軽くて持ち運びに便利な商品が多いです。また、持ち手が付いている商品であれば、持ち運びに便利というメリットもあります。
おしゃれな裁縫箱はお部屋のインテリアにもぴったり!
ひとくちに裁縫箱と言っても、さまざまな素材や形状の商品があります。お部屋の雰囲気に合わせた商品を選ぶことで、出しっぱなしでもインテリアのように見せることができますよ。
幅広いメーカーからおしゃれな裁縫箱が販売されているので、ぜひ自分にぴったりな裁縫箱を見つけましょう!
文・構成/HugKum編集部
文・構成/HugKum編集部