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10月6日開催「渋谷の中心でとんかつ愛を叫ぶ presented by『とんかつDJアゲ太郎』」イベント
北村匠海の主演映画『とんかつDJアゲ太郎』(10月30日公開)で、「渋谷の中心でとんかつ愛を叫ぶ presented by『とんかつDJアゲ太郎』」と題したイベントが10月6日に東急プラザ渋谷で開催され、オンライン配信されました。会場に現れたのは、北村さんをはじめ、山本舞香、伊藤健太郎、加藤諒、浅香航大、栗原類、DJ KOO、ブラザートムたちです。
『とんかつDJアゲ太郎』は、漫画家のイーピャオが原案を、小山ゆうじろうが漫画を手掛けた同名コミックの実写映画化作品。“とんかつDJ”を目指す主人公のアゲ太郎役を北村さんが、アゲ太郎が憧れる服部苑子役を山本さんが、彼のライバルとなる人気DJの屋敷蔵人役を伊藤さんが演じています。
ぽっちゃりどころか、デブすぎるくらいデブでした。(北村匠海)
「とんかつ愛」のTシャツに身を包んで登場した北村さんたち。北村さんは「今日は、からし色のスーツということで、キャベツにもとんかつにも合うスーツを着てこれて良かったと思います。今日は最後までアゲていきたいと思います」とノリノリで挨拶をしました。ステージでは、全員がとんかつを笑顔でほおばり、とんかつ愛を炸裂させました。
「コメディ初挑戦です」と言う北村さん。ヒロインを演じた山本さんは「カメラが回る前に、北村さんが1人で変顔をしてるのを見ました。いつもマッサージをしてほぐしてから現場に入る姿を見て、一生懸命だなと」と北村さんをねぎらいました。
さらに、「体操服で走る姿がムチムチでかわいい」と北村さんをいじります。北村は同シーンを振り返り「ぽっちゃりどころか、デブすぎるくらいデブでした。当時は、なにも気にせず飲み食いしていたので、今よりも8kg太ってまして。とんかつ屋の息子だから、ぷよぷよでいいんじゃないかと」と笑顔を見せます。
「2人でずっといろんなことを話した仲」(伊藤健太郎)
また、北村さんと伊藤さんは、10代のころにドラマで共演して以来、プライベートでも親交が深いそうです。今回、メインキャストとして2人が並んで立てたことに対して、伊藤さんは「2人でずっといろんなことを話した仲でもあったので、こういう状況は感慨深いです」と北村さんと顔を見合わせます。
MCから「その頃と比べてどうですか?」と質問されると、2人とも「いい意味でお互い変わってないです」と答えてくれました。
さらに北村さんは、後半の見せ場である、伊藤さんとのDJシーンについて「2人でずっとニヤニヤしてて。熱すぎるねと」とうれしそうに言うと、伊藤さんも「あれはうれしかった。2人で、『売れような、売れような』と言っていたので、いろんな気持ちが交錯していたかなと」と、うなずきました。
最後に、北村さんは、こんな言葉でイベントを締めくくりました。
「僕は音楽も芝居もやっている者として、いまのエンターテインメントがどんな状況なのか、いろいろと考えながら過ごす日々でした。そんな状況のなかで、音楽、笑い、人間の成長が描かれている映画を世に出せること、みんなで胸を張って『この映画おもしろいぞ』と、言えることを嬉しく思います」
取材・文/山崎伸子