大晦日の挨拶はする? 方法は?
まずは、HugKum読者のママパパたちが、1年の締めくくりの大晦日に親しい人に挨拶をしているのかどうかをリサーチ。挨拶をする場合には、どのような形をとっているのかも聞いてみました。
【調査対象】男女/20~59歳/全国/3~12歳の子がいる親
Q.大晦日は親しい人に挨拶連絡をしますか?

「大晦日に親しい友人や家族に挨拶をするかどうか」に関するアンケート調査は、全体で見ると、「しない」という人が過半数を超える結果となりました。
年末よりも年始の挨拶を重視する方が多いことが、理由のひとつとして考えられるかもしれませんね。
とはいえ、約40%の人は、何らかの方法で挨拶をしているとの回答を寄せてくださっています。個別ではなく、SNSを使って、不特定多数のフォロワーや友だちに向けて挨拶をする人も少なくないようです。
みんなはどんな言葉を伝えてる? 大晦日挨拶の例文

では、大晦日に「挨拶をしている」と答えてくださった方々は、どんな人に対して、どんな気持ちや言葉を伝えているのでしょうか?
ママパパが使っている挨拶を関係性別に聞いてみました。以下では、コメントとして寄せられた挨拶の例文をご紹介していきます。
両親・義両親編|大晦日の挨拶例文
小さな子どもがいると、両親・義両親には何かとお世話になることが多いですよね。そのため、年末の挨拶では「かしこまって、しっかりとお礼を伝える」という声が寄せられました。
「今年も大変お世話になり、ありがとうございました。あと少しで新年ですが、来年も何卒よろしくお願い致します。良いお年をお迎え下さい」(40代・神奈川県・子ども1人)
「今年はなかなか会えず、子どもともども寂しく思っていました。お正月には久しぶりに元気な顔が見られることうれしく思います」(40代・大分県・子ども2人)
親戚編|大晦日の挨拶例文
少々縁遠い親戚とも、お正月には顔を合わせる場合が多いのではないでしょうか。そのため、「会えるのを楽しみにしています」と伝えることで年末の挨拶を済ませてしまうとの声もありました。普段から深くお付き合いをしている場合は、日頃のお礼を挨拶として伝えることも。
「お正月にお邪魔します」(40代・大阪府・子ども3人)
「大晦日では、『今年も一年お世話になりました』等の感じです。あとは世間話です」(30代・茨城県・子ども2人)
友人編|大晦日の挨拶例文
友人への挨拶としては、今年も仲良くしてくれたことへのお礼と、「来年もよろしくね」という気持ちを伝えるという人が多いようです。「新年会をしよう」といったメッセージも散見されました。
「今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします」(30代・兵庫県・子ども1人)
「来年もよろしくね。 今年はお世話になりました」(30代・新潟県・子ども2人)
「また新年会をしましょう」(40代・兵庫県・子ども2人)
今年はどんな1年だった? 2024年を振り返って一言!
2024年は、いったいどんな年でしたか。自身や家族に起こったことを、1月から振り返ってみましょう。今回は、0〜12歳のお子さんを持つ120人のママパパに、この1年についてアンケート調査をしました。
【調査配信対象:男女/20~59歳/全国/0~12歳の子がいる親120人 調査時期:2024年12月】
あっという間だった
「1年がとても過ぎるのが早かった。仕事も頑張って自分を褒めてあげたい」 (40代・神奈川県・子ども2人)
「歳を重ねるほど、時間の流れが早く感じる」 (50代・秋田県・子ども2人)
一年が過ぎるのがあっという間だったと感じている人が多くいました。子どものころは1年がとても長かったですが、年齢を重ねるほどに時間の流れが早く感じるという声に、多くの人がうなずいているでしょう。
震災があった
「震災関係で忙しかった」 (30代・石川県・子ども1人)
「北陸地震から始まり、あっという間であったが、それ以降何事なく健康無事で過ごせた」 (40代・愛知県・子ども2人)
2024年のはじめに能登で震災がありました。この年の衝撃的な幕開けとして、日本中を驚かせた出来事でした。震災関連でこの1年を忙しく過ごした人も多いでしょう。
物価高騰の影響を受けた
「物価が急激に上がって外出できなかった」 (40代・兵庫県・子ども1人)
「物価高騰で節約ばかりしていて、つまらなかったので来年はもうちょっと楽しみたい 」(30代・群馬県・子ども2人)
2024年はさまざまなものの値段が上がった年でした。待ってくれない日々の暮らしに対応するべく、外出や楽しみを減らした人も多かったでしょう。
妊娠・出産や子育てを頑張った
「妊娠、出産と怒涛の一年だった」 (30代・岡山県・子ども2人)
「子どもの習い事の送迎で忙しかったけど充実していた」 (40代・東京都・子ども1人)
「子どもの成長があって充実していた 」(30代・沖縄県・子ども1人)
子どものことで2024年を忙しく過ごした人も多くいます。しかしこの慌ただしさに、むしろ充実感をおぼえている人も。子どもの成長につれて親の忙しさの種類が変わりますが、それもまたうれしいものです。
充実していた
「収入が減ったり、転職したり大変だったけど、念願の家族で沖縄旅行にいけて充実感もあります」 (30代・東京都・子ども2人)
「仕事を始めたり、推し活で忙しかったり、充実していたのか一年早かった」 (40代・神奈川県・子ども2人)
いろいろあったけれど、振り返ってみたら2024年も充実した年だったと思える人も多いようです。したいこと、やらなければならないことがあると、時間はあっという間に過ぎていきますね。
いい一年だった
「今のところ、怪我や病気もなく過ごせているので、感謝の一年です」(40代・東京都・子ども1人)
「新しい楽しみが沢山でき、楽しかったです」(20代・和歌山県・子ども1人)
楽しいと思えることができたり、健康でいられたりすることは、決して当たり前ではありません。年の瀬に1年を振り返ってみると、それがよくわかるのではないでしょうか。新しい年を無事に迎えられること、それがしみじみ幸せだと感じられますね。
自分自身の成長を感じた
「自分の内面に大きな変化があった年だまたと思う」(40代・神奈川県・子ども1人)
「この10年の中では、1番他人と関わった時間だったと思う。忙しかったし疲れたけれど、楽しかったし、いい刺激をもらえた」 (30代・埼玉県・子ども3人)
2024年に自分が成長できたと感じられるのは、とても幸せなことです。いいことばかりではなかったかもしれませんが、去年の自分より大きくなれた、変われたと思えたら、それが自信につながるでしょう。
体調がすぐれなかった
「夏場がいつもより暑かったので、体調がすぐれずパフォーマンスを発揮できない年だった」 (40代・三重県・子ども2人)
「家族みんな病気にかかることが多い一年だった」 (40代・愛知県・子ども2人)
2024年の夏はとても暑くて、乗り越えるのが大変だった人も多いでしょう。暑い時期が長く続き、秋はどこへ行ったといわれていましたね。体調がすぐれなかった人、病気にかかることが多かった人も、新しい年を元気に過ごせるように願いましょう。
大変だった2024年。大晦日には、労いの言葉を掛け合って
コロナ禍から1年がたち、行動範囲もさらに広がった2024年。しかし年始の震災や自然災害が相次ぎ、多くの人々が困難に直面しました。社会は徐々に回復の兆しを見せていますが、まだ道は半ばです。物価高騰や世界的に物騒なできごとも多かった2024年について、ねぎらいの言葉を自然とかけられるのも大晦日だからこそ。一年間支え合ってきた人たちに挨拶をして、お互いに気持ちの良い年を迎えましょう。
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文/羽吹理美ほか 構成/HugKum編集部