毎年、この時期になると年末の大掃除を意識し始めますよね。換気扇や窓掃除など、年末にまとめてやりたいところもありますが、普段からちょっとした“ひと手間”を習慣にしておくだけで、年末の大掃除がグンとラクになるんです。小学生以下の子どもを持つ七人のママが普段から実践しているテクニックを教えてくれました。洗面所やトイレ、キッチンなど、水を使う場所でママたちが実践しているお掃除テクを見てみましょう。
【洗面所編】ペーパータオルで解決!
新型コロナの影響で、お手拭きタオルを使わなくなった人が続出しているよう。タオルの代わりに、衛生的な「ペーパータオル」に替え、使用後にササッと掃除するひと手間を教わりました。
洗面台がいつもピカピカ
「コロナウイルス対策として、洗面所にお手拭きタオルを置くのをやめ、ペーパータオルを使うことにしたので、使い終わったら洗面所の蛇口まわりについた水気を拭くのが習慣になりました。水アカがたまりやすい場所なので、ちょこちょこ掃除することで、頑固な汚れをつけないのが狙い!」(Jさん・息子9歳、4歳)
洗濯機もこまめに掃除
「ペーパータオルを洗面所で使っているのですが、まとめて捨てる前に洗濯機の中を拭いて水気やほこりを取るようにしています。ゴムパッキンの裏側は放置するとヌルヌルしてしまうこともあるので、こまめな掃除が重要!」 (Tさん・娘3歳)
【トイレ編】アンモニア撃退法
トイレは、汚れはもちろんアンモニア臭が気になる場所ですよね。どのような工夫をすればよいのでしょうか。
トイレの便座裏は使うたびに拭く
「家事の本で『便座に座って用を足す男性よりも女性のほうが尿が跳ね返る』という言葉を見かけ、うちは女4人なので、気になって便座裏を見てみると、たしかに子どもたちが用を足したあとは便座裏に尿の飛び散りがいっぱい! 私がトイレを使うたび、トイレットペーパーに消毒用エタノールをつけ、便座裏を拭くようにしたら、においが気にならなくなりました。消毒用エタノールはセリアの容器に入れ替えて、トイレの窓際にセッティング」(Mさん・娘11歳、8歳、5歳)
【お風呂編】頼りになるのは「〇〇〇クリーン」
気がつくとピンク色のぬめりやカビが気になる、浴室のいすなどの小物。そんな時、大活躍するのが「オキシクリーン」のようです。
「オキシクリーン」の泡風呂につけおき
「家族全員がお風呂に入ったあと、追い炊きで最高温度まで温度を上げ、そこにオキシクリーンを付属の大きめスプーンに3~4杯ほどイン。60度に設定したシャワーを当てて泡立てたら朝まで放置して、翌朝流し、軽くスポンジでこするだけで、水あかやカビがきれいに! 金曜日は子どもたちの上履きなどもあるので、ここにまとめて入れてつけおきすることもあります。オキシクリーンが溶けた水を流すことで、排水口の掃除もできているようで一石二鳥♪」(Aさん・息子10歳、7歳)
【キッチン編】マル秘テク3連チャン
家族の胃袋支えるキッチンは、大掃除に関係なく、常に清潔な状態をキープしたいですよね。毎日続けやすいカンタンな習慣を教えてもらいました。
生ごみネットでシンクを洗う
「キッチンの流しを使い終わったタイミングでシンクの掃除をしたいのですが、専用のスポンジを置きたくないし、使わない布を切って保管するのも面倒……。そんな時、友だちに教えてもらったのが、生ごみネットをつける前にシンクを掃除するという画期的なアイディア。食器洗い洗剤をつけてシンクを洗い、水で流したら、生ごみネットを排水口にセットするだけ!」 (Yさん・娘7歳、息子2歳)
飛び散った油汚れはすぐに拭く!
「三ツ星シェフが出ている番組を見ていたとき、そのシェフは布巾を片手に揚げ物をしてすぐに拭き取っていました。たしかに、油汚れは乾いてしまうとこびりついてしまうので、熱いうちに掃除するのがベスト! 片面が焼けるのを待っている間に拭くなど、合間を見て即拭くように心がけているので、コンロまわりは常にツルツル」(Cさん・娘5歳)
1日の終わりはキッチンのリセット
「朝は朝食や弁当作りでキッチンをフル活用しなくてはいけないので、散らかっていると料理のやる気もダウン…。写真のように仕上がるよう、毎晩リセットして写真に撮り、Instagramのストーリーズにつぶやきのようにアップしています(笑)。友だちに公開することが掃除のモチベーションにもつながり、やる気もアップ! 片付いていると掃除も億劫じゃなくなります」(Rさん・娘6歳)
毎日のちょこっと掃除で大掃除をラクチンに
水まわり、キッチンと、ちょっとした工夫をすることで、汚れをためず、きれいな状態をキープできます。この習慣をつけることで、大掃除が劇的にラクになるので、気になるテクニックを是非マネしてみてくださいね。
文/本間綾