水風船の遊び方4つ
基本の遊び方以外に、おすすめの遊び方を4つ紹介します。
的当て
水風船を使用した的当てです。ボードを用意して、水風船を当てることで得点とします。プレイヤーごとにボードを分けても良いですが、色水を使えば誰の水風船が当たったのか一目で分かります。ボードの他にも、缶やペットボトルも使えます。ダーツのように当たる場所で得点を決めても良いですし、射的のように当てるもので得点を変えるなど、いろいろな楽しみ方もできるでしょう。
的を用意しなくても、思いっ切り投げて水風船を割るだけで、小さい子どもは大喜びです。また、バケツに水風船を入れる玉入れもできます。「入っても割れたら得点にならない」「バケツを目線よりも高くする」など、ルールを決めて遊びましょう。
風船キャッチボール
水風船を使ったキャッチボールです。ソフトボールとは違いますので、割れないように軽く下投げでパスすると良いでしょう。
キャッチできないのはもちろん、水風船を割ってしまってもダメです。何回キャッチできたかや、水風船を割った人の負けなど、いろいろな楽しみ方ができます。子どもの年齢や人数によって、距離やルールを変更するのもおもしろいですね。
風船釣り
夏祭りの出店で見かけるヨーヨー釣りを、家庭で再現します。水風船の口に輪ゴムを取り付け、手製の釣り竿(フック)で、釣り上げて遊びましょう。水風船の大きさを変えて、得点方式にするのもおもしろいです。出店と同様に紐を紙で作れば、難易度もあがり盛り上がります。
釣った水風船は、ヨーヨー風船としても遊べます。指に輪ゴムを付け弾ませて遊ぶだけですが、小さい子どもなら夢中になって楽しむでしょう。
風船すくい
夏祭りの出店で見かける金魚すくいを、水風船で再現します。小さい水風船をたくさん作り、手製の網(ポイ)ですくい上げましょう。「風船釣り」と同様に、風船の大きさを変えて得点方式にしても良いです。ポイは、画用紙や新聞紙などで作れます。厚さを調整して難易度を変えると盛り上がります。
水風船で遊ぶときの注意点
水風船で遊ぶ際、注意してほしいことがあります。安全や環境保護のためにも、しっかり守ってください。
人やものに注意する
簡単に割れる水風船ですが、人にぶつかると、とても痛いです。薄い窓ガラス程度なら簡単に割ることができ、小さい子どもだと怪我をする可能性もあります。投げる際には力加減に注意するのはもちろん、投げる方向、場所を選んで遊びましょう。
また、遊ぶ際には周囲にも気をつけてください。夢中になって遊んでいると、うっかり道路に飛び出すことがあります。子どもが危険な行為をしないよう、大人は子どもをしっかり見守ってください。
風邪をひかないように
水風船で遊ぶと水風船が割れて水浸しになります。濡れたままだと風邪をひいてしまうため、タオルや着替えを一式用意しておくと良いでしょう。たとえ夏場やあたたかい日でも、油断は禁物です。濡れたらすぐに拭けるようタオルや着替えを準備しましょう。
後片付けもしっかり
水風船で遊んだ後は、片付けもしっかり行ってください。水浸しなのはもちろん、割れた風船の残骸がたくさん落ちています。水風船は、基本的には自然分解しない素材です。景観が悪くなるだけではなく、野生の鳥や犬が食べてしまうこともあるため、しっかりゴミ拾いをしましょう。
たとえ、「自然分解する素材を使用」と書かれていても、遊んだ後の片づけは一般的なマナーです。水浸しになっても良いよう、庭や公園など外で遊ぶこと。遊んだ後は子どもと一緒に清掃作業を行いましょう。
おすすめの水風船
水玉ふうせんキッズ 100個入り – オンダ
100個セットとたっぷり入ってコスパの良い水風船です。意外に厚みもあり、多少割れにくいのも特徴です。数が多いので、割るのを気にせず楽しめるでしょう。
Bunch O Balloons – TAKARATOMY A.R.T.S
一度にまとめて作れる水風船です。始めから水風船にチューブが繋がっており、チューブの先をホース口に付けて給水することで、35個の水風船が同時に作れます。約60秒もあれば、およそ100個の水風船が作れるでしょう。
ただ、直接蛇口には繋げません。普段ホースを使わない家庭は注意してください。水風船公式大会「水風戦」で使われる協会認定の水風船でもあり、投げて遊ぶのに向いている水風船です。
ヨーヨーフーセンセット ポケットポンプ付50入 – 鈴木ラテックス
ヨーヨー風船が作れるセット商品です。小型の入水ポンプはもちろん、水風船の口を止めるパッキンや糸ゴムまでセットになっています。他にも、釣り糸や釣り針(M字フック)も付属しており、出店と同じようにヨーヨー釣りも楽しめるでしょう。水風船は丈夫で割れにくく、室内でも遊びやすいです。
水風船を浮かべるビニールプールは付属されていません。子ども用のプールやタライなどを別で準備しましょう。
WATERBOMB – 丸昌
ペットボトルから給水できる水風船です。霧吹きと同じ仕組みで、空気を入れることで水を吸い上げ、取りつけた水風船を膨らませます。
まとめてたくさんの水風船が作れるわけではありませんが、操作が簡単で子どもでも水風船が作りやすいです。水風船の口を縛る専用の道具も付属しており、子どもと一緒に楽しみながら水風船が作れるでしょう。
水風船のサポートアイテム
水風船で遊ぶ際に、より便利で楽しく遊べるアイテムも2つ紹介します。
水風船バズーカ – 池田工業社
水風船を発射する玩具のバズーカです。水風船の大きさや発射角度によって変わりますが、推定飛距離約10mを飛ばします。使い方は、水風船を入れた後、コッキングレバーを引いてトリガーを引くだけです。的当てをより楽しく盛り上げます。バズーカのサイズは66.5cmと大きめです。小さい子どもには難しいので、大人が手伝ってあげると良いでしょう。
らくらくポンプ(29cm)1本入り – いち屋
水風船を簡単に作れる、手動の入水ポンプです。サイズは29cmもあり、大きい水風船が作りやすいです。もちろん、少量ずつ水を入れていけば、たくさんの小さい水風船もできます。蛇口から直接水風船を作るのは難しいですので、入水ポンプが無いようなら一緒に購入すると良いでしょう。
夏の暑い日には水遊びをしよう
水風船は、ヨーヨー釣りとしてだけではなく、投げて遊ぶことができます。「水風戦」といった世界大会もあるそうです。とはいえ、小さい子どもにぶつけて遊ぶのは不安があります。水が入っている分、水風船は重く怪我をしてしまうこともあるからです。小さい子と遊ぶなら、的当てやキャッチボールをおすすめします。安全に気をつけて遊んでみてください。
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文・構成/HugKum編集部