4歳の娘を厳しく育てすぎ後悔。今からでも子育てはやり直せますか?【愛子先生の子育てお悩み相談室】

子育ては日々悩みの連続ですね。保育者歴47年、常に子どもに寄り添い、ママたちからの信頼も厚い自主幼稚園「りんごの木」の柴田愛子さんが、豊富な経験を元に、悩めるお母さんにアドバイス。

厳しく育て過ぎたら、娘の心が不安定に…。今からでも、子育てはやり直せますか?

長女にはつい理想を求めて、小さい頃から厳しくしつけてきました。下の子が生まれてからは、長女にますます「〇〇しちゃダメ!」と怒ることが増えました。そのせいか最近、おもちゃやハンカチなどを口に入れるように…。夜の寝言も、つらそうなことを言ったり、大声で怒ったりしています。以前より、かんしゃくも増えました。また私がいないと、友だちの家で汚い言葉を使ったり、友だちを叩いたりするそうです。「厳しく育て過ぎたかも…」と思うのですが、今からでも子育てはやり直せますか?(4歳の女の子&4ヵ月の女の子のママ)

 

心配しないで大丈夫!子育てのやり直しは、気づいたときが始めどきです。

初めての子育ては手探り状態、みんなそうです。ですから、気づいたときが始めどき。手遅れなんてことはないから、心配しないで大丈夫!

今日から娘さんと新しい関係を築くという気持ちで接して

お母さんは今まで一生懸命、娘さんと接してきたと思います。これまでのことは水に流して、今日から娘さんと新しい関係を築いてください。もし子どもが悪さをしたら、私が謝ればいいぐらいに考えて、ラクな気持ちでかかわりましょう。下の子もいて忙しいでしょうが、夜、眠るときはぎゅっと抱っこして「おやすみ」と言ったり、5分でもいいので娘さんと2人で過ごす時間を作ったりするだけでも、子どもの心は安定していきます。

4歳なら友達関係などのストレスで心が不安定になることも

娘さんがハンカチなどを口に入れたり、つらそうな寝言を言ったり、友だちを叩いたりするのは、お母さんが厳しく育てたせいだけではないと思います。

4歳になるとどんな子も、友だち関係や園でのこと、下の子が生まれたことなど、いろんなことに悩んだり、ストレスを抱えたりします。お母さんの前では使わない言動をしたり、みんな家の中と外の顔を使い分けていきます。これは1つの成長の証しです。こうした経験を通して、子どもはたくましく育っていきます。

「私の育て方が悪かった」なんて、自分を責めないでくださいね。ちゃんと子ども自身が育っていくのですから。

 

 

柴田愛子 しばた・あいこ

保育者。自主幼稚園「りんごの木」代表。子供の気持ち、保護者の気持ちによりそう保育を、が信条。小学生ママ向けの講演も人気を博している。ロングセラー絵本『けんかのきもち』(ポプラ社)、『こどものみかた』(福音館書店)、『あなたが自分らしく生きれば、子どもは幸せに育ちます』(小学館)など、多数。

イラスト/海谷泰水

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