しっかり備えておきたい防災グッズ!子育て家庭の必需品からおすすめ防災セットまで徹底紹介

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いつどこで起きてもおかしくないのが地震。また最近頻発している台風による水害など、どんな災害に襲われるか分からない昨今、事前の対策・準備をするのはもはやマスト。とはいえ、何を準備しておけばいいのか悩んでいる人も多いですよね。今回は、0歳〜12歳の子をもつママ・パパにアンケートを実施。実際に災害を経験した人の体験談もあり、用意しておくべき防災グッズや地震に対する備えが見えてくるはず。

防災グッズ、備えていますか?

災害への備え、と聞いてどんなものを準備すべきか瞬時に頭に浮かびますか?備えといっても、避難グッズや防災アイテムなど内容はさまざま。また、家族構成や災害の種類によっても用意すべきものが変わってきます。どんな備えをしておけばいいのかチェックしていきましょう。

防災グッズの備えをママ・パパにアンケート

0歳〜12歳の子を持つママ・パパに、「自宅に防災グッズを常備していますか?」と質問。あなたならどう答えるか想像してみてください。

Q.防災グッズを備えていますか?

防災グッズを万全の状態で用意しているという人はわずか5%。でも、中身が不足していながらも常備していると答えた人が50%近くいることから、災害を意識している人は多いようですね。ただ、常備しようと思っているがまだできていないという人も40%と高く、なかなか身近な問題として感じられないことが原因かも。

次に防災グッズとして備えているものを聞いてみました。使うシーンが浮かびやすいものはしっかり準備されているようです。

Q.防災グッズで備えているものは?

生活に直結する飲料水や食料は一番に多く、危機意識も高いことが伺えます。次に多い懐中電灯は停電時や夜間の災害には必須と認識されているよう。続くマスク・軍手、緊急用品、非常持ち出しバッグは災害用グッズを調べていると必ず出てくるものなので、持っているという人が多いようですね。洗面用具、常備薬、防寒グッズなどは徐々に用意している人が少なくなってきますが、避難が長引くことを考えると用意しておきたいもの。また、最後にランクインした、子ども用の防災グッズも意識したいですね。

次に、実際に地震などの災害にあった経験があるママ・パパにリサーチし、「備えておけばよかった」というものをご紹介。リアルな声なので参考になるはず。

災害時に「備えておけばよかった」と思ったものは?

ダントツのトップは飲料水や食料。災害時に簡単に買えるものではないのでとても困ると言えそうです。また、用意していても賞味期限が切れていたり、足りなかったりということも想像できます。懐中電灯や携帯ラジオなどは災害用品の定番ですが、意外と用意ができていないという声が。また、災害時にはスマホや携帯電話が命綱ということはニュースなどを見ていても痛感するもの。充電器や予備の電池類は用意しておくに越したことはないようです。

そのほかのものは、セットで売っている防災基本セットに入っているものが多いので、一セット用意しておくと良さそうです。また、着替えや生理用品、暑さ対策などなかなか支給されにくいものが必要だったという声も挙がってきました。

◆経験者の声

「充電できる場所のアテがない」(40代・岩手県・子ども2人)
「水と食料は自治体でも配られるし、お店の復旧後も手に入りやすい。女性用品は後回しだった」(40代・神奈川県・子ども2人)
「着替えの支給はなかったので辛かったです」(40代・宮崎県・子ども2人)
「携帯ラジオ。停電になりテレビが見れず情報が手に入りにくかったから」(40代・北海道・子ども1人)
「東日本大震災が寒い時期だったので、それを基準に準備していたが、台風で停電が長く続いたときは暑い時期でした。暑さに対する準備は何もしていなかったので、せめてミニ扇風機や温めなくても美味しい食べ物を用意しておくべきだったと思いました」(40代・千葉県・子ども1人)

防災グッズで必要なものリスト

防災グッズとして最低限用意しておくべきものや、小さな子がいる家庭では必須のアイテムもママ・パパ目線でリストアップしたので、ぜひ参考にして。

最低限必要な備えるべきアイテム

飲料水・食料

必ず必要な飲料水は3日分(1人1日3リットルが目安)を用意しましょう。

非常食も3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど腹持ちがいいものやカロリーの高いものを用意しておくと安心。また、子どもがいる場合には、飽きてしまわないようにレパートリーを多くしておくのがおすすめ。

ただ、大規模な災害が起きた時には、インフラの復旧も遅れることが多いので、1週間分の備蓄が望ましいとされています。家族が多い場合には大変ですが、安心感を得るためにも用意しておきましょう。

防災用ヘルメット・防災ずきん

なかなか家に常備しているという人は少ないかもしれませんが、避難を考えるとマストなアイテム。折りたたみタイプのヘルメットもあるので、用意しておけば身を守れて安心です。

衣類

なかなか支給されることのない衣類や下着。着の身着のままで避難することを考えると必要になってくるもの。また、レインコートや脱ぎ履きの簡単な紐なしの靴もあると安心です。

充電機器や携帯ラジオ

停電した時の情報収集にはスマホが必須。充電切れを起こさないために充電ケーブルはもちろん、モバイルバッテリーも多めに用意しておきましょう。また、普段使うことがない携帯ラジオも実際に被災した人から必要という声があり、電池以外にも手動・太陽光で充電できるものなどがあると安心です。

赤ちゃん、子どもがいる家庭に必要なもの

赤ちゃんや小さな子がいる場合には、特別な準備が必要。忘れがちなのでしっかりチェックしましょう。

粉ミルク・液体ミルク

まだ授乳中の赤ちゃんがいる場合にはミルクの準備はマスト。母乳中心のママでも、避難所生活では母乳があげにくかったり、ストレスで出にくくなることも。最近では液体ミルクもあり、調乳する必要がないので便利で衛生面も安心。

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オムツセット

オムツが必要な赤ちゃんにはオムツセットも準備を。避難生活では、すぐに手に入らなかったり、希望のサイズがない場合も。おしりふきは、口を拭いたりと便利に使えるので多めに準備しておくのがおすすめ。オムツは成長に応じてサイズが変わるので、定期的にチェックするようにしましょう。

おもちゃ・絵本

子どもにとって避難生活は退屈でつまらないもの。少しでも楽しく時間を過ごせるように、おもちゃや絵本、折り紙などを用意しておくといいですね。ぐずってしまった時にもお気に入りのおもちゃがあれば安心。

着替え

汗っかきの赤ちゃんの着替えは必須アイテム。子ども用の洋服はサイズがさまざまなので、避難所生活では手に入りにくいもの。下着を多めに、汚れたらすぐに着替えできるように準備しておくのがオススメです。

備えておくと安心なもの

カセットコンロ

カセットコンロはガスボンベで調理ができるので、電気・ガスが復旧していなくてもレトルト食品を温めるなど簡単な料理ができるのでおすすめ。バーナータイプのキャンプ用品を使うのもありですね。くれぐれも火の扱いには注意をしましょう。

水タンク

水の配布はペットボトル以外に、給水車からという場合も多いもの。折りたたみ式のビニール製タンクを持っていると、何度ももらいに行く必要がないので便利です。あまり大きいと女性では水を入れた時に重すぎることもあるのでサイズ選びは慎重に。

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そのほかに必要な災害への備え

避難グッズ以外にも、災害への備えはさまざま。備えておくことで二次的な災害から身を守れることも。また、家族で避難経路などを確認しておくことも大事です。

家具の固定・置き方を工夫する

地震の際、一番に気をつけたいのは家具の転倒。下敷きになるだけでなく、避難経路がふさがってしまうことも。家具を固定するグッズは、天井に取り付けるものや、家具の下部分にかませるものなどがあるのでしっかり固定しておきましょう。

避難場所・避難経路の確認

いざ災害が起きた時には、どこに逃げればいいの?と慌ててしまうもの。事前に避難場所を確認しておくようにしましょう。また避難経路についても、地震の場合、水害の場合と変わることがあるので、自治体のハザードマップを参考にして、家族みんなで話し合っておきましょう。

家族の安否確認方法を決めておく

災害が起きた時に、家族が違う場所にいる場合にはすぐに安否確認をしたいもの。でも、電話回線が混み合い通じない、ということを経験した人も多いのでは。そんな時に使いたいのが、災害時に設置される「災害伝言板」。携帯電話のインターネット回線を使用して、文字の伝言を登録・確認できるものですが、通常の音声・メール回線とは別回線になっているので、災害時でも安心して使えるのです。電話番号が分かれば誰でも確認可能なので、避難場所や状況を登録するのがオススメ。また、事前にメールアドレスを設定しておけば、伝言登録したことをメールで知らせたり、登録依頼メールを送ることもできるので、家族みんなの情報をすぐに共有できます。

もうひとつが「災害伝言ダイヤル」。局番なしの「171」に電話をかけることで登録が可能。電話番号を知っていれば誰でも再生が可能です。

事前にどの方法を使うのか家族で決めて、使い方を確認しておきましょう。

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防災グッズのセットアイテム

防災グッズをひとつひとつ買うのは大変だし、何が必要なのか迷ってしまうという場合には、防災グッズセットを買うのもおすすめ。最低限の避難グッズが入っているもの、食品まで入っているもの、2人分入っているものなどさまざまに揃います。また、リュックタイプになっているので、小さな子がいても両手を使うことができるので安心です。

山善 防災リュック 30点 セット


災害時に必要なものをまとめた避難リュックセット。消耗品を中心に家族が1つずつ重複して持っていても困らない防災アイテムが凝縮されています。災害時の避難にさっと持ち出せるよう、重いものは避けた軽量タイプ。リュックはたくさん入る大容量サイズなので必要なものを追加することもできます。

Defend Future 防災セット2人用<

防災士が被災者の声から作った、災害後3日間を生き抜く事を念頭においた防災セット。最低限の避難グッズと、3日間分の食べ物が入っているのがポイント。追加物チェックシートが入っているので、必要そうなものは別に用意して入れることができるので安心です。

LA・PITA 防災セット ラピタプレミアム 1人用

高撥水、高防水性に優れた素材のリュックは、止水ファスナー採用で防水性能がさらにアップ。台風や豪雨災害の避難でも安心して使えるので、ハザードマップで水害が予想される地域の場合にはおすすめ。また、日常の生活空間にあってもなじんでくれるシンプルなデザインなので、奥にしまいこまず身近なところに置いておけるのもポイントです。

災害への備えはしっかりきめ細やかに

いつ来てもおかしくない災害への備え。特に子どもがいる家庭では、避難生活の中で子どもに我慢させることは難しく、食料品はもちろん、災害用グッズから衛生用品までしっかり備えておくべき。余裕のある時に、中身を確認しながら準備するのがおすすめ。来ない方がいいけれども、常に不測の事態を想定して備えておけば心の余裕ができますよね。

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文・構成/HugKum編集部

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