「ポイ活」で収入アップも夢じゃない!お金のプロ的「本当に正しいポイント術」とは?

こんにちは、ママカブ編集部です。収入を増やす方法として「申請すればもらえるお金」「専業主婦の働き方」についてお話ししてきました。今回は、日々のお買い物などでもらえるポイントを効率的に貯める方法についてお話ししていきます。

これまで:ポイントカードが財布にギッシリ

みなさん、お買い物の際にもらえる「ポイント」を貯めてますか?

「お財布の中は、いろんなお店から発行されたポイントカードでいっぱいです!」という方もいらっしゃるかもしれません。ポイントサービスはみなさんにとってお馴染みですよね。

これまでは、「そのお店やグループだけで貯められるポイント」がメジャーでした。ところが、近年変化が起きています。大手の「共通ポイント」事業者の提供するポイントサービスが進化して、それまでバラバラに貯めていたポイントを、まとめて貯めことができるようになっているのです。この共通ポイントを効率的にもらう活動は「ポイ活」と呼ばれています。

各店舗が発行するポイントについては、(よほどリピートしている方は別ですが)お得度はたかが知れていました。ところが、共通ポイントに集約すると、年間で数万円、貯め方によっては数十万円相当のポイントをゲットするのも夢でなくなったのです。

共通ポイントに効率的に貯める=収入UP

ポイントカードの管理が面倒だし、どうせ貯めきれないからーーともらえるポイントを断ったことがある方もいらっしゃるはず。しかし、流れは大きく変わりました。使える店などに限定はありますが、貯めたポイントがほぼ現金の代用を果たすようになった今や、ポイントは貯めなければ損なのです。

ちなみに、現在覇権争いが起こっている「共通ポイント」は各発行体が普及を目指しているため、さまざまなキャンペーンが展開されています。

「ポイ活」6つのアドバイス

ポイ活に興味を持ってくださったみなさんへ、ママカブ編集部よりポイ活について6つアドバイスさせてください。

(1)使わないポイントは貯めない

使わないポイントを貯めるのは時間の無駄です。そして、貯めたポイントを使わないことも意味がありません。もらえるものはもらう、のではなく「自分にとって使い道のあるポイントなのか」を考えましょう。

(2)ポイントは1つに集約する

あちこちでポイントを貯めるのは非効率です。近くにお店があったり、ネット通販で利用しているなど「自分が使いやすい」ものへ集約しましょう。

(3)ポイントには期限切れや改悪があると心得る

ポイントが貯まると嬉しいですが、貯めっぱなしは✖️。なぜならばポイントには有効期限があるものがほとんどだからです。またポイント発行体の都合で、ポイント付与率が改悪されることも多々あります。もらったら使う、を繰り返しましょう。

(4)キャッシュレスでポイントを貯める

ポイントを貯めたいと考えた時にオススメなのがクレジット払いです。それは、クレジットカードの会社からもポイントがもらえるため、ポイントが「二重取り」できるから。ただし、手数料が発生する分割払いやリボ払いは✖。

(5)キャンペーンにはエントリーが必要

各発行体は、サービス普及のためにオトクなキャンペーンを展開しています。事前エントリーが必要なケースが多いので、エントリーをお忘れなく。

(6)ポイントを使って投資することもできる

もらったポイントを投資に回せば、ポイントが増えることもあります。

貯めやすい「共通ポイント」は?

ママカブ的に、ポイ活しやすいと考える主な共通ポイントは「楽天ポイント」「 dポイント」「 Tポイント」「 Pontaポイント」の4つです。

楽天ポイント

楽天市場ユーザーにとっては馴染みですね。

dポイント

通信事業者であるNTTドコモの発行するポイントですが、ドコモユーザー以外でも利用することができます。

Tポイント

TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブが発行しています。青字に黄色で描かれたTマークのカードをお持ちの方も多いのでは?

Ponta ポイント

三菱商事の関連会社が発行。当初はローソンやゲオ、昭和シェル石油のポイントカードとして使われていました。

それぞれ、自分が利用しているサービスと関係しているかどうかなど、使いやすさはご家庭の状況によります。相性のいいポイントかどうかをチェックしてみてください。

次項より、ママカブ編集部員自身がやっているポイ活実践スタイルについてお話しします。

楽天ポイントはお買い物マラソンで貯める

楽天ポイントは、楽天市場でのお買い物100円につき1ポイント(※楽天市場などで1円として使用できる)が付与される、というのが基本です。

ただし、楽天が提供する複数のサービスと紐付ける事によって、もらえるポイントが増えていきます(※毎月リセットされます)。具体的には、楽天市場アプリを使うと+0.5倍、楽天ブックスで購入すると+0.5倍、楽天トラベル利用で+1倍……といった具合です(※2021年1月現在)。

そして、なんといってもお得なのが月に1〜2回開催される「お買い物マラソン」。お買い物マラソン期間中に買い周りをすることで、ポイント付与率が高まっていきます。1店舗で購入すると+1倍、2店舗目でさらに+1倍というように増える太っ腹なキャンペーンです(※買い周りで付与されるのは最大10倍まで。また付与されるポイントには上限があります)。

キャンペーンの内容によりますが、このところは諸条件をクリアすれば「最大で44倍」ポイントゲットが可能です。つまり、普通に買う場合もらえるポイントは100円につき「1ポイント」。でも、ポイントUPを志せば100円につき「44ポイント」もらうことも可能なのです。

ただし、ポイント付与率を上げるために自分に不要なサービスに手を出すのは本末転倒と考えます。ママカブ編集部員としては、ポイント付与率を上げるためにお買い物マラソンの時に本を買いたい場合は「楽天ブックス」を使う、など自分が必要な物を買うタイミングと場所を調整できるのであれば選ぶといった形で参加しています。

ドコモユーザー以外も貯めやすい! dポイント

dポイントは名前から「ドコモユーザー以外は対象ではない?」と誤解されそうですが、誰でも登録することができます。

dポイントは、商品やサービスを購入する際に、プラスチック製のdポイントカードあるいはアプリをレジに提示すればポイントが貯まります。お支払い(d払い)の際にもポイントが貯まるお店が多く、ポイントの二重取りがしやすい点が魅力です。

最近、「エントリーするだけで500ポイントがもらえる」「街のお店で買い周りをすれば抽選で何ポイント進呈」といったお得なキャンペーンが広く展開されています。

他にも、貯めたdポイントを使って投資に回せる点も強みです。ポイントには有効期限があるとお伝えしましたが、たとえば日興フロッギーでは、投資するときにdポイントの期間限定ポイントも使うことができます。現金を使って投資を始めるのは怖いと感じている方でも、買い物のついでにもらったポイントであれば、始めてみるのにハードルが低いかも!

絶対ダメなのが「クレジットのリボ払い」

ここまで、共通ポイントへポイントをまとめる「ポイ活」についてお伝えしてきました。
ここで、HugKum読者のみなさんへ、2つお伝えしたいことがあります。

楽天ポイントの項でもお話ししましたが、ポイントを貯めたいあまりに、自分にとって不要なサービスにまで手を手を出すのは厳禁です(きちんと仕組みを理解し、計算した上で利用するのはOK)。

もうひとつが、借金してまで買い物をしないという点す。
クレジットカードはリボ払いなど分割払いを簡単に利用することできます。また最近では、ある人気フリマアプリでも「高額なものでも買えるように」と、暗に分割払いをすすめています。

以前「金利が5%あれば15年弱で元本が倍になる」というお話をしましたが、クレジットカードの分割手数料はおよそ15%の設定がなされているケースがほとんど。つまり、あっという間に借金は膨れ上がります。

自分や家族にとって万一の際、どうしても不可欠なものを得るために、借金が不可避となることがあるかもしれません。しかし、いっときの欲求を満たしたり、見栄のために借金をすることに慣れてはいけないーーとママカブ編集部は考えます。

 

■ママカブ編集後記

お金ビギナーA子

ポイ活、私も最近始めました! いろいろなポイントがアプリになってくれると、たくさんのカードを持ち歩く必要がなくなって、本当に楽ですよね~~。

 

 

 

FP B江

記事で紹介したように、「dポイント」「楽天ポイント」「 Tポイント」「 Pontaポイント」は加盟店が多いから、自分の生活周りでたくさん貯められるポイントなの。普段行くお店が加盟しているものを選ぶと、よりお得を感じられると思うわよ!

中でも楽天は貯めるためのアプリが充実していて、いまや私のスマホはこんな具合になってるの!

 

楽天だけのフォルダ!? 楽天のアプリがこんなにいっぱい!!

 

 

お得に使ってポイントザクザク・・・!!

ちなみにスマホ回線を楽天モバイルにしたので、一年間通信量無制限で通話(※アプリ利用時)も無料!! さらに一年後からは使った分だけポイントも貯まるし、貯まったポイントで通信費を払うこともできるという何重ものお得が魅力!!

普段の生活で、ちょっと意識するだけでポイントが貯まるポイ活は、収入アップと同義!! 大いにやるべしよーー!!

(この記事は2021年1月26日現在のものです)

 

文/ママカブ編集部

「おカネについてのあれこれを楽しく語ろう!」をモットーとしている編集部。メンバーはビジネス系出版社の同期入社組の2人。AFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持つライターC江、マネー情報誌&金融教育メディアの編集者・ライター歴10年超のS子。

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