かんしゃくを起こすと叩く2歳の息子。乱暴な子にならないか不安です【愛子先生の子育てお悩み相談室】

子育ては日々悩みの連続ですね。保育者歴47年、常に子どもに寄り添い、ママたちからの信頼も厚い自主幼稚園「りんごの木」の柴田愛子さんが、豊富な経験を元に、悩めるお母さんにアドバイス。

2歳の息子が、かんしゃくを起こすと親を叩きます。乱暴な子にならないか不安

最近、気に入らないことがあり、かんしゃくを起こすと私のことを叩きます。「ダメ!」と言って止めると、さらに叩いてきます。私として、親に手上げるなんて許せないのですが…。厳しく言い聞かせるだけでなく、ときには泣きまねをしたり、優しく言い聞かせたり、にらみつけたり、叩き返したりもしたのですが効果なし! 乱暴な子になりそうで不安です。(2歳の男の子のママ)

 

 

叩くのは、自分の気持ちを伝える手段。自我が芽生えてきた証です

2歳になると、自我が芽生えてイヤイヤが本格的になります。イヤイヤしてかんしゃくを起こしたりするのは、自分の気持ちをまだ言葉で伝えることができないから。そのため親を叩いたりして、自分の気持ちを伝えようとするのです「ぼくのきもちわかってよー」なんです。けして乱暴な訳ではありません。

叩く理由を考えて、子どもの気持ちを受け止めることが第一

もし子どもが怒って叩いてきたら、なぜ叩いてきたのかを考えましょう。子どもの様子を見ていると、叩いてきた理由がわかると思います。「嫌だったね」「もっと遊びたかったね」「うまくいかないね」など、子どもの気持ちを受け止めます。少し落ち着いてから「でも〇〇くんに叩かれると、ママ痛いな」とお母さんの気持ちを伝えるといいでしょう。

4歳になるぐらいまでは、ますます自我が強くなって扱いにくくなりますが、自我の芽生えは成長の証し。自我が芽生えなかったら、逆に心配ですよ。

 

噛みついたり、ひっかいたりが多い2歳5か月の息子。周囲の目がキツく感じられて…【保育者歴46年・柴田愛子先生の子育てお悩み相談室】
子育ては日々悩みの連続ですね。保育者歴46年、常に子どもに寄り添い、ママたちからの信頼も厚い自主幼稚園「りんごの木」の柴田愛子さんが、豊富な...

 

 

柴田愛子 しばた・あいこ

保育者。自主幼稚園「りんごの木」代表。子供の気持ち、保護者の気持ちによりそう保育を、が信条。小学生ママ向けの講演も人気を博している。ロングセラー絵本『けんかのきもち』(ポプラ社)、『こどものみかた』(福音館書店)、『あなたが自分らしく生きれば、子どもは幸せに育ちます』(小学館)など、多数。

イラスト/海谷泰水

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