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新しいトイのアイデアを募集する「STEAM Toy Contest2021」の応募がスタート
知育アプリ「シンクシンク」やSTEAM教材である「WONDERBOX」を製作するワンダーラボ社が、今年から新たに「STEAM Toy Contest2021」を開催することが決定しました。このコンテストは、知的好奇心を刺激し、心が踊るような新しいトイ のアイデアを募集するクリエイターアワードです。
新しい「トイ」ってどんなもの?
コンテストで募集する「トイ」とは、主に小学校低学年の子どもから大人までが「遊び」として楽しめるものを指します。ゲームのルールが新しい、技術の使い方が新しい、形式が新しい、体験が新しい、頭の使い方が新しいなど、なにか目新しく、今までにない遊び方の提案をしたものを「新しい」と定義し、形式は自由。デジタルでもアナログでもOKですし、パズル・ボードゲーム・カードゲーム・謎解き、など、自由な発想で、子どもも楽しめるようなアイデアを募集するそう。
「STEAM Toy Contest2021」募集内容
今回募集する「STEAM」の5分野について、ワンダーラボが制作に携わった既存のサービスから、いくつか例が公開されています。
S サイエンス
サイエンストイの例は通信教材「ワンダーボックス」で提供されるコンテンツのひとつから。様々な自然現象を操って遊ぶことができるアプリです。画面のものを触ったり動かしたりして現象を理解したり、オリジナルのからくり装置を作ったりすることができます。好奇心、探究心を刺激しながら、課題解決力、創造力、発明力を伸ばします。
T テクノロジー
こちらも「ワンダーボックス」で提供されるギアのキット。ギアという科学技術の一端に触れ、世界が広がる躍動を味わうものです。 4 種類のギアをつまようじで固定するという方法により、様々なつなげ方を繰り返し楽しむことができます。離れたギアをつなげるクイズなど、楽しみ方がいくつか用意されています。
E エンジニアリング
エンジニアリングトイの例に挙げたのは株式会社ハナヤマの「ロジカルニュートン」。遊びながら自然とプログラミング的思考が身につくパズルゲームです。 コインを入れると、パネルの状態に応じてコインは左右に振り分けられます。パズルを通じて、規則性を見出だす観察力と筋道立てて考える論理の力が磨かれます。
A アート
アート分野の例は、ワンダーラボによる「2019アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」応募作品から。ハイポサイクロイド(定円の中で小円を滑らずに回転させたときの定点の軌跡)を、「回転」を加えることで3次元に発展させ、そうしてできた図形を楽しむトイです。さらに、ルールにしたがって音を奏でるようにして、綺麗な造形と音楽とを同時に味わう、不思議な体験をすることができます。
M マスマティクス
最後にマスマティクス分野からは「Yakusu」アプリを例に。場の数を割り切ることのできるカードを手持ちのカードから交互に出していき、手札を出し切れば勝ちというゲーム。楽しく対戦していくうちに、自然と数の概念、約数の概念が身につく、教材としての側面もあります。
キッズクリエイター部門には小学生以下なら応募できる!
さらに今回の「STEAM Toy Contest」では、小学生までを対象に「キッズクリエイター部門」が設けられています。想像力豊かな子どもたちからは、大人顔負けな楽しいアイデアが誕生しそう!こちらもぜひ、トライしてみてください。
※応募の際に「キッズクリエイター部門」への申し込みであることを明記してください。詳しくは応募方法をご確認ください。
募集要項
応募資格
一般部門:年齢・国籍は不問です。個人応募に限ります。
キッズクリエイター部門 :小学生まで。国籍は不問。個人応募に限ります。
募集期間
募集締切:2021年5月13日(木)
結果発表予定:2021年6月下旬 コンテスト公式サイトにて結果発表
Prize
STEAM Toy大賞:賞金30万円
各部門優秀賞:賞金5万円
キッズクリエイター賞:スポンサー企業・主催よりオリジナルグッズやトイを贈呈
審査基準
■わくわくする気持ちを引き出すようなアイデアか
■子どもから大人まで楽しめるアイデアか
■新しさのあるアイデアか
■実現可能なアイデアか
などを中心に様々な観点で吟味し、総合的に判断します。
審査員
審査員を務めるのはワンダーラボ社の代表・川島 慶さんほか、実際に教材を作っている方々。
応募方法
詳しい応募方法は「STEAM Toy Contest2021」公式サイトをチェックしてみてくださいね!