がっつりおいしい肉料理のレシピ
【1】豚ステーキのバターソース和え
サイコロ状のお肉なら、小さな子にも食べやすい!
◆材料
(2~3人分)
豚肩ロース 300g
塩、こしょう 各適量
バター 大さじ1
マヨネーズ 大さじ3
砂糖 小さじ1
◆作り方
【1】豚肉を大きめのサイコロ状に切り、塩、こしょうをする。
【2】フライパンに【1】を入れ、中火で全体を炒めたら火を止めてバターを加える。
【3】マヨネーズと砂糖を混ぜてソースを作る。
◆ポイント
時短ポイント!
肉を先にカットしておけば焼き時間を短縮できるうえ、バターも絡まりやすくなります
教えてくれたのは
有坂翔太さん
料理家。東京・赤坂の料理家バル『Ari’s』オーナーシェフ。大阪の辻学園調理・製菓専門学校・高度調理技術学科(当時)卒業。大阪のフランス料理店の料理長を務めたあと上京し、フードアーティスト・料理家としてTV・雑誌・書籍・料理教室など多方面で活躍。自店でも連日厨房に立つ。
『めばえ』2018年12月号
【2】ジャンボ照り焼き
パック入り薄切り肉をそのまま焼く大胆な発想で奇跡のおいしさ!
◆材料
(2~3人分)
豚ロース薄切り肉(パック入り) 250~300g
小麦粉 適量
サラダ油 大さじ1
【A】
みりん 大さじ1・1/2
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
ミニトマト(赤・黄/横半分に切る) 各4~5個分
レタス 適量
◆作り方
【1】【A】は混ぜておく。豚肉はパックに入れたまま、肉同士を結着させるように手でしっかり押さえて形を整える。
【2】フライパンに油を入れて【1】の豚肉を入れ、両面に小麦をふりかけて火にかける。強めの中火で片面を3分焼いたら、返してふたをして弱めの中火で3分焼く。キッチンペーパーで余分な脂をふき取り、【A】を回し入れて火を強め、フライパンをゆすりながら1~2回返し、照りを出す。
【3】器にレタスをちぎって盛り、肉をのせてミニトマトを添える。
◆ポイント
教えてくれたのは
武蔵裕子
さん
料理研究家。和食をはじめ、洋食、中華、エスニックと、幅広いジャンルにたけた家庭料理のエキスパート。わかりやすくて作りやすい、おいしいレシピの数々は、忙しい主婦たちから厚い支持を受けている。著書も多数。
『めばえ』2019年7月号
【3】トマトと豚バラ肉の酢っぱ煮
豚肉とお酢は活力UPの黄金コンビ!お肉はやわらかく仕上がります。
◆材料
(3~4人分)
豚バラ肉(焼肉用) 250g
トマト 1個
青梗菜 2株
酢 大さじ1
塩 小さじ2/3
しょう油 大さじ1/2
砂糖 小さじ1
水 200ml
◆作り方
【1】豚バラ肉は塩を少々(分量外)まぶして10分おき、1~2cm幅に切る。トマトはヘタを取って大きめの乱切りにする。青梗菜は茎と葉に分け、茎は縦に細切りにして長さを半分に切る。葉は小さめのざく切りにする。
【2】厚手の鍋に水を入れて豚バラ肉、酢、塩を加え、フタをして中火にかける。沸騰してきたらフタを取って弱火にし、アクを取る。肉に火が通ったらトマト、砂糖、しょう油を加える。トマトの皮がむけてきたら、青梗菜を茎、葉の順に加えて火を止め、フタをして余熱で火を通す。
【4】アジア風海老と豚肉のつくね
薬味やエビの入った豚肉つくねはしっかりした味付けに。好きな野菜と一緒にレタスで巻いて!甘酢を付けて大人も大満足。
◆材料
(3~4人分)
豚ひき肉 250g
むき海老 100g
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1/4片
しょうが 1/2片
塩、砂糖 各小さじ1/3
こしょう 少々
ナムプラー(なければしょっつるや薄口しょう油) 小さじ1
卵黄 1個分
片栗粉 大さじ1
サラダ油 大さじ2
グリーンリーフ 6~8枚
みょうが(千切り) 1個
きゅうり(千切り) 1/2本
【甘酢】
酢 大さじ3
砂糖 大さじ1/2
塩 小さじ1/3
薄口しょう油 小さじ1/2
◆作り方
【1】にんにくは芯を取り、しょうが、玉ねぎは皮をむき、みじん切りにする。むき海老は片栗粉少々(分量外)を加えてもみ込み、洗ってキッチンペーパーで水気を取ってざく切りにする。
【2】ボウルに豚ひき肉、【1】、塩、砂糖、こしょう、ナムプラー、卵黄、片栗粉を加えて粘りが出るまで混ぜ、8~9等分に分ける。手にサラダ油を付けて、空気を抜きながら細長く成形する。
【3】オーブンシートを敷いた天板に【2】をのせて、210℃に予熱したオーブンで10~15分ほど焼く※。透明な汁が出てくるのが焼き上がりの目安。
【4】きゅうり、みょうが(大人のみ)と一緒に、【3】をグリーンリーフで包み、材料を混ぜた甘酢をかけて食べる。
※フライパンを使う場合は、中火で両面にこんがり焼き色がついたら強めの弱火でフタをして、じっくり中まで火を通す。
【5】カリカリ豚のにんにくしょう油ダレ
にんにく&しょうゆのシンプルな味つけながら、子供はもちろん、大人もごはんが進む豚肉料理。揚げ焼きのカリッとした食感がポイントです。にんにくパワーで元気モリモリに!
◆材料
(3~4人分)
豚もも肉(スライス) 250g
塩、こしょう 各少々
トマト 小1個
にんにく 1/4片
しょう油 大さじ1/2
酢 小さじ1
片栗粉、サラダ油、レタス 各適量
◆作り方
【1】1cm角に切ったトマトをボウルに入れて、すりおろしたにんにく、しょう油、酢、サラダ油小さじ1を加えて混ぜる。
【2】豚もも肉に塩、こしょうをして片栗粉をまぶす。
【3】フライパンにサラダ油を1~2cmほど入れて中火にかけ、温度が上がったら【2】を入れて揚げ焼きにする。
【4】1cm幅に切ったレタスを器に盛り、【3】をのせて【1】をかける。
【6】パプリカの肉詰め
ビタミンCたっぷりのパプリカと一緒に!パプリカは焼くと甘く、子供も大好きな味に。
◆材料
(3~4人分)
豚ひき肉 200g
玉ねぎ 1/2個
赤・黄パプリカ 各小1個
【A】
卵 1個
パン粉 大さじ1
砂糖 小さじ1
塩 小さじ2/3
こしょう 少々
サラダ油 大さじ1
薄力粉 適量
トマトケチャップ、マヨネーズ 各大さじ2
◆作り方
【1】ボウルに豚ひき肉を入れる。みじん切りにした玉ねぎを加え、【A】を入れて粘りが出るまで混ぜる。
【2】パプリカは節ごと(4~5等分)に切って種を取り、内側に薄力粉をまんべんなく振る。【1】の肉を等分に分けて空気を抜きながら少し大きめに丸め、パプリカを覆うように詰めて、薄力粉を全体に薄く振る。
【3】フライパンを熱してサラダ油をひき、【2】のパプリカの肉側を下にして、弱めの中火でじっくりと焼く。2分ほどして焼き色がついたらフタをして5分焼く。フタを取り、裏返して皮目に焼き色がつくまで3~4分ほど焼く。
【4】皿に盛り付けて、トマトケチャップとマヨネーズを混ぜて作ったタレをかける。
【7】豚ロースのみそ漬け
定番おかず・ピーマンの肉詰めは野菜をチェンジして彩よく♪ ビタミンCたっぷりのパプリカは栄養価も高く、マヨネーズ&ケチャップのソースが相性抜群です!
◆材料
(3~4人分)
豚ロース肉(ステーキ用) 3枚
【A】
みそ 大さじ2
みりん 小さじ2
砂糖 小さじ1
酒 大さじ1
しょう油 小さじ1
サラダ油 小さじ1
ベビーリーフ 適宜
◆作り方
【1】ボウルに【A】を入れてよくかき混ぜる。バットやタッパーに豚ロース肉を入れて【A】を両面に均一に塗り、ラップをのせて密着させ、冷蔵庫で3時間~ひと晩おく。
【2】フライパンにサラダ油を熱し弱火にして、【1】の豚肉のみそを軽く取り除いて両面を焼き色が付くまでじっくり焼く(鉄のフライパンの時にはサラダ油小さじ1を加えて焼く)。肉を食べやすく切り、皿に盛り付けてベビーリーフを添える。
教えてくれたのは
瀬戸口しおりさん
料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。
『めばえ』2017年9月号
【8】フライパンでクリスマスチキン
下ごしらえと、下味のひと手間をは忘れずに。あとは焼いて、絡めるだけの簡単チキン。ソースはオレンジ風味がさわやかな洋風の照り焼き味。
◆材料
(大人3~4人分)
鶏手羽元 8~9本(550g)
【A】
塩 小さじ1/3
こしょう 少々
にんにく(すりおろし) 1/2かけ分
オリーブ油 大さじ1
【B】
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ2
はちみつ 大さじ2と1/2
オレンジジュース 1/4カップ
※分量の大人1人分は子ども2人分に相当します。
◆作り方
【1】鶏手羽は骨に沿って包丁で切り込みを入れ、【A】をすり込んで30分おく。
【2】フライパンに【1】を並べて入れ、中火で3~4分焼き、返して3分焼く。
【3】【2】の染み出た脂をキッチンペーパーでサッと拭き取り、よく混ぜた【B】を加えて煮立てる。肉を返しながら6~7分煮てタレをからめ、とろみが出たら火を止める。
*お好みできゅうりやラディッシュを添えても。
【9】レンジで簡単ミートローフ
卵や小麦粉の代わりに豆腐と米粉をつなぎに使ったヘルシーなミートローフ。
◆材料
(大人2~3人分)
合いびき肉 300g
木綿豆腐 100g
玉ねぎ 1/2個(100g)
えのきだけ 1/2袋(50g)
にんにく 1/2かけ
【A】
トマトケチャップ 大さじ2
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
米粉 大さじ2
【B】
トマトケチャップ 大さじ2
水 小さじ2
※米粉は、原料がうるち米のもの
※分量の大人1人分は子ども2人分に相当します。
◆作り方
【1】玉ねぎ、えのきだけ、にんにくはみじん切りにする。
【2】ボウルにひき肉、豆腐、【1】、【A】をあわせ、手で2分ほど練り混ぜ、粘りが出てきたら米粉を加えてさらに1分混ぜる。
【3】直径25cmの耐熱皿の中央に【2】を置き、中心に指を入れて押し広げ、直径18cmぐらいのドーナツ状に整える。
【4】【3】にラップをふんわりとかけ、電子レンジで9分加熱する。取り出して、そのまま5~10分冷まし、混ぜ合わせた【B】を添える。
*ラップをぴっちりかけると、加熱の間に張りついて肉をつぶすので注意。お好みでグリーンリーフや、型抜きしてゆでたにんじんやパプリカを飾っても。
※電子レンジの加熱時間は600Wの場合の目安です。
教えてくれたのは
青木恭子さん
2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。
『めばえ』2014年12月号
【10】キャベツ巻きみそカツ
薄切り肉は味噌を塗ることで柔らかく。せん切りキャベツと一緒に巻いて、外はカリッと、中はふわっと柔らかく仕上げます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚ロース薄切り肉(8本分) 16枚
みそ 大さじ1と1/2
キャベツ 200g
小麦粉・溶き卵・パン粉・揚げ油 各適量
◆作り方
【1】キャベツは太めのせん切りにし、耐熱ボウルに入れてラップをかけ、電子レンジで4分加熱し、水けを絞る。
【2】豚肉は2枚1組にし、縦に並べて置いて端を少し重ねて押し広げ、みそ1/8量を塗る。【1】の1/8量のキャベツを手前に置いてくるりと回巻き、キャベツを包み込むように左右から肉を折りたたんで巻き上げる。
【3】【2】に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける。
【4】油を170℃に熱して【3】を入れ、3~4分かけてこんがり揚げる。食べやすいように、それぞれ3等分に切り分ける。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
◆ポイント
みそを豚肉に塗って味をつけておくと食べやすい。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『めばえ』2016年1月号
【11】さつまいも入りハンバーグ
ハンバーグにさつまいも!?これが、合うんです!ホクホクした食感とほんのり自然な甘みが子供にうけます!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
さつまいも 1/3本(60g)
【A】
合いびき肉 200g
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
パン粉 1/2カップ
卵 1個
小麦粉 少々
塩 小さじ1/2
トマトケチャップ 大さじ1
ソース 大さじ1/2
サラダ油 大さじ2
◆作り方
【1】さつまいもは皮のまま5mm角に切り、水に3分ほどさらす。サッと水けをきって耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジで1分加熱する。
【2】ボウルに【A】の材料を合わせてよく混ぜ、【1】を加え混ぜ、食べやすい大きさに分けて丸める。
【3】フライパンにサラダ油を熱して【2】を並べ入れ、焼き色がついたら裏返す。水大さじ2を加えてふたをし、弱火にし、5分ほど蒸し焼きにする。
*かぶ、パプリカ、いんげんなどの野菜を一緒に炒めたり、サラダ菜を添えても。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。今回は、盛りつけのポイントも伺いました。
『めばえ』2013年11月号
【12】豚バラと野菜の串焼き
暑い日のスタミナ補給に豚×しょうゆがベストマッチ。串焼きなのでホームパーティーにもおすすめ。
◆材料
(6本分)
豚バラ薄切り肉 12枚(約200g)
赤パプリカ 1/2個
ししとう 6本
塩、粗びき黒こしょう 各少々
サラダ油 小さじ1
【A】
しょうゆ 大さじ1/2
おろしにんにく 少々
◆作り方
【1】赤パプリカは縦に6等分する。
【2】竹串に【1】を1本、じゃばら状にした豚肉1枚、ししとう1本、豚肉1枚の順に刺す。残りも同様にして串を6本作り、塩、粗びき黒こしょうを振る。
【3】フライパンにサラダ油を入れて強めの中火で熱し、【2】を並べ入れる。フライ返しで軽く押さえながら、こんがりと焼き色がつくまで2分ほど焼き、返してさらに弱火で3分ほど焼いたら【A】を絡める。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組の料理監修など、子ども向けの料理提案も多数行っている。
『めばえ』2016年8月号
牛肉料理のレシピ
【1】ローストビーフ
旨みの詰まったごちそうビーフが焼かずに完成!
◆材料
(3人分)
牛もも肉(ブロック) 300g
塩 3g
砂糖 少々
◆作り方
【1】牛もも肉に塩と砂糖をもみ込み、ジップ付きの耐熱袋に入れて10分寝かす。
【2】沸騰したたっぷりのお湯に【1】を加え、火を止めて10分待つ。
【3】肉を取り出してアルミホイルに包み、常温まで冷ます。食べやすい厚さに切る。
◆ポイント
時短ポイント!
肉の調理はボイルだけ。袋の中で肉汁が回って、旨みがあふれ出ます
教えてくれたのは
有坂翔太さん
料理家。東京・赤坂の料理家バル『Ari’s』オーナーシェフ。大阪の辻学園調理・製菓専門学校・高度調理技術学科(当時)卒業。大阪のフランス料理店の料理長を務めたあと上京し、フードアーティスト・料理家としてTV・雑誌・書籍・料理教室など多方面で活躍。自店でも連日厨房に立つ。
『めばえ』2018年12月号
【2】キャベツときのこの青椒肉絲
子どもの苦手なピーマンをキャベツに代えてやさしい味わいに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
牛薄切り肉 300g
キャベツ 1/4個
玉ねぎ 1/2個
エリンギ 2本
【A】
しょうゆ 大さじ1
ウスターソース 大さじ1
みそ 大さじ2
砂糖 大さじ1
サラダ油 適量
◆作り方
【1】キャベツは3cm幅に切り、玉ねぎとエリンギは薄切りにする。
【2】フライパンにサラダ油を熱して【1】を炒め、しんなりしたら取り出す。
【3】【2】のフライパンにサラダ油を足し、牛肉を加えて炒め、肉の色が変わったら【2】を戻し、混ぜ合わせた【A】を加えて調味する。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。
『めばえ』2014年2月号
【3】牛肉と野菜のすき煮
子どもが大好きな甘辛すき焼き風煮物はめんつゆだれで。サッと炒めるだけで絶品のおいしさ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
牛薄切り肉 200g
めんつゆだれ 1/4量
長ねぎ 1本
しめじ 1パック(100g)
にんじん 1/3本
ごま油 大さじ1
だし汁 1/2カップ
◆作り方
【1】牛肉はたれに1時間以上漬け、食べやすい大きさに切る(漬けだれは取っておく)。
【2】長ねぎは斜め薄切りにし、しめじは根元を除いてほぐす。にんじんは薄切りにし、あれば型で抜いて、下ゆでする。
【3】フライパンにごま油を中火で熱し、【1】の牛肉をサッと炒め、だし汁と漬けだれを加えて混ぜる。【2】を加え、汁がほんの少しになるまで煮る。
◆ポイント
めんつゆだれは、トマト、はちみつ、ごま油で甘酸っぱさと風味をプラス。
(作りやすい分量)
めんつゆ(3倍希釈) 1/2カップ
トマト 1個
はちみつ 大さじ1
ごま油 大さじ1
【1】トマトはヘタを除いて粗みじん切りにする。
【2】すべての材料を混ぜる。
*冷蔵庫で10日ほど保存可能。
教えてくれたのは
夏梅美智子さん
身近な食材を使った、作りやすくておいしい家庭料理が人気。基本の料理からエスニックまで幅広いレパートリーがある。男の子のママでもある。
『めばえ』2015年2月号
【4】トマトすき焼き
すきやきのアクセントにトマトをプラス。ちょい洋風でさわやかな味に!
◆材料
(大人2~3人分)
牛すき焼き用肉(または切り落とし) 200g
焼き豆腐 1丁
長ねぎ 2本
トマトの水煮(缶詰) 1缶
牛脂 適量
【A】
しょうゆ 大さじ4
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ4
ご飯 300g
卵 2個
◆作り方
【1】焼き豆腐は6等分にする。長ねぎの青い部分は斜め薄切り、白い部分は切り込みを入れて3~4cm長さのぶつ切りにする。
【2】鍋を熱して牛脂をこすりつけ、 香りが立ったら、トマトの水煮を細かく潰して加える。煮立ったら【A】を加え、【1】と牛肉を入れて煮えたところから食べる。
*大方食べ終わったら、大人用の締めにご飯を加え、卵を溶いて回し入れ、とじる。
◆ポイント
子ども用には、鍋にご飯(子ども茶碗1杯)を入れてひと煮立ちさせ、細かく切った具とともに取り分けるのがおすすめ。
教えてくれたのは
藤井恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2016年12月号
【5】BBQ焼き肉焼きそば
鉄板で具と麺を同時進行で焼くスピードメニュー。ッBBQやホットプレートで!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
焼きそば麺 3玉
牛肉(焼き肉用) 200g
玉ねぎ 1/2個
ピーマン 2個
にんじん 4cm
焼肉のたれ 大さじ5
サラダ油 適量
◆作り方
【1】麺は袋から出して手でほぐす。
【2】玉ねぎは縦半分にし、繊維と垂直に1cm幅に切る。ピーマンはヘタと種を除いて乱切りにする。にんじんは縦半分にし、5mm幅の斜め切りにする。
【3】鉄板を熱してサラダ油をひき、鉄板の半分で【1】を炒め、もう半分で肉と【2】を焼く。
【4】麺に焼き色がつき、具に火が通ったら混ぜ合わせ、焼き肉のたれを加えて汁けが飛ぶまで炒める。
教えてくれたのは
きじまりゅうたさん
祖母も母も料理研究家という家庭に育ち、幼いころから料理に親しむ。身近な食材で作るアイデアレシピが人気。
『めばえ』2014年10月号
【6】キャベツ巻きみそカツ
薄切り肉とせん切りキャベツでふわっと柔らかいみそカツに仕上げたアイディアレシピ。つけ合わせの定番・せん切りキャベツは、くるっと巻けばひと口で食べやすく、ボリュームアップにも!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
牛切り落とし肉 250g
【A】
にんにく(すりおろし) 少々
酒 大さじ1/2
塩・こしょう 各少々
小麦粉 適量
玉ねぎ 1個
にんじん 1本
じゃがいも 1個
白ワイン(または酒) 大さじ2
トマトの水煮(缶詰) 1缶(400g)
水 1カップ
【B】
みそ 大さじ2
トマトケチャップ 大さじ1
絹さや 20g
サラダ油 大さじ1
バター 20g
◆作り方
【1】牛肉はざっくりちぎって【A】をもみ込み、一口大に丸める。玉ねぎ、にんじん、じゃがいもは一口大に切る。
【2】フライパンにサラダ油を熱し、【1】の肉に小麦粉をまぶして入れ、強中火でこんがりと焼いて取り出す。
【3】【2】のフライパンにバターを溶かし、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを加えて炒め、油が回 ったら白ワインを加えてアルコールをとばす。トマトの水煮を細かくつぶして加え、1~2分煮る。
【4】【3】に水を加えて【2】を戻し、ふたをずらしてかけ、弱火で15~20分煮る。【B】を加えて2~3分煮、筋を除いて斜め切りにした絹さやを加えてサッと煮る。
◆ポイント
みそはスプーンに入れ、煮汁で少しずつ溶かしていくとダマにならない。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『めばえ』2016年1月号
【7】ローマ風カツレツ
オリーブオイルで焼き上げれば、香ばしく。パン粉に混ぜたイタリアンパセリもポイントです!
◆材料
(4人分)
牛ロース(ステーキ用) 4枚(1枚約150g)
卵 3個
パン粉、エキストラバージンオリーブオイル、塩、黒こしょう 各適量
レモン 1個
にんにく 2かけ
イタリアンパセリ 1束
◆作り方
【1】ボウルに卵、塩少々を入れて溶き混ぜる。
【2】バ ットにパン粉、みじん切りにしたにんにくとイタリアンパセリ、黒こしょうを入れる。
【3】肉を【1】にくぐらせて、表面に【2】をつける。これを2回繰り返す。
【4】オリーブオイルを多めにひいたフライパンに【3】を入れ、中火で3分以上、両面がキツネ色になるまで焼く。
【5】クッキングシートの上において油気を取る。
【6】食べやすい大きさに切って器に盛り、レモンを絞りかける。プチトマト(分量外)を飾る。
教えてくれたのは
ベリッシモ・フランチェスコさん
イタリア料理研究家、料理コンサルタント。イタリア・ローマ出身。料理指導のほか、各メディアを通し、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割を果たす。オリーブオイル・ソムリエ(AISO認定)としても活躍。
『めばえ』2016年12月号
【8】焼肉グラタン
コウさんおすすめ!子どもが飛びつくお肉のグラタン。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
牛切り落とし肉 200g
キャベツ 2~3枚
うずらの卵の水煮 8個
ごま油 少々
★基本のホワイトソース 全量
ピザ用チーズ 50g
【たれ】
しょうゆ、みそ、砂糖、酒、白いりごま、ごま油 各大さじ1/2
にんにく、しょうがのすりおろし 各1/2かけ分
【基本のホワイトソース】
玉ねぎ 1/2個
牛乳 2カップ
バター 20g
小麦粉 大さじ3
塩 小さじ1/3
◆作り方
【1】牛肉は材料を混ぜ合わせたたれを絡める。キャベツは一口大に切る。
【2】フライパンにごま油を熱してキャベツをこんがり焼いて取り出す。続けて牛肉をほぐしながら炒める。
【3】耐熱皿に【2】と半分に切ったうずらの卵を盛ってホワイトソース、チーズをかけ、オーブントースターで7~8分、表面がこんがりするまで焼く。
【基本のホワイトソース】
【1】玉ねぎは縦に薄切りにして小麦粉をまぶす。
【2】フライパンにバターを弱火で溶かし、玉ねぎを炒める。粉っぽさがなくなってバターがなじんだら、牛乳を少しずつ加えて混ぜながら、とろみがつくまで弱火で煮つめ、塩を混ぜる。
教えてくれたのは
コウ ケンテツさん
料理研究家。旬の素材を生かした簡単&ヘルシー&おいしいメニューが評判で、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍。1男1女のパパとして、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。
『めばえ』2017年2月号
【9】ごちそう手まり寿司
牛肉・エビ・卵、子どもの大好きなおかずをトッピングしてくるりと巻くだけ。お祝い、晴れの日、イベントなどでみんなが喜ぶこと間違いなし!
◆材料
(6個分)
【牛肉の手まり寿司】
炊きたてご飯 1合分
【A】(混ぜておく)
酢 大さじ1
きび砂糖 小さじ1
塩 小さじ1/3
【B】
しょう油 大さじ3
みりん 大さじ2と1/2
日本酒 大さじ1/2
薄切り牛肉 6枚(60g程度)
生姜の千切り 少々
【菜の花と卵の手まり寿司】
酢飯 1合分
菜の花 1/2束
めんつゆ 大さじ3
【A】(混ぜておく)
卵 2個
みりん 大さじ1
塩 少々
オリーブオイル 少々
【エビと青じその手まり寿司】
酢飯 1合分
ゆでエビ 小6尾
青じそ 3枚
めんつゆ 大さじ3
ごま 少々
◆作り方
【牛肉の手まり寿司】
【1】ボウルにご飯と【A】を入れ、しゃもじで切るように混ぜる。
【2】鍋に【B】を入れて沸騰したら火を止める。
【3】牛肉をしゃぶしゃぶの要領で沸騰させた湯(分量外)にさっと通し、【2】に入れ混ぜて15分ほど置く。味が染み込んだ牛肉を取り出し、鍋に残った漬け汁の水分を半分ほど飛ばす。
【4】【1】をゴルフボールほどの大きさに丸め、【3】の牛肉をのせる。漬け汁をスプーン等で少々塗り、生姜の千切りをのせてラップで包んで持ち運ぶ。
【菜の花と卵の手まり寿司】
【1】さっとゆでて絞った菜の花をめんつゆに20分以上漬けて、先は長さ3cm、茎は長さ1cmに切る。茎は酢飯に混ぜる。
【2】フライパンにオリーブオイルをひき、【A】で薄焼き卵を2枚作って各3等分に切る。
【3】丸めた酢飯の上に【2】、菜の花の先をのせ、ラップで包んで持ち運ぶ。
【エビと青じその手まり寿司】
【1】エビは縦半分に切って背わたを除き、めんつゆに20分ほど漬ける。青じそは縦半分に切る。
【2】丸めた酢飯の上に、青じそ、エビ2枚(1尾分)をのせてごまをかけ、ラップで包んで持ち運ぶ。
教えてくれたのは
minokamo 長尾明子さん
料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。
『めばえ』2018年4月号
【10】大根とにらのプルコギ丼
子どもが好きなテッパンの甘辛味を韓国風に。韓国の定番料理プルコギも、お家で簡単に再現できます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
牛こま切れ肉 300g
【A】
酒 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
オイスターソース 大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
ごま油 小さじ1
にんにく(すりおろし) 小さじ1
玉ねぎ 1/2個
大根 6cm(100g)
にら 1/2束
にんじん 1/3本
赤・黄パプリカ 各1/4個
ごま油 大さじ1/2
塩 少々
ご飯 茶碗3杯
◆作り方
【1】玉ねぎは薄切り、大根は6cm長さの細切りにする。にらは6cm長さに切り、にんじん、パプリカはせん切りにする。
【2】牛肉に【A】をもみ込み、玉ねぎ、大根、にんじんも合わせて10分ほどおく。
【3】フライパンにごま油を中火で熱し、【2】を炒める。肉の色が変わったら、パプリカとにらを加えてサッと炒め、塩で味を調える。ご飯にのせる。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママでもある。
『ベビーブック』2014年2月号