【1】鶏そぼろ
ご飯にかけたり、おにぎりの具にしたり。サラダに振りかけるのもちょっとしたアクセントになります。常備菜としておすすめの一品。
◆材料
鶏ひき肉 600g
しょうがのすりおろし 1/2かけ分
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ3
砂糖 大さじ3
◆作り方
【1】鍋にすべての材料を入れて混ぜ合わせる。
【2】鍋を中火にかけて、かき混ぜながら肉に火が通るまで炒る。
◆ポイント
保存するときに、薄く平らにするのがポイント。折って使えるように薄くし、 バットにのせて平らに冷凍する。冷蔵で1週間、冷凍で2~3か月が保存期間の目安。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネー ター、飾り巻き寿司インスト ラクター1級。男の子のママ。育児経験を生 かした簡単で栄養バランスの とれた料理やかわいいレシピ が人気。
『ベビーブック』2016年3月号
【2】鶏そぼろサンド|小さな手でもパッとつかんで食べやすい!おにぎりサンド
海苔で包んで最後に切るだけ。真ん中に詰めたそぼろも半分に切るからキレイにくっきり。ごはんとそぼろの相性ピッタリのおにぎりサンドです
◆材料
(2切れ分)
焼きのり 1/4枚
ご飯 30g
鶏そぼろ※ 15g
◆作り方
【1】焼きのりの真ん中にご飯の半分を薄く広げてそぼろをのせ、残りのご飯でサンドする。
【2】のりの四隅を中心に向けて折りたたんで閉じ、半分に切る。
※鶏そぼろの作り方
小鍋に、鶏ひき肉100g、しょうがのしぼり汁小さじ1、酒大さじ1、しょうゆ、みりん各大さじ1/2、片栗粉小さじ1を入れて中火にかける。菜箸数本でかき混ぜながら、完全に火が通るまで3~4分加熱する。
教えてくれたのは
関岡弘美さん
料理研究家。出版社で料理雑誌の編集に携わった後、渡仏。ル・コルドン・ブルーパリ本校にてグラン・ディプロムを取得。2008年に帰国後は、雑誌やテレビ、広告、イベントなどで活躍。おもてなし料理とワインの教室も主宰。
『めばえ』2017年11月号
【3】豆腐ステーキの野菜そぼろあん
消化吸収のいい豆腐で良質のたんぱく質を。ごはんのおかずにぴったりです。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
木綿豆腐 400g
鶏ひき肉 100g
にんじん 2cm
かぶ 1/2個
かぶの葉 2~3本
小麦粉 適量
サラダ油 大さじ1
【A】
だし汁 1カップ
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1/2
しょうがの絞り汁 小さじ1/2
塩 少々
【B】
片栗粉 小さじ1
水 小さじ2
◆作り方
【1】豆腐は厚さを半分にして、食べやすい大きさに切り、キッチンペーパ ーで包んで10分くらい水きりする。にんじんはゆでて5mm角に切る。かぶとかぶの葉も細かく切る。
【2】【1】の豆腐に小麦粉をまぶし、サラダ油を熱したフライパンで両面をこんがり焼いて取り出す。器に盛る。
【3】フライパンを拭き、ひき肉、かぶ、【A】を入れて混ぜて火にかける。煮立 ったらにんじんとかぶの葉を加え、再度煮立ったら混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。【2】にかける。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。ふたりの女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。子どもの食物アレルギーをきっかけに、アレルギー料理にも力を入れている。
『ベビーブック』2013年11月号
【4】カップそぼろご飯
カラフルにして栄養たっぷり!
◆材料
(大人1人分+子ども1人分)
ご飯 茶碗1と1/2杯分(約250g)
【A】
溶き卵 1個分
砂糖 小さじ2
みりん 小さじ1
塩 少々
【B】
鶏ひき肉 100g
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ2
サラダ油 少々
絹さや(ゆでたもの) 適量
◆作り方
【1】【A】を混ぜる。小さめのフライパンにサラダ油を熱してAを流し入れて炒め、ポロポロになったら取り出し、冷ます。
【2】【B】を混ぜる。【1】と同様に炒めて冷ます。
【3】カップに、大人用はご飯、【2】、ご飯、【1】と交互に重ね入れ、子ども用はご飯、【2】、【1】と重ね入れ、絹さやを飾る。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター、料理研究家。テーマは「おいしくて、作りやすい家庭料理」。NHK Eテレ『クッキンアイドル アイ! マイ! まいん! (2013年3月で放送終了)の料理も監修。
『ベビーブック』2015年4月号
【5】納豆そぼろのとろろ昆布おにぎらず
とろろ昆布のうまみと具がぴったりマッチ !具だくさんなので、パワーランチにぴったりです。
◆材料
(3個分)
鶏ひき肉 80g
ひきわり納豆 40g
赤ピーマン 1/2個
【A】
砂糖 大さじ1/2
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1/2
サラダ油 大さじ1/2
ご飯 400g
塩 少々
とろろ昆布 15~20g
◆作り方
【1】赤ピーマンは縦半分に切り、横に細切りにする。ご飯に塩を加え混ぜる。
【2】フライパンにサラダ油を熱して鶏ひき肉を炒め、色が変わったら納豆とピ ーマンを加える。サッと炒めて【A】を加 え、汁けがなくなるまで炒め煮する。
【3】とろろ昆布を広げ、中心にご飯の1/6量を四角くのせ、【2】の1/3量、ご飯1/6量の順にのせ、しっかり包む。ラップを 巻いて5分ほどおき、切り分ける。同様に2個作る。
◆ポイント
おにぎらずの基本の作り方をご紹介。
■のりは折りたたむ
ご飯を薄い正方形にまとめてのりの中央に置き、のりを手前→左右→奥の順に折って包む。細かく切った具を炒 めて卵でまとめると、崩れないので食 べやすい。具はお好みでどうぞ。
■ラップを巻いて5分おく
のりなどの包む素材とご飯 をなじませると、切ったときにポロポロと崩れにくくなる。
■4等分に切る
幼児は2等分をさらに半分 にした4等分が食べやすい。三角形でも4角形に切ってもOK。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
身近な食材で簡単に作れ て、おいしくて、センス のいいレシピが人気。 双子の女の子と 男の子のママ。
『ベビーブック』2016年4月号
構成/HugKum編集部