そぼろは冷凍保存できる! ギトギトしないコツや、冷凍向きの基本&アレンジそぼろレシピをご紹介

そぼろは冷凍保存できるってご存じでしたか。ただし、脂でギトギトしないために、肉の選び方や下ごしらえにコツがあります。今回は肉そぼろの冷凍向き調理法と冷凍保存方法、そぼろアレンジメニューをご紹介します。

肉そぼろは、常備菜の大定番ですよね。あなたは鶏肉派?  豚肉派?  それとも合いびき肉派でしょうか?  味つけは同じでも、実は美味しく仕上げるコツがあるんです。

失敗しない肉そぼろの作り方

肉そぼろを作る時は、3つが超重要!

⦁ 赤身が少ないひき肉を選ぶ
⦁ 下茹でする
⦁ 生姜をプラス

これらの条件を守れば、時間が経っても美味しい肉そぼろが作れます。

特に豚ひき肉や合いびき肉で肉そぼろを作ったことがある方は、時間が経つと白い脂でギトギトしてしまった…。という経験はありませんか?

そもそも、挽き肉の脂身が多いものを選んでしまったという場合もありますが、余分な脂をきちんと落としていないことが原因。豚ひき肉や合いびき肉で肉そぼろを作る場合は、下茹でするのがベスト!  臭みも多いので、生姜を入れるのもポイントです。

豚ひき肉や合いびき肉でそぼろを作る場合は、煮立たせた酒で下茹でしましょう。余分な脂もとれて旨味も倍増します!

肉同士がくっつかない裏技

肉そぼろを作る時は、菜箸を数本用意して混ぜながら加熱しますよね。もちろん、菜箸でも問題ありませんが泡だて器でもオッケー。クルクルと混ぜながら火を加えると、ふんわりとした食感の肉そぼろができます。

そぼろの冷凍保存方法

肉そぼろは、ラップで小分けにして冷凍用保存袋にまとめて冷凍庫へ。

冷凍用保存袋のみの場合は、十字に印をつけておくと冷凍後に折って使えるので便利です。

豚ひき肉・合いびき肉の場合

前出のように、豚ひき肉や合いびき肉は、酒で下茹でしたものを冷凍するのが断然おすすめ!  酒を鍋に入れて火にかけ、アルコールをきちんと飛ばせば子どもでも大丈夫です。

酒で下茹でした豚ひき肉のそぼろです。翌日でも脂が浮いてきません。

冷凍したそぼろの解凍方法

冷凍そぼろの解凍法は、電子レンジ加熱が最も手軽です。または、流水解凍で半解凍にしてから加熱しても◎。詳しい解凍方法をそれぞれチェックしていきましょう。

電子レンジで解凍

ラップで小分け冷凍した肉そぼろは、耐熱皿に移して電子レンジ加熱できます。電子レンジ600Wで約40秒ほど。加熱時間は量にもよるため様子を見ながら加熱しましょう。途中で上下を返して加熱する方が、より早く、全体的に温めることができます。

凍ったまま流水解凍

流水解凍で半解凍にしてから、再加熱する方法も。油を敷かずにフライパンで炒ると余分な脂や水分が飛ぶのでおすすめです。

流水解凍で半解凍にしたら、耐熱皿に移して電子レンジ解凍もできます。

冷凍したそぼろの保存期間

冷凍そぼろは、3~4週間ほど冷凍可能です。冷凍焼けをする前になるべく早めに食べ切りましょう。

*  *  *

冷凍した肉そぼろは、お弁当のおかずにもなりますし、焼きそばや肉じゃがの具にも最適。いろいろと万能なので、多めに作って冷凍しておきましょう。

撮影・文/川越光笑(たべごとライター・栄養士)

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 基本のそぼろとアレンジそぼろレシピ

次ページからはHugKum編集部が、基本の鶏そぼろと、アレンジしたそぼろのおすすめレシピをご紹介します。基本のそぼろをたくさん作って冷凍しておけば、こんなふうにいろいろアレンジできて便利ですよ。

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