ド派手に行くぜっ! 小澤亮太、山田裕貴ら登壇「テン・ゴーカイジャー」舞台挨拶レポ

オリジナルメインキャスト６名全員が集結！

登壇したのは写真左から【アイム・ド・ファミーユ／ゴーカイピンク】小池唯さん、【ドン・ドッゴイヤー／ゴーカイグリーン】清水一希さん、【伊狩鎧／ゴーカイシルバー】池田純矢さん、【キャプテン・マーベラス／ゴーカイレッド】小澤亮太さん、【ジョー・ギブケン／ゴーカイブルー】山田裕貴さん、【ルカ・ミルフィ／ゴーカイイエロー】市道真央さん、中澤監督の総勢７名。

今回の映画のすごいポイントの１つは、「海賊戦隊ゴーカイジャー」がテレビシリーズ放送から既に１０年経っているにも関わらず、登壇したオリジナルメンバー６人すべてが出演しているというところなんです。

10年ぶりに集まったメンバーの感想は…

映画の上映前に行われた舞台挨拶は、10年ぶりのゴーカイジャーについてのあれやこれやからスタートしました。

ーー10年ぶりの完全新作の台本を手にした時のお気持ちをお聞かせください。

小澤さん

「ゴーカイジャーってタイトルのついた台本が久々すぎて…。台本の中身は想像を絶する10年で、読んでびっくりしたし、またそれが映像になった時も驚きの嵐でした」

山田さん

「10年ぶりに『ゴーカイジャー』って書いてある台本を持って感動してしまって。ゴーカイレッド、ゴーカイブルーといった文字の並びを見て、より懐かしさが増して。この本を僕らは51冊分(テレビシリーズの回数)やり抜いたんだなあって。それでまたこの本が読める嬉しさみたいなものを感じました」

市道さん

「読んだ時に、この台本の感じが懐かしい〜っていうところから始まり、普通におもしろいって思いましたね。10年前と変わらないところがありつつも、変わったところもあり、読みながら、みんなと会った時にはどんな感じになるのかな？  こんな映像になるのかな？  どんな衣装になるのかなって想像するのが楽しかったです」

清水さん

「読んだ時、詰め込んでるな〜って思いましたね。これは恐らく３時間の超大作だろうなと思いました。(笑)　これは（時間内に）収まらないだろうな、これ足りる？って。でも限られた時間の中で見せなきゃいけないところはギュギュって詰まってるので、『うわ〜懐かしい』とか『これこれ！』とか、皆さん（作品をご覧になったあと）盛り上がると思います。ぜひ楽しみにしてください！」

小池さん

「嬉しさもあり、懐かしさもあり、とにかく楽しみで。今回実際にできあがった映像を見て、グッときたりジーンとしたりする感覚があったので、皆さんにもそういう気持ちになってもらえたらいいなと思いました」

池田さん

「ページを開いて一番最初にマーベラスに『変わっちまったな、お前も、この星のやつらも』って言われていて、何やらかしたんだろう俺って思いました(笑)」

ーー監督からは、ゴーカイジャーの新作をというオファーを受けた時の気持ちをお聞かせください。

中澤監督

「ある日プロデューサーに呼ばれて、キャスト６人、スーツアクターみんな揃います。ですから(テレビシリーズの監督の)中澤さんにやってほしいと言われました」

ーーみなさん、ご自身のシーンを含めて見どころを教えてください。

池田さん

「今回の現場でも10年前と何も変わらず家族のように接して、和気あいあいでありながらも、集中して全力で作った作品です。ぜひ隅々まで楽しんでいただけたらなと思っています。自分としては10年前にはできなかった派手なアクションもやっているので、その辺は楽しんでいただけたらなあと思います」

小池さん

「予告にもある、私が銃をバババーッて撃ってるシーンをぜひ見てほしいのと、全体としては、はじめからエンディングまで(見逃すことなく)しっかり楽しんでほしいなと思います」

清水さん

「たくさんの要素が入っていて『あ、あれはあの時の』とかあるので、ぜひ見逃さないでほしいです。個人的にはハカセってこうだよね、っていうところを良くも悪くも変わらずやらせてもらったので、そこも楽しんでいただけたらと思います」

市道さん

「キャスト・スタッフみんなの愛の詰まった、愛の結晶みたいな作品になっています。みなさんが見たかったシーンとか、聞きたかったやりとりとかが絶対入っていると思うし、私のいつものセリフを言うシーンもあるので、そこは楽しみにしてください」

山田さん

「10年の時を経てスタッフさんの愛も感じつつ、こうして集まれて嬉しいです。みんな多分そういった思いでこの作品に参加していて、揃ってやれたことは本当に嬉しくて。今日観てもらえるのも、これから公開されるのも嬉しいです。みなさんにも懐かしんで観てもらえたらなと思います。個人的なところで言うと『マベジョー(マーベラスとジョー)』の絆はありつつ、『え、そんな風にできるの？』て言う、僕が監督に無理を言ったところもあるので、そこは注目していただけたらなと思います」

小澤さん

「10周年で映画ができたことも、ここに今いることも感謝です。見どころとしては懐かしい部分もあり、でも新しい部分もあり、人と人との絆も感じられる部分もあり、前から知っている人も、これからゴーカイジャーを知る人も楽しめる作品だなと思っています。僕自身は今回眼帯をつけていたので、目で語りたいと思って頑張りました。そこはみてほしいです」

中澤監督

「10年経ったゴーカイジャーがどこれからどうなるのか、みなさん10年分のいい芝居をしてくださってます。みんなで頑張って作って、すべてが見どころになっていると思っています」

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トークタイムの合間には男性陣・女性陣それぞれに、当時の思い出を語った仲良しトークが繰り広げられ、まるで同窓会のワンシーンを見ているようです♪

トークタイムの最後は、小澤”キャプテン”の「派手にいくぜ！」の決めゼリフで幕を下ろしました。

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撮影／横田紋子　取材・文／苗代みほ