「牛乳は温めるとなぜ膜ができる?」「食べ物」はナゾだらけ?【ふしぎの図鑑】

温かい飲み物がおいしく感じる季節です。飲み物にスプーンを突っ込んで“ぐーるぐる・・・ぐーるぐる・・・(T_T)

「食べ物で遊ばないのッ!」

「ねぇママ。牛乳って何で薄いフタができるの?」

のぞき込めば、表面にできた膜を言っている模様。

「あ~、その薄い膜ね、それはね・・・・・」

子どもに尋ねられて、どう簡単に教えてあげるか? こういう化学変化ものって、かみ砕いて教えるの、案外難しいんですよね。そんなとき役立つ図鑑、ありますよ!

 

専門用語なしでの説明がしにくい、化学変化モノのギモン

Q どうして牛乳に膜ができるのか?

ママだって化学を習ってますからね。。。エッヘン、とばかり、

「あのね、牛乳は温めるとかたまるのよ。それが膜になっているわけ」

(わかるような、わからないような回答)

だから逆襲です。

「でも、おみそ汁は、温めてもできないよ、何で?」

 

そこで、子どもにもわかりやすく順序だてて説明できる答えを

こちらの本から探しました↓。

A 牛乳のなかに、温めるとかたまる成分があるからです。

温めると、「たんぱく質」という成分が、「脂肪」という成分と一緒にかたまって膜になります。

牛乳のなかにある成分

○たんぱく質

ヒトのカラダのなかで、血や肉をつくる働きをします。

○脂肪

エネルギーになります。

○カルシウム

牛乳のなかには、「カルシウム」という成分もあります。

骨や歯の成長を助けます。

 

 

『ふしぎの図鑑』(小学館)から抜粋

 

これならシンプルに伝わりますね。

もちろん、おみそ汁はなぜ、かたまらないかという新たなギモンが出ることは良いことなのですが、発端のギモンが解決できないと、子どもにとっても消化不良になりますものね。

(おみそ汁は主成分がたんぱく質、脂肪でないからかたまらないのですね)

 

発展させて答えてあげられる大人の虎の巻

ちなみに、この牛乳のたんぱく質は、40℃を超えるくらいからできてきます。牛乳表面では水分が蒸発し、成分がどんどん濃縮されるのでかたまっていくのです。

なんて、知っていたら、もう少しお子さんが大きくなったときに説明できるかもしれません。

50万部も売れた図鑑の理由がココに

実はこの『ふしぎの図鑑』、大人が読んでも知識が増える!楽しい!

上で説明したような、さらなる発展した知識を伝えられるように、「体験につなげるヒント」として各ページの下段に解説を掲載しています。

こんなふうに

この発展系の内容の記載が、人気の秘密でもあります。

 

この『ふしぎの図鑑』は、続編を計画中!

みなさんのお子さんの「あるある・素朴なギモン」をお寄せください。

これぞという疑問は採用して図鑑で回答いたします。
エントリーはこちら

 https://twitter.com/pre_neo

 

 

『楽しく遊ぶ学ぶ ふしぎの図鑑 小学館の子ども図鑑プレNEO』

子どものなぜ?を「わかった!面白い!」に
●いわば「大人の虎の巻」図鑑
幼い子どもが暮らしの中で感じる素朴な疑問に答える図鑑です。
*空はなぜ青い? *どうしておなかがなる? *アサガオは、なぜ朝がわかる? *携帯電話で話せるわけは? *お店の卵は、あたためるとひよこになる?
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