リビング学習机の選び方│狭い間取りのレイアウト法や、マットやパーテーションなど便利アイテムまとめ

「子どもが集中して勉強できる」「成績が上がる」といったよい効果が期待できるリビング学習。リビング学習には、どんな学習机がよいのでしょうか。この記事では、リビング学習のメリット、デメリットをはじめ、リビングの学習スペースやレイアウトのポイントを解説。また、リビング学習机の選び方、リビング学習のおすすめアイテムもご紹介します。

リビング学習、狭い間取りでもできるの?

「うちはリビングが狭いから、リビング学習はできない…」と思い込んでいるママ・パパは多いはず。ですが、狭い間取りでもリビング学習はできるんです。リビング学習机の選び方やレイアウトのコツを説明しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

リビング学習のメリット

まずは、リビング学習のメリットを知っておきましょう。

集中力アップ!

人は無音の環境よりも、適度な物音があるほうが、集中力が上がるといわれています。そのような環境のリビングは、学習スペースにぴったり。親が家事をする物音や、ちょっとした会話などにより、勉強の能率・集中力がアップします。

親が近くにいる安心感

親が近くにいると、子どもは安心します。心の安定は学習効率もアップするため、リビングは学習の場に最適なのです。また、勉強につまいずいているときに、家族にすぐに聞けるのもメリットです。

勉強意欲が高まる

リビングでは、パパやママの視線があります。この視線が適度な緊張感を生み、「勉強しよう」という意識につながります。また、勉強意欲が高まります。

リビング学習のデメリット

メリットがある一方、デメリットもあります。こちらも把握しておきましょう。

リビングが占領されてしまう

リビング学習の最大のデメリットは、リビングが占領されてしまうことです。たとえば、リビングテーブルで学習していると、夕食の支度ができない場合があります。また、リビングに学習机を置くと、その分リビングのスペースが狭くなることも…。

リビング学習では、家族の生活を妨げない位置をどこに設定するか、リビング全体の使い勝手を確保する必要があります。

気が散る

リビングではテレビがついていたり、人がいて会話をしていたり、料理のにおいがしていたりと、気が散る要素があります。それら勉強を妨げ、集中できないケースもあります。

散らかる

リビング学習では、勉強が終わってから片付けをしないと、散らかったままです。ほか、消しゴムのかすが散らかっていたり、勉強道具が広げっぱなし…ということも。リビング学習をする前に、家族でルールを決めておくことが大切です。

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リビング学習はいつからいつまで?

リビング学習には、いつからいつまでというルールはありません。一般的な始めどきは、幼稚園の年長さんころでしょう。小さいうちから家族が側にいる場所で学習する習慣を身につければ、成長してからもその習慣が持続します。

やめどきは、思春期に入ったら。思春期になれば「自分の部屋で勉強する!」と、リビングで勉強することを自然にやめます。ただし、個人によっては期間が前後することがありますし、大学生になってもリビング学習をしている子もいます。

リビングの学習スペースはどこにする?

リビングの学習スペースはどこがよいのか、メリット・デメリットとともに解説しましょう。

学習机を置く

リビングに学習机を置き、そこを学習スペースにする方法です。リビングのテーブルで勉強するのとは違い、学習机なら勉強するモードに自然に突入できます。ただし、学習机を置くスペースを確保しなければならず、リビングが狭い場合は別の方法を考えたほうがよさそうです。

リビング学習机の置き方や選び方、種類はのちほどご紹介します。

ダイニングテーブルで学習する

ダイニングテーブルで学習するのもリビング学習ではよくあります。学習机を設ける必要がないためスペースに余裕がありますし、学習机を購入するコストも抑えられるのがメリットです。

一方、デメリットは、夕食の時間までに勉強を終わらせ、片付けをしないといけません。また、テーブルと椅子の高さが子どもに合わず、姿勢が悪くなる可能性もあります。

カウンターで学習する

キッチン脇のカウンターを学習スペースにするのも一案です。メリットは、学習机を購入する必要がないこと、部屋のスペースを現状のままに維持でき、部屋に圧迫感が出ないことです。

ただし、食事や料理中などにカウンターを使う場合には、常に清潔にしておかなければならず、夕食の準備のために早めに勉強を切り上げなければならないこともあるかもしれません。

リビングに学習机をレイアウトする方法と注意点

リビングに学習机を置く場合、どこがよいのでしょうか。ポイントや注意点を説明します。

大人が見守れる場所に置く

子どもは、親に見守られていると安心し、リラックスして勉強に取り組めます。また、親から見られていることで、適度な緊張感が生まれて集中できます。これらのことから、親が見守れる場所に学習机をレイアウトするのがおすすめです。

生活動線をふさがない

リビングは、人が頻繁に行き来します。そのため、生活動線をふさがない場所にリビング学習机を置くことが大切です。おすすめの置き場所は、家族がよく通る動線と反対の位置。ここなら動線を邪魔せず、子ども勉強に集中できます。

テレビに背を向ける

テレビがついていると、どうしても気になって勉強に集中できません。また、ついていないとしてもテレビが視線に入るだけで気になってしまうことがあります。テレビを気にしないためには、テレビに背を向けるようにして学習机をレイアウトするとよいでしょう。

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リビング学習机の選び方と注意点

リビング学習机の選び方と注意すべきポイントをご紹介します。

記事中で紹介の「オカムラ lieuble1200」(画像はオカムラ 公式ショップ楽天より)

シンプルなデザインがベスト

リビングに学習机を置く場合、シンプルなデザインのものがベストです。シンプルなデザインなら、リビングのインテリアにも馴染みやすく、子どもが大きくなったときにもそのまま使えます。

間取り狭い場合はコンパクトなものを

間取りが狭い場合は、コンパクトなサイズの学習机を選ぶのがおすすめです。とくに、奥行きが浅いものがよいでしょう。奥行き50cm前後の机であれば、生活導線をふさぐこともありませんし、設置スペースも少なくて済みます。

正しい姿勢が保てる椅子を選んで

椅子を選ぶときには、子どもが正しい姿勢を保てるものを選びます。正しい姿勢が保てないと、集中力が落ちてしまったり、目が悪くなったりすることがあるため、椅子選びは重要です。椅子を選ぶときには、次のポイントを押さえたものがよいでしょう。

・子どもの成長に合わせて高さが調整できるもの
・学習机と合うデザインのもの
・耐久性に優れたもの

リビング学習机のおすすめ

通販で購入できる、おすすめのリビング学習机をピックアップしました。

シンプルでおしゃれ

シンプルでおしゃれなデスクなら、子どもが大きくなっても使えます。なかでもおすすめなのは木製のもの。どんなインテリアにもマッチします。

「KOIZUMI(コイズミ学習机) 学習机 ビンテージブラウン

学習机でおなじみ「KOIZUMI」の「Brost」シリーズ。ホワイトオーク無垢材とスチールを組み合わせたブルックリンスタイルのデザインがおしゃれ。シンプルで長く使えます。別売りのラックを取り付けてカスタマイズも可能です。

コンパクトサイズ

コンパクトなサイズなら、リビングに置いても圧迫感がなく、スペースを有効に使えます。また、生活導線を邪魔しないのもメリットです。幅、奥行きを確認して、リビングに収まるサイズの机を選びましょう。

「オカムラ lieuble1200」

奥行き45cmの薄型設計。脚はスラント形状のため、圧迫感がありません。デスクのサイズに応じて、別売りのボードの種類・サイズを自由に組み合わせてカスタマイズできます。

2人で使える

兄弟・姉妹・親子で使いたいなら、ツインデスクがおすすめ。ツインデスクにはさまざまな種類がありますが、なかでも同じ形の2台の机をつなげてツインデスクとして使える「分離型」なら、切り離したり、レイアウトを変えたりして使うことができ、便利です。なお、リビングが狭い場合には、一体型を選ぶとよいでしょう。

「moca company Peanuts Plus 天然木 ツインデスク 幅180 」

無駄な装飾のないシンプルなデザインが魅力。幅180cm、奥行き40cmのデスクです。成長すれば分離してそれぞれの部屋で単独でも使えます。

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リビング学習グッズのおすすめ

リビング学習のお悩みを解消するグッズをご紹介します。

持ち運びできる収納ボックス

リビング学習では、文房具や教科書、ノートなどをリビングに移動させなければなりません。これらを一変に運ぼうとすると、ものを落としたり、なくしたりする可能性があります。そうならないためにも、持ち運びできる収納ボックスを活用しましょう。ものが出し入れしやすく、どこになにが入っているのかパッと見てわかるものを選んでください。

「ナカバヤシ(Nakabayashi) 収納ボックス」

A4サイズのノートやフラットファイル、文房具がたっぷり収納できるボックスです。30cm定規や長いペンなども収納できるのがポイント。持ち手がついているから持ち運びも簡単にできます。

収納ワゴン

ダイニングテーブルで勉強をする場合や、学習机に引き出しなどの収納がない場合には、収納ワゴンを1台用意することをおすすめします。ワゴンがあれば、勉強道具をたっぷりと収納できますし、ランドセルも置けます。選ぶポイントは、キャスター付きのもの、棚の部分の高さが変えられるものだと、移動が楽にでき、ものを出し入れしやすいです。

「[山善] キッチンワゴン キャスター付き バスケットトローリー」

キッチン用のワゴンながら、これがリビング学習用のワゴンに最適。3つのバスケットは入れるモノに合わせて、2.5cm間隔、3段階で高さを選んで設置できるので、ランドセルや教科書、文房具を楽々収納できます。また、キャスターつきだから移動も簡単です。

パーテーション、仕切り

リビング学習で気が散りがちなお子さんにおすすめなのが、パーテーションや仕切りを使うことです。パーテーションや仕切りを使えば、簡単に集中しやすい環境を作ることができます。選ぶ際には、折りたためてコンパクトになるか、持ち運びしやすいかをチェックしましょう。

「ソニック ブース リビガク 集中できる勉強ブース 卓上 LV-7392-I」

気が散る原因をシャットアウトする卓上ブース。斜めに傾いているので手元が暗くなりにくく、脚があるので倒れにくいのが特徴です。プリントをはさめるクリップやポケット、時間割表もついています。

マット

リビング学習の悩みの一つが消しゴムのカスや勉強道具が散らかること。これを解消するのが学習マットです。学習マットなら、勉強道具を広げたまま持ち運びができ、食事で片付けなければならないときにも、さっと移動できます。学習マットのなかでもおすすめなのは、フチがついたタイプです。フチ付きなら、消しゴムのカスが散らばらず、一変に捨てることができます。

「ソニック デスクマット リビガク テーブルマット 透明 LV-6940-T」

透明のデスクマットに、フチが付いているのが特徴的。フチがあることで消しゴムのカスが散らばらず、ダイニングテーブルを汚すことなく勉強できます。

ボード

学習ボードは、つい悪くなりがちな姿勢を改善してくれるアイテム。姿勢が正しくなるだけでなく、集中力もアップします。字が最も書きやすいといわれている10度の傾斜がついた学習ボードを選ぶとよいでしょう。

「アスカ どこでも学習台」

約10度の傾斜がついた学習ボード。この傾斜により、正しい姿勢を保ちつつ、疲れにくくして集中力を高めてくれます。パカッと開けると、ノートや文房具、小物などが入れられる収納スペースが。勉強のときにはもちろん、書見台としても活用可能です。

リビング学習机でますます勉強がはかどりそう

リビング学習は、子どもにとっても親にとってもメリットがたくさんあります。この記事で紹介したリビング学習机の選び方やレイアウトの仕方を参考に、「勉強がはかどる」環境を作ってあげてくださいね。

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文・構成/HugKum編集部

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