使いやすいキッチンツールの選び方
今回は、キッチンでの料理が一気に楽しくなるキッチンツールをご紹介します。
メーカーやデザインを統一
引っ越しなどで新しく揃える場合には、同じメーカーのものを選ぶのが得策。うまくスタッキングできたり、質感が統一されていたりと、キッチンがすっきりと見える上、使い勝手も良くなります。また、デザインも好きなもので揃っていると気分がアガりますよね。毎日のことなので、重要なポイントです。
機能性を重視
育児に仕事にと忙しいママ・パパにとって、料理の時短は欠かせない問題。火の通りがよかったり、電子レンジ調理ができるものはもちろん、ほったらかし調理ができる最新家電もチェックしたいもの。
食器洗い機対応ならコスパも◎
新しく新居を選ぶ際には、食洗機がある方がダントツで便利。最近では、食洗機対応の食器も多く、食後の片付けの時短になるのはもちろん、大体の食洗機が手洗いの1/5程度の水で洗うので、コスパを観点からもぴったりなのです。
キッチンツールの人気ブランド
まずは、きっと一度は耳にしたことのある人気のキッチンツールをご紹介。やはり納得の使いやすさで、悩んで決められない、なんていう場合には、ここから選べば間違いなしです。
ティファール
4層のミネラル粒子を配合したコーティングにより耐久性がよりアップ。温度の見えるお知らせマークで料理のベストなタイミングが分かります。ティファールならではの、片手でワンタッチ着脱できるので、調理中の付け替えもスピーディに。また、蓋は調理中の中身が見やすいガラス製。スタッキングもできるので、キッチンの収納がすっきり整います。
「使い勝手が良い。取扱商品が多い。扱っている店が多くて入手しやすい」(50代・大阪府・子ども3人)
ルクルーゼ
熱伝導にすぐれた、ずっしりとした鋳物の鍋は、計算されたドーム型のフタで、独自のスチームコントロール機能が。素材の雑味は逃しながら、旨みと栄養をしっかり閉じこめるから、美味しくて、料理が失敗なく作れます。なんと、毎日使っても、100年でも持ちこたえる丈夫さなのだそう。カラフルな色合いで、好きな色で統一してみたり、アイテムごとに変えてみたりと、料理をおいしく引き立ててくれます。
「ル・クルーゼはいいものだし、可愛い」(40代・東京都・子ども1人)
ストウブ
煮物や炊飯、無水調理や揚げ物まで幅広く調理に活躍。
ワナベは丸みを帯びた形状で、鍋の中を対流を促し、煮物作りに欠かせない”だしを被せる”調理に秀でています。
雪平鍋のような使い心地。
「使い勝手がいい」(50代・東京都・子ども2人)
バーミキュラ
バーミキュラのライスポットは、炊飯のために特化、そして進化した鋳物ホーロー鍋と、火加減の調節を自動化する理想的な熱源の組合せによって、鍋炊きご飯の美味しさを手軽に楽しめる究極の炊飯器と言えます。さらに、調理モードでは無水調理にロースト、炒め調理、スチームといったさまざまな調理に対応し、30~95℃までの温度設定機能で低温調理や発酵も簡単、いろいろな料理が楽しめる、炊飯器の域を超えた優秀さ。
「おしゃれで洗礼されている」(20代・京都府・子ども2人)
ビタクラフト
シンプルに見えながら、2層のステンレスと3層のアルミからなる全面5層構造。保温力に優れたステンレスと、熱伝導率が高いアルミのそれぞれの性質を一体化したことにより、栄養を壊さず、省エネにもなります。ビタクラフトの本体とフタは隙間なくぴったりと合うように作られているので、加熱すると、水蒸気の膜ができ鍋内部を定温・定圧にし、無水調理に最適な状態をつくることができるので、食材に含まれる水分だけで茹でる無水調理が可能に。素材を味をしっかりと引き出すことができます。
「蓋付き鍋を買ったが、とても使いやすく、重宝している」(30代・茨城県・子ども2人)
柳宗理
日本を代表するインダストリアルデザイナー、柳宗理のカトラリーセット。使い手の視点に立ち、手で模型を作りながら考えるデザイン手法を一貫して続けているそうで、手にフィットする使い心地には納得。忙しい毎日の生活が少し丁寧なものになるはず。
「シンプルなデザインが好き」(50代・神奈川県・子ども1人)
使いやすいキッチンツールのおすすめ
ここでは、具体的に挙がってきたきたキッチンツールをご紹介!これがオススメというお墨付きなので、悩んでいたらぜひ選んでみて。
ティファール 圧力鍋
面倒なイメージのある圧力鍋ですが、片手で簡単に開閉。従来品よりも30%軽量で使いやすいのが魅力。圧力をかけて密閉して調理するので、素材そのものの味や栄養価を十分に活かせて、短時間なので光熱費の節約にもつながります。蒸し料理に便利な中かご付きなので1台2役。安全ロックピンの働きで、蓋がしっかり閉まっていない場合は圧力がかからず、圧力中は蓋が開かないので、子どもがいても安心です。
ビタクラフト 両手鍋
シンプルなデザインの中に上質感が漂う、キッチン映えするオールステンレスモデル。熱効率が良いので、底面にあたった熱が素早く側面にも伝わります
野菜や肉などに含まれる水や油だけで調理ができるので、無水・無油調理も可能
ご飯を炊いたりなんと、ケーキを焼くこともできます。1939年のアメリカで創業以来、信頼に応えてきた自信があるからこその10年保証。ビタクラフトは正常な使用で故障があった場合、無料で修理もしくは取替えが可能なので安心。
柳宗理 日本製 片手鍋
デザイン性はもちろんのこと、実用性や機能性においても高く評価されている柳宗理片手鍋。日本が誇るモダンインテリアの鍋は、洗練されてシンプルで暮らしの道具としてキッチンを演出するインテリアとしても活躍してくれます。
バーミキュラ オーブンポットラウンド
バーミキュラは、「世界一、素材本来の味を引き出す鍋」をコンセプトに開発された、日本の職人がつくる鋳物ホーロー鍋。蓋と本体の密閉性が究極の無水調理を実現。高い密閉性により、食材の旨味・水分が逃げずに素材本来の味を楽しめます。22cmサイズは、カレーやシチューなら8皿分、お米なら6合まで調理可能で便利なサイズ。
staub ストウブ 「 ピコ ココット ラウンド ブラック 20cm 」
お料理をよりおいしく作れるストウブのベーシックな鍋。煮込み・炒め物など日常使いで大活躍。美しいラウンドのフォルムは長年使っても飽きがきません。テーブルにそのまま出しても、料理が冷めにくくおしゃれ。また熱伝導が優れているので、必要最低限の熱で調理が可能です。油分の馴染みやすい黒マットエマイユ加工で焦げ付きも防止。デザインだけではない機能性が嬉しいところ。オール熱源対応でオーブン・200VIH調理器にも使えます。
岩鋳のフライパン
南部鉄器のフライパン。厚みのある南部鉄器は蓄熱性があり、蓄えた熱が効率よく食材に伝わり、素材の味を引き出します。焼き面には細かな凹凸があり、油馴染みが良く焦げ付きにくく、調理された食物には体が吸収しやすい二化鉄を多く含んだ鉄分が含まれ、日常的な健康維持にも。岩鋳の製品は、明治35年の創業以来、400年を越える南部鉄器の伝統を職人たちが守りながら、現代の暮らしにもなじむ製品づくりへ取り組んでいます。
曙産業 だしポット
電子レンジで手軽に旨味の豊かな出汁がひけるだしポット。高密度メッシュのこし網で澄んだだしが取れ、余っただしを保管もできます。目盛付きで計量カップとしても使えるので、ひとつあると便利なポットです。
無印良品 シリコーン調理スプーン
耐熱温度の高いシリコーン素材を使ったスプーン。調理や取り分け時に役立つシリコーン製のスプーンは、鍋底まで無駄なくすくえるので料理を無駄にすることなく使えます。シンプルな見た目もキッチンにすっきりとなじみます。
キッチンツールセットのおすすめ
キッチンツールを揃える時には、セットで買うのがオススメ。スタッキングできたり、インテリアになじんだりと、何かと使い勝手がいいもの。
和平フレイズ ボール セット
においがつきにくく、丈夫で汚れを落としやすいステンレス製。料理の下ごしらえやお菓子作りなど、使い分けに便利な3点セット。別売りのパンチングボウルとのスタッキングもできます。
ティファール キッチンツール 4点 セット
ティファールの、使いやすさを追求したキッチンツール「エピスシリーズ」。丸みをおびたフォルムと、持ちやすいフィンガーレストが付いたデザインで使いやすく、ナイロン樹脂製なので、ふっ素樹脂加工のフライパン等を傷つけにくいのがポイント。耐熱温度は220度で食器洗い機でも洗えます。
キッチンツール収納もチェック
せっかく買ったキッチンツールも、上手に収納できないと使う際にストレスになりがち。使いやすさはもちろん、見た目にもすっきり収納できるグッズをご紹介します。
Come true 包丁スタンド
さまざまな形の包丁、ナイフ、菜箸が収納できるおしゃれなスタンド。防カビ性、抗菌性に優れたステンレス製で水回りに置いても安心。シンプルデザインで、さまざまなキッチンインテリアに合わせやすく、底は自動的に水が排出される構造な上に、着脱可能でお掃除もしやすいのがいいところ。洗ってからの一次置き場にも使えます。
アネスティ・カンパニー スタイルフリー
フライパンや鍋、蓋がすっきりと収納できる便利なグッズ。滑り止めが付いているので安定して使え、また、幅の微調整が出来るのがいいところ。安定感がありぐらつき、ぐらつきがなく、キッチンがスッキリ片づきます
川口工器 コンロ奥ラック
コンロ奥のデッドスペースに使える便利なラック。高さを生かし、鍋置きや蓋の立てかけなど、さまざまなものが収納しやすく、使いやすいのがポイント。手狭なキッチンも、これ一台でスッキリします。
キッチンツールはライフスタイルに合わせて!
さまざまな便利なキッチンツールが登場してきました。それぞれに使ってみたいメリットがあり、選ぶのに悩んでしまう人も多いのでは。まずは、自分の家のライフシーンを思い浮かべてみましょう。機能が揃っていても実は使わないなんてことも。我が家にぴったり!のキッチンツールを選んでくださいね。
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文/松川麗 構成/HugKum編集部